種の大量絶滅を前に、『徒歩で歩く150億年の旅』（バベルプレス刊）で知る地球、そして人類。

本日２０日発刊される『徒歩で歩く150億年の旅（A Walk through Time)』(発行：バベルプレス）。
本書は、宇宙の起源から人類登場までの150億年を散歩するというまったく新しい視点で綴られています。この本が生まれるきっかけとなったのが、1997年、カリフォルニア、イギリス、そして東京で開催されて以来、今も世界各地で開催されている1.5キロメートルの実際の散歩道を使ってこの150億年を追体験するイベント「時間散歩ー宇宙塵から人類まで」です。ここでは、100万年がわずか30cm。そして人類が登場するのは、1.5㎞の散歩道の最後のわずか90㎝です。
展示に使用された170枚のカラー写真とともに歩む150億年の旅。種の大量絶滅という断崖に至る前に、あなたの遺伝子の遥かな物語を知ってください。

『徒歩で歩く150億年の旅』を案内する女性進化生物学者のエリザベット・サトゥリスは、地球そのものが生きているというガイアの視点に立ち、本書で次のように警告しています。
「わずか500万年前に登場したに過ぎない人間が、6500万年間（地球上の生物の大量絶滅で幕を閉じた白亜紀・中世代が終わり、この6500万年前に新生代が始まる）で最大の種の大量絶滅を急激に引き起こしつつあり、これから数千万年にわたる地球上の生物系の生存能力と生命の質に取り返しのつかない影響を与えている」と。
＜環境＞という言葉では言い表せない地球の大きな危機。生きている地球の現在と未来を考える書。中高生にも分かるよう平易な訳文でまとめられています。

書　名　：　『徒歩で歩く150億年の旅（A Walk through Time)』
出版社　：　株式会社バベル（バベルプレス）
判　型　：　Å５判　上製　オールカラー　本文223頁
定　価　：　1890円（税込）

出版企画　：　株式会社アレフ（本社・札幌）
　　　　　　　　ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」、地ビール「小樽ビール」などを
　　　　　　　　展開、アーヴィン・ラズロの『深化の総合心理』などをバベルプレスより発刊
　　　　　　　　している。