子どもの30.7%に「お口ぽかん」―田原市立童浦小学校で全校児童約350人が姿勢と命のつながりを学ぶ体験型講演

「ピタ・トン・オン」は、なぜ必要なのか。給食中の誤嚥・窒息事故、学習、運動を身近な題材に伝える

THDC合同会社

姿勢・口腔機能の教育事業を展開するSHISEIアカデミー(運営:THDCLLC、代表:堀尾麻衣)は、 2026年6月25日 、愛知県田原市立童浦小学校の学校保健委員会で、全校児童約350人と教職員・保護者を対象に体験型講演を実施しました。

テーマは、子どもに見られる「お口ぽかん」と、身体を支えにくい「ぐにゃぐにゃ・猫背姿勢」です。同校には「ピタ・トン・オン」という姿勢の合言葉があります。しかし、言葉だけでは行動が続きにくい。そこで、給食中の誤嚥・窒息事故、学習、運動という子どもに身近な場面から、「なぜ姿勢が大切なのか」を伝え、姿勢を保つために必要な運動機能を全員で体験しました。


【開催概要】

開催日: 2026年6月25日

会場:愛知県田原市立童浦小学校

対象:全校児童約350人、教職員、保護者

主催:田原市立童浦小学校

講師:SHISEIアカデミー

運営:THDCLLC


今回の要点

・「ピタ・トン・オン」が行動として定着しにくい背景を、「姿勢が必要な理由を知らないから」と捉えて講演を設計

・「お口ぽかん」「ぐにゃぐにゃ・猫背姿勢」を、給食、学習、運動という日常場面と結び付けて解説

・姿勢を“注意されるもの”から、“自分と大切な人の命や日常を守るもの”へ転換

・スクワットや「ヨットのポーズ」を通じ、姿勢を保つための体幹機能を全員で体験


「合言葉があるのに、なぜ浸透しないのか」

童浦小学校では、「ピタ・トン・オン」を姿勢の合言葉として日頃から伝えてきました。それでも、授業中や給食中に姿勢が崩れる児童は少なくありません。


本講演では、その理由を「子どもが姿勢の形を知らないから」ではなく、「なぜその姿勢が必要なのかを、自分の生活と結び付けて理解する機会が少ないから」と整理しました。


「背筋を伸ばしなさい」と形だけを教えるのではなく、姿勢が呼吸、口唇の閉鎖、舌の位置、食べる機能、学習時の身体の安定、運動時の力の出し方とどのように関係するのかを、クイズと体験を通じて伝えました。


「お口ぽかん」「ぐにゃぐにゃ姿勢」を、個人の癖で終わらせない

全国の3~12歳の小児3,399人を対象とした疫学調査では、30.7%に日常的な「お口ぽかん(口唇閉鎖不全)」が認められました。お口ぽかんは、単なる見た目や癖としてではなく、口呼吸や鼻閉、食べ方などとの関連を含めて評価する必要があります。


また、身体を椅子に預ける、机に伏せる、頭を支えにくいといった姿勢も、本人のやる気だけで片付けるのではなく、姿勢を保つための身体機能や環境を含めて考えることが重要です。


講演では、口と姿勢を別々に捉えず、呼吸・舌・体幹・食べる機能がつながる一つの身体として考えました。


給食中の事故から、「姿勢は命のためにある」と伝える

子どもにとって最も身近な食事の場が、学校給食です。消費者庁は、食品による子どもの窒息・誤嚥が死亡にも至り得る事故として、継続的に注意を呼びかけています。


誤嚥・窒息事故は、食材の形状、口に入れる量、発達段階、食べ方、見守りなど複数の要因が関係し、姿勢だけで防げるものではありません。本講演では、その安全対策の一つとして、足が床につくこと、身体を安定させること、食べることに集中できる環境を整えることの意味を伝えました。


もし重大な事故が起これば、家族に会う、話す、笑い合うという当たり前の日常さえ失われかねません。だから姿勢は、見た目を整えるためだけにあるのではない。自分と大切な人の命、そして日常を守るためにある。このメッセージを、児童に強く伝えました。


学習と運動でも、自分の身体で違いを確認

学習では、机に伏せた状態と身体を支えた状態を比べ、見る、聞く、書くために身体の安定が必要であることを確認しました。


運動では、「スクワット」や「ヨットのポーズ」などを実践。姿勢を保つことが簡単ではないと体感しながら、体幹を使って身体を支える感覚を確かめました。できる・できないを評価するのではなく、「自分の身体は今どうなっているか」に気付くことを目的としました。

皆さん、真剣にお話を聞いてくれて、質問にも反応してくれました。


参加者の声

「姿勢は命にもつながっていると知り、改めて『ピタ・トン・オン』を続けたいと思いました」(児童)


「体操がとてもきつく、自分の身体について考えるきっかけになりました。家族にも教えたいです」(児童)


「授業中の姿勢が気になっていました。姿勢や舌について学べたので、家庭でも一緒に取り組みたいです」(保護者・地域参加者)


会場では児童だけでなく、教職員や保護者も一緒に身体を動かしました。「学校で聞いて終わる」のではなく、家庭で話題にし、家族で実践したいという声につながりました。


歯科の知見を、学校で使える教育へ

歯科では、歯や歯並びだけでなく、呼吸、口唇、舌、咀嚼、嚥下などの口腔機能も扱います。SHISEIアカデミーは、こうした専門知識を専門家だけのものにせず、子どもや家庭、教育現場が日常で使える言葉と体験へ翻訳することを重視しています。


「ピタ・トン・オン」という短い合言葉に、「なぜ必要なのか」という意味が加わることで、姿勢は注意されて直すものから、自分で選び直せるものになります。


【今後の展望】

THDCLLCは、「呼吸・姿勢・口腔機能を教育に」を合言葉に、歯科医院だけでなく、学校や地域と連携した健康教育を広げてまいります。単発の講演で終わらせず、学校と家庭で繰り返し使える共通言語と実践方法を届け、子どもが自分の身体と命を守る力を育む機会をつくります。


【参考資料】

新潟大学「子どもの“お口ぽかん”の有病率を明らかに」

消費者庁「食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意」

田原市「小学校児童数・中学校生徒数」


【SHISEIアカデミーについて】

SHISEIアカデミーは、「姿勢と口腔を全世代の当たり前に」を理念に、呼吸・姿勢・口腔機能に関する教育事業を展開しています。


【本件に関するお問い合わせ・取材のお申し込み】

企業名:THDCLLC

代表:堀尾麻衣

TEL:080-4952-8020

E-mail:thdc0123@gmail.com

公式サイト:https://thdc-llc.com/

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業種
医療・福祉
本社所在地
愛知県豊橋市高師本郷町 字北浦62-1
電話番号
0532-75-9150
代表者名
堀尾麻衣
上場
-
資本金
20万円
設立
2019年01月