「Beyond the Spacetime」現代アート×古美術の時空を超えたコラボレーション展

2024年2月24日(土）- 3月15日(金）

YUKIKOMIZUTANI×SENSHUTEY　2024年2月24日(土）～ 3月15日(金）＠YUKIKOMIZUTANI
現代アート×古美術のコラボレーション

この度YUKIKOMIZUTANI（東京都・品川区）では、2024年2月24日(土)から3月15日(金)まで、古美術と現代アートによる展覧会「Beyond the Spacetime」を開催いたします。本展は中国の古美術全般を取り扱う千秋庭とのコラボレーション企画です。YUKIKOMIZUTANIからは山本基、釘町彰、ヤビク・エンリケ・ユウジ、坪本知恵の作品を展示し、時空を超えた美しさのコントラストを演出いたします。
現代を生きるアーティストたちの作品が、5000年の時空を超えた古代の造形美と出会うことで生まれる新たな空間。是非ギャラリーにてご体感ください。

「Beyond the Spacetime」 開催概要
会期：2024年2月24日(土)～2024年3月15日(金)12:00 – 18:00　※日・月・祝 休廊
会場：YUKIKOMIZUTANI　 (東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA ART COMPLEXⅡ 1F)

ギャラリートーク：24日(土)午後5時より千秋庭/大島千秋氏、井上健司氏によるギャラリートークを開催

参加作家プロフィール
山本基

塩を用いたインスタレーションや主にアクリル絵具で描かれる平面作品などで広く知られ、ニューヨーク近代美術館MoMA P.S.1やエルミタージュ美術館など、国内外の美術館展示では主に塩のインスタレーションを制作してきました。亡き人への想いを作品へと昇華させ、その想いが美しさとして作品を包み込みます。本展では「迷宮」をテーマにしたペインティングの大作などを展示いたします。

釘町彰

現在パリのアトリエを拠点に天然岩絵具や墨、胡粉などを用いて絵画作品を制作。パリのセルヌスキ美術館にも彼の作品が所蔵されていますが、作品の領域を限定することなく写真や映像を用いて幅広く作品を制作し、現代アーティストとして精力的に活動しています。ランドスケープに真摯に対峙してきた釘町は、自身を媒体としてこの世界を繊細に写し出します。

ヤビク・エンリケ・ユウジ

ブラジルと日本の文化を融合して制作されるその独特な作品で熱狂的なファンを獲得しているヤビクは、19歳の時に古書店で見つけた雑誌のグラフィックやフォントに衝撃を受けコラージュの創作を始めました。キャンパス作品は一見無機質な抽象絵画のように見えますが、実際には和紙を何層にも貼り付けその上から絵具で描くという、コラージュアーティストらしい独自の技法で作品を生み出しています。

坪本知恵

刻印された文字とその消失をテーマに作品を発表し、その無作為の中に芸術性を見出してきました。ステンシルを用いて何度も塗り重ねられた文字は意味が読み取れない形になりますが、白い下地の間に見え隠れする「とめ・はね・はらい」からそれらが文字であると認識することができます。坪本は過去を「伝わる」と「伝わらない」の連続であると表し、その認識齟齬の上に今があるのだと考えます。そのような不確定で不確実な現実とどう付き合うのか、制作の中で模索しているのです。


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