当社の国内生産4拠点をCO2フリー電力に転換しました

このたび、株式会社朝日ラバー（本社：埼玉県さいたま市）では、福島県にある生産4拠点の購入電力をCO2フリー電力に転換いたしましたのでお知らせいたします。

当社の国内の生産拠点は、福島県西白河郡に福島工場と第二福島工場、福島県白河市に白河工場と白河第二工場の4拠点となります。

こちらの年間電力使用量約6,700MWh（2020年度実績値）について、東北電力株式会社との契約により、2021年12月1日から､東北6県及び､新潟県内の水力発電所､地熱発電所で発電されたCO2フリー電力※１を使用します。

これにより、年間約3,000tの温室効果ガス（CO2）排出削減を見込んでおります。

今回のCO2フリー電力への転換により、当該拠点での事業活動における直接CO2排出量のうち、スコープ1＋スコープ2※2において約85%の削減が可能になります。

 当社グループでは、CO2排出削減目標として、2030年に30％削減（2013年度比）する活動を続けておりますが、今回の購入電力の契約により、目標を達成することになりますが、さらに目標の設定を検討し、引き続きCO2排出削減の取り組みを進めてまいります。

※1　CO2フリー電力とは、水力、地熱、太陽光、風力など発電時にCO2を排出しない電力。
※2　スコープ1：自社での燃料使用による温室効果ガスの直接排出量。
スコープ2：自社が購入した電力や熱の使用による温室効果ガスの間接排出量。

当社は、「AR-2030VISION」で掲げたビジョン「社会に貢献する企業として成長し続ける」の達成に向けて、世界共通の目標であるSDGsのゴールを基に朝日ラバーが重点的に取り組むべき課題を整理し、目標を設定しました。

ゴール13の「気候変動に具体的な対策を」について、自家消費用太陽光発電設備の設置や、お客様のご協力をいただきながら取り組んだ製造方法の省力化､将来の省エネ工法､断熱対策の検討を進めております。