宝石メディア運営のカラッツがミネラルショーで宝石無料鑑別を実施
宝石専門ネットメディアを運営するカラッツが、2019年11月8日〜10日、ツインメッセ静岡にて行われた「ミネラルザワールドin静岡」で宝石の無料鑑別ブースを出展した。
2019年11月8日〜10日、宝石鑑定士が監修する専門メディアや、宝石ネットショップを運営する株式会社カラッツ(東京都台東区)は、ツインメッセ静岡にて行われたミネラルショー、「ミネラルザワールドin静岡」にて宝石の無料鑑別ブースを出展した。
ミネラルショーとは宝石や鉱物などの展示即売会のこと。「ミネラルショー」「ミネラルフェア」とも呼ばれる。東京・愛知・大阪などの国内大都市を中心に開催され、近年急成長し、地方都市にも広まっている。
もともと海外を始めとする宝石展示会では通常、GIAを始めとする鑑別機関がブースを出し、宝石鑑別やダイヤモンド・グレーディングのサービスを行っている。これにより万が一偽物の宝石が検出された場合もその場での対応が可能となるため、出展企業に一定のプレッシャーが掛かる構造となっている。
一方、ミネラルショーではこういった鑑別ブースが出されることは稀で、そのため人造石や類似石などいわゆる偽宝石の問題が、急成長の裏で複数の専門家から指摘されている。
このような背景を受け「ミネラルザワールドin静岡」の主催者である株式会社ジェムワークス(群馬県伊勢崎市)はカラッツ社に出展を打診。当日は一般参加者向けの無料特典としてブースにて宝石鑑別が行われた。
当日は神奈川県や愛知県など無料鑑別を目当てに他県からわざわざ足を運ぶ依頼者もいるなど、来場者から好評を得ていた。同社は今後もミネラルショー自体の信頼性をより底上げしていきたいと語る。
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