「めざせ!世界一のクリスマスツリーPROJECT 〜輝け、いのちの樹。〜」~来場者数141万人突破!無事にクロージング!~
西畠清順「このあすなろの木を誇りに思うし、心からのありがとうを伝えたい」
12月26日(火)に行われたクロージングセレモニーは、今回クリスマスツリーとして使用している「あすなろの木」のふるさと、富山県氷見市の伝統芸能「獅子舞」の演舞から始まりました。
この日に合わせ、富山県氷見市の林正之市長や、市民でつくる「そらゆめ応援団」のメンバーら約百十人が神戸へ駆けつけて下さいました。その後、「スーパーストリングスコーベ カルテットKYOTO」の演奏があり、弦楽四重奏のハーモニーが会場を包みました。
徐々に辺りも暗くなり、クリスマスツリー周辺にはたくさんの人が集まり、最後の点灯式のカウントダウンは、プロジェクトの発起人である西畠清順が行いました。点灯式後、会場では、氷見寒ぶりを使った振る舞い鍋が300名分振る舞われ、用意していた整理券を求めて行列ができました。氷見市からは、寒ぶりの鍋、神戸市からは、灘五郷のお酒が振る舞われる中、氷見獅子方連中による「獅子舞」演舞も行われました。
クロージングセレモニー後半では、イベント最終日のご挨拶として、神戸市の久元喜造市長が『西畠清順さんはこのプロジェクトを1人で考え、そしてお金も西畠清順さんに出して頂いて、そしてたくさんの人に呼びかけて頂いて、このプロジェクトを成功に導いてくださいました。西畠清順さんの力がなかったら、このプロジェクトは存在しなかったと思います。そして、この神戸の地からこのクリスマスツリーの姿を発信することもなかったと思います。』と話したうえで、あすなろの木が繋いだ縁にもふれ、『今回のご縁が西畠清順さんと神戸のご縁。神戸と氷見市のご縁。そしてこのプロジェクトを通じて繋がったすべての皆さんのご縁がさらに大きく豊かなものになりますように。』と話しました。
続いて、氷見市の林正之市長が挨拶し『放っておけば人知れず木材として切り出されてしまったものが、今回のご縁で、西畠清順さんの力で、多くの人の心に残るクリスマスツリーになったということが本当に私も嬉しく思っております。この12月の間、このクリスマスツリーを愛して、そして、心に残る木として思っていただいたこと、大変ありがたく思っております。』と話しました。
両市長の挨拶の後、愛する氷見の「人・自然・愛」をテーマにオリジナル楽曲を制作している「アコスティックボーイズ」のライブでは、途中、西畠清順も参加して、「あすなろの木」オリジナル応援ソング「夢をのせて」の歌が披露され会場を盛り上げました。
主催者として挨拶した西畠清順は、『このプロジェクトは、支えてくださった神戸市、神戸を代表する企業の方々、全国から参加してくださったアーティストの方々、そして、このあすなろの木を送り出す為に絶大なる応援と協力をしてくださった氷見市のみなさんのおかげで、ここまで来る事ができました。本当に感謝しています。このプロジェクトを語るのに、苦労は語りたくないんです。でも批判も受けました。ご意見も頂きました。知らないふりをするのではなくて、全部受け止めました。』と一部の批判にも触れ、『みんなが1本の木に対して、こうやって関心を寄せて、感情移入をして、こうやって集えて、『ありがとう』と言ってもらったり、『また来年やってね』と言ってもらったり、そして何よりこうやってたくさんの方々に来て喜んでもらえたことが、全てだと思います。僕一人が、言い始めたことが、たくさんの人の協力でここまで来て、こうやってたくさんの人とこの日を迎えられたことが全てだと思っています。本当にありがとうございました。』と感謝の気持ちを表しました。
消灯を前に、壇上に上がった西畠清順は、『自分一人の力では、ここまでやり遂げられなかった』と、スタッフを呼び込み、「あすなろの木」への感謝と来場者の皆さんへ感謝の言葉を述べ、壇上の全員で深く一礼をしました。22時を迎えゆっくりと消灯、歓声の中で「めざせ!世界一のクリスマスツリーPROJECT 〜輝け、いのちの樹。〜」は、プロジェクトの幕を下ろしました。
「めざせ!世界一のクリスマスツリーPROJECT 〜輝け、いのちの樹。〜」は、12月2日(土)〜12月26日(火)までの25日間の間で行われ、来場者数141万人が訪れました。また、メッセージオーナメントは、31,280枚が飾られました。
会期が終わった後「あすなろの木」の一部は、神戸・生田神社「生田の森」の鳥居になることが決まっています。
(※注)世界一のクリスマスツリーとは、人工ではなく、人が届けた生木のクリスマスツリーとして根鉢を含めた鉢底から葉頂点までの植物体の全長が史上最大です。
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