米エーオン、人事コンサルティングのヒューイット買収

エーオンコンサルティングとヒューイット11月半ばまでに統合
日本企業のグローバル人事支援を強化

エーオンコンサルティングジャパン（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：堀江徹、以下、エーオンコンサルティングジャパン）は、保険・再保険仲介の世界最大手であるエーオンコーポレーション（本社：米国イリノイ州、以下、エーオン）のグループ会社で、組織人事コンサルティングサービスをグローバルで展開しています。

エーオンは人事コンサルティング会社のヒューイット・アソシエイツ（本社：米国イリノイ州、以下、ヒューイット）を総額約49億ドル（約4300億円）で買収すると12日に発表しました。今回の買収は、エーオンにとって過去最大の買収案件です。買収は現金と株式交換の組み合わせで実施し、11月半ばまでに完了する計画です。大手企業を顧客に30カ国以上で事業展開するヒューイットの買収でコンサルティング部門を強化します。

今回の買収により、エーオンは傘下のコンサルティング会社エーオンコンサルティングとヒューイットを統合します。統合後の新会社は2万9000人の従業員を抱え、年間売上高は約43億ドルになり、組織・人事コンサルティング業界では世界最大規模となります。リーダーシップ開発や福利厚生関連のコンサルティングが主力のエーオンコンサルティングとは顧客層やサービス内容が重ならないため、ヒューイットが手掛ける年金や事務関連のアウトソーシングをエーオンの顧客に売り込むといった相乗効果を狙います。統合により2013年に3億5500万ドルのコスト削減を見込みます。

エーオンコンサルティングの日本法人であるエーオンコンサルティングジャパン株式会社代表取締役社長の堀江徹は次のように述べています。
「エーオンコンサルティングの日本法人は、日本企業のグローバル化を組織・人事の観点からサポートするコンサルティングではマーケットをリードしてきましたが、ヒューイットのグローバルネットワーク、中でも日本企業が多く進出している中国、インド、タイやヨーロッパなどの国における地域的な強みと、報酬データや人事アウトソーシングなどの業務的な強みを統合することにより、さらに効果的なサービスを提供できると確信しています。」




【エーオンコンサルティングジャパンについて】
http://エーオンコンサルティング.jp/
保険・再保険仲介の世界最大手であるエーオンコーポレーション（本社：米国イリノイ州シカゴ、120カ国・500拠点、3万8千人の社員）のグループ会社。エーオンコンサルティングとしては、102カ国で6500人のプロフェッショナルを有する。クライアントの個別ニーズに応じたコンサルティングサービスを全世界で1万社（フォーチュングローバル500の約半分の企業含む）に提供している。エーオンコンサルティングジャパンは、2008年4月から営業開始。①グローバル組織人事戦略コンサルティング、②リーダーシップ開発プログラム、③福利厚生コンサルティングの3つの業務を柱に展開している。


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