MisterMorph、LarkチャットからAIエージェントを実行できる機能を追加。Slack・Telegramと同じ実行基盤で複数のチャット環境に対応

Lark の個人チャット・グループチャットで、画像を含む質問、ファイル・画像・音声メッセージ送信、メッセージリアクションに対応

ARCH株式会社

ARCH株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 CEO:Yonglong Wei、以下 ARCH)は、ARCH が主導するオープンソースのAIエージェント実行環境「MisterMorph」に、Lark のチャットからAIエージェントを実行できる機能を追加しました。

今回の対応により、Lark の個人チャットやグループチャットから、調査依頼、画像を含む質問、資料画像の確認、ファイル・画像・音声メッセージの送信などを、AIエージェントに依頼できます。Slack、Telegram とあわせて、複数のチャット環境から同じ MisterMorph のエージェント実行基盤を利用できるようになります。

画像説明:MisterMorph のチャット連携の構成。Lark、Slack、Telegram など、複数のチャット環境から共通のエージェント実行基盤へ接続します。

本発表の要点

  • オープンソースのAIエージェント実行環境「MisterMorph」に、Lark を追加しました。

  • Lark の個人チャットとグループチャットからAIエージェントを呼び出せます。

  • 画像を含むメッセージの入力、ファイル・画像・音声メッセージの送信、受信メッセージへのリアクションに対応します。

  • Slack・Telegram とあわせ、3つのチャット環境から同じエージェント実行基盤を利用できます。

背景

AIエージェントの利用は、個人の作業環境やWeb画面だけでなく、日常的な業務チャットにも広がっています。

チームが使うチャット環境では、調査依頼、資料確認、画像を含む質問、定型作業、軽いリアクション、ファイル送信などが同じ会話の中で発生します。AIエージェントを実際の業務に組み込むには、単にチャットへ返答するだけでなく、チームの会話、添付画像、ファイル、グループ内の呼び出し方を扱う必要があります。

MisterMorph は、AIエージェントを単発のチャット応答にとどめず、コンソールや各種チャット連携から利用できるオープンソースの実行環境として開発されています。今回の Lark 対応は、チームの会話の中でAIエージェントを使うための入口を広げるものです。

Lark でできること

MisterMorph の Lark 対応により、個人チャットとグループチャットからAIエージェントを呼び出せます。

たとえば、Lark に貼り付けた画面キャプチャや資料画像について質問したり、グループチャットの中で調査や整理を依頼したりできます。AIエージェントは、会話に返信するだけでなく、ファイル、画像、音声を送ることもできます。受信メッセージへのリアクションにも対応します。

グループチャットでは、AIエージェントをどのような条件で呼び出すかを設定できます。常に反応させるのではなく、チームの使い方に合わせて呼び出し方を調整できます。

主な対応内容

Lark では、次の機能に対応します。

  • 個人チャットとグループチャットでのエージェント実行

  • グループチャットでの呼び出し条件の設定

  • 画像を含むメッセージの取り扱い

  • Lark のファイルメッセージ送信

  • Lark の画像メッセージ送信

  • Lark の音声メッセージ送信

  • 受信メッセージへのリアクション

  • MisterMorph の管理用コンソールからの起動

Lark では、受信した画像を一時保存し、AIエージェントの入力として扱います。現在の実装では、1メッセージあたり最大3枚までの画像を対象にします。

利用イメージ

Lark のチームチャットで、画面キャプチャや資料画像を添えて「この内容を要約して」「確認すべき点を整理して」と依頼できます。担当者が別の画面へ移動しなくても、普段の会話の中でAIエージェントに作業を渡せます。

また、Slack や Telegram を使うチームでも、同じ MisterMorph の実行基盤を利用できます。社内チーム、外部パートナー、検証環境などでチャットツールが分かれている場合でも、AIエージェント側の考え方をそろえやすくなります。

複数のチャット環境を同じ仕組みで利用

MisterMorph は、Telegram、Slack、Lark などのチャット連携で、共通のエージェント実行基盤を使います。

各チャット連携は、チャットごとの受信メッセージを受け取り、MisterMorph のエージェント実行へ渡します。エージェント側では、利用するAIモデル、ツール、会話の記録、実行ログなどを共通の仕組みで扱います。

これにより、チャット環境ごとに別々のAIエージェントを用意するのではなく、同じ実行基盤をもとに複数のチャット環境へ展開できます。

画像説明:Lark、Slack、Telegram から同じ MisterMorph エージェント実行基盤を呼び出す流れ。各チャット連携が受信、正規化、返信を担当し、エージェント実行は共通化されます。

Slack 実行環境と Telegram 実行環境

MisterMorph の Slack 実行環境は、Slack のイベントを受信し、画像添付、スレッドの文脈、グループ内の呼び出し条件、メッセージリアクションなどを扱います。

Telegram 実行環境は、個人チャットとグループチャットを扱い、グループ内の呼び出し条件、メッセージリアクション、画像を含む入力、ファイル・画像・音声送信などに対応します。

今回の Lark 対応は、これらのチャット連携と同じ考え方で実装され、MisterMorph の共通エージェント実行基盤へ接続します。

技術情報と注意事項

Lark 対応は、Lark の自社作成アプリを前提にしています。利用には、Lark アプリの作成、ボット機能、メッセージ受信、メッセージ送信・返信、画像やファイルの扱い、メッセージリアクションなどの権限設定が必要です。

また、Lark のアプリは、利用するワークスペース、認証情報、イベント購読に紐づきます。複数の環境で使う場合は、それぞれの環境に対応したアプリと実行インスタンスを用意する必要があります。

MisterMorph は、公開コールバックURLではなく、Lark 公式の長期接続方式でイベントを受け取ります。これにより、公開URLを用意せずに Lark のイベントを受信できます。受信したメッセージは MisterMorph の共通処理に入り、会話ごとの処理、エージェント実行、送信処理を通じて Lark へ返信されます。

初期対応では、次の項目は対象外です。

  • カード

  • リッチ投稿本文

  • 汎用的なファイル閲覧

  • 動画

  • アプリストア型の複数組織向けインストール手順

想定する利用者

  • AIエージェントをチームのチャット環境から呼び出したい企業・チーム

  • Slack、Telegram、Lark で同じエージェント実行基盤を使いたいチーム

  • 画像を含む質問や資料画像の確認をチャットから扱いたい利用者

  • AIエージェントをボットとして検証し、将来の業務システム連携へ広げたいプロダクトチーム

  • オープンソースの実行環境をもとに、チャット連携を検証したい情報システム部門や技術チーム

今後について

ARCH は、MisterMorph のチャット連携を、実際のチーム利用に耐えるエージェント実行環境として改善していきます。

今後は、対応するチャット環境、画像入力、ファイル送信、グループ内の呼び出し条件、会話の記録、実行ログなどを継続的に整備します。承認や監査記録など、チーム利用に必要な機能についても、利用者からの意見をもとに検討していきます。

代表コメント

ARCH株式会社 代表取締役会長 兼 CEO Yonglong Wei のコメント:

「AIエージェントは、個人の作業環境だけでなく、チームが日常的に使うチャット環境から実行できる必要があります。MisterMorph のチャット連携は、Slack、Telegram、Lark など、それぞれのチャット環境に入口を用意しながら、エージェント実行の中核を共通化するためのものです。今回の Lark 対応により、より多くのチームが自分たちの会話環境からエージェントを試せるようになります。」

関連リンク

会社概要

  • 会社名:ARCH株式会社

  • 代表者:代表取締役会長 兼 CEO Yonglong Wei

  • 所在地:東京都千代田区

  • 事業内容:AIエージェント、企業向けAIシステム、デジタル出版サービスの開発

  • URL:https://archkumo.com

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会社概要

ARCH株式会社

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URL
https://archkumo.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田鍛冶町3-7-21 806
電話番号
-
代表者名
YONGLONG WEI
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2023年09月