JICAオープンイノベーション企画　民間人材との共創で途上国の”食"に革新を！

JICA Innovation Quest

　  
　JICAは、2019年11月より、途上国でのSDGsゴール2（飢餓をゼロに）の課題解決に向けて、JICA職員と民間企業からの参加者の共創により生まれたアイデアを磨く、オープンイノベーション企画「JICA Innovation Quest（通称ジャイクエ）」を開始しました。来る2020年2月22日（土）に、ジャイクエ参加5チームが、3か月の成果として開発途上国の課題を解決するアイデアを発表し、優秀アイデアを決めるファイナル・プレゼンテーションを実施します。
※重要なお知らせ：本イベントにつきまして、東京都内において新型コロナウイルスの感染者が複数確認されている状況から、参加者の健康と安全を第一に考え、一般参加の受付をとりやめ、プレゼンテーションをYouTubeによるライブ配信のみという形で実施する方針に変更しております（2020年2月20日19時時点）。以下のURLからアクセス、ご視聴いただけますと幸いです。（https://www.youtube.com/watch?v=7naQFP_tNIk）

JICA Innovation Quest　ファイナル・プレゼンテーション
日時：2020年2月22日（土）13:30-17:40　

場所：SHIBUYA QWS（渋谷キューズ）（渋谷スクランブルスクエア15階）（注１）SCRUMBLE HALL※会場での一般参加はありません。
詳細：https://jiqfinal2020.peatix.com/

＜当日のプログラム＞
 

 

　
　SDGsの野心的で幅広いゴールを途上国で達成するためには、前例にとらわれない、新たな視点や方法でのソリューションが必要です。「多様なバックグラウンドや知見・経験を持った人々との共創を実践し、国際協力における革新を実現する場を創りたい」この思いを形にすべく、JICA内の若手有志チームを中心に、2019年4月に本企画が発足しました。

　第一回目のジャイクエでは、スリランカ、ブータン、ペルー、マダガスカル、タジキスタンを対象に、SDGsゴール2（飢餓・食・栄養・持続可能な農業等の分野）の課題をテーマとしています。異なる企業・機関からの参加者とJICA職員が6人で１チームを形成し、チームごとに担当国の課題解決策を3ヵ月かけて検討しています。

　また慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科（慶應SDM）（注２）及びSHIBUYA QWS（渋谷キューズ）と連携し、慶應SDMからはシステム×デザイン思考の実践ノウハウを、またSHIBUYA QWS（渋谷キューズ）からはアイディエーションのための共創空間をご提供頂いています。各チームの最終アイデアは、2020年2月22日（土）審査され、最優秀チームは現地調査を通じたアイデアの検証等を行う予定です。
 

 

第一回の参加メンバー

チームでのアイデア創出の様子

 

 

注１：SHIBUYA QWS（渋谷キューズ）
2019年11月に渋谷スクランブルスクエアにオープンした、社会価値につながるアイデア・新規事業などを共創していく産業交流施設。ジャイクエ内外の人・プロジェクトとの出会いの場として、同施設の一部をブラッシュアップステージのプロジェクト作業スペースとして協賛にてご提供頂いています。https://shibuya-qws.com

注２：慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
科学技術から社会システムまで、あらゆるものごと全体を俯瞰的に捉え、体系的に分析し、新しい解決策を創造的にデザイン・マネジメントしていく、システムデザイン・マネジメント思考を専門とする教育機関。システム×デザイン思考に基づいたアイディエーションなどについてジャイクエプログラムへのノウハウを提供頂いています。http://www.sdm.keio.ac.jp/