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Global Catalyst Partners Japan投資事業有限責任組合
会社概要

Global Catalyst Partners Japan、使用済PCの再生・販売事業を手がけSDGsの実現ならびに障がい者雇用を促進するポンデテックを関西電力へ売却

〜ストラクチャード・スピンイン投資モデルを活用した戦略投資先ベンチャー企業4社目の売却成立〜

Global Catalyst Partners Japan投資事業有限責任組合

日本と米国シリコンバレーに活動拠点を置くベンチャーキャピタルであるGlobal Catalyst Partners Japan(読み:グローバル・カタリスト・パートナーズ・ジャパン、本社:東京都港区、代表:大澤弘治、以下「GCPJ」)は、大企業における新規事業創出並びに経営人材育成を目的とした投資モデル「ストラクチャード・スピンイン(SSI)投資モデル」による戦略投資先ベンチャー企業を売却することを発表いたします。本件は同投資モデルによる4社目の売却案件となり、使用済PC買い取りから再生、販売事業を手掛ける株式会社ポンデテック(本社:大阪府大阪市、代表取締役:岩田貴文、以下「PdT社」)を関西電力株式会社(本社:大阪府大阪市、代表執行役社長:森本 孝、以下「関西電力」)へ2022年4月21日に売却いたしました。
<第4号売却案件の概要:関西電力×PdT社>
  • PdT社は、関西電力とSSI投資モデルを活用したベンチャーとしてGCPJが外部よりヘッドハンティングした社長とともに2019年10月に設立。価値観の異なる外部人材を招いて事業創出に取り組んでみたいというご要望のもと、案件模索から開始いたしました。事業調査と複数の事業検証を一定期間繰り返した結果、法人企業における使用済みパソコンの買取りおよび再生販売事業を展開することに決定。
  • 本事業はリユース事業に取り組むことに加え、使用済パソコンの再生作業には関西電力の障がい者雇用特例子会社である株式会社かんでんエルハートと連携し、SDGs/ESGに寄与する経営をしております。当該事業が順調に成長し、複数エリアで他社との協業実績も進捗。具体的には、ヤマハ発動機の特例子会社であるヤマハモーターMIRAIと障がい者の就労選択肢の拡大に向けて協業し、PdT社が技術面を支援しながら、ヤマハ発動機グループで使用されたパソコンをヤマハモーターMIRAIにて再生します。
  • 大企業において今後さらに求められるSDGs/ESGへの取り組みを、各地のパートナー企業との連携を通して事業拡大し、社会的意義の高いサービスと利益最大化を今後も実現していきます。

<関係者コメント>
■ 関西電力 経営企画室 イノベーションラボ部長 神田 康弘
PdT社は、事業探索段階での数々の試行錯誤を経て、弊社グループの存在意義(Serving and Shaping the vital Platform for a sustainable society)に沿った事業仮説に辿り着き、ベンチャー企業らしく、顧客起点でスピーディーに事業創出期を乗り切ってこられました。今回、弊社グループにお迎えすることができ、大変うれしく思います。
今後は、弊社グループの経営資源との掛け合わせやパートナー企業との連携強化等に共に取り組み、障がいを有する方々の就労選択肢の多様化および、循環型社会の形成に貢献したいと考えています。
更に、PdT社での0⇒1事業創出経験を弊社グループ内に共有頂くことで、グループ内のイノベーション推進に貢献する存在となることも期待しています。

■ GCPJ 代表 大澤 弘治
PdT社が構築した事業は、単に中古パソコンの買い取りと再販を行う古物商ではなく、大企業にとって経営課題の一つとなっているSDGsに応える一つのソリューションです。同社は毎年大量に廃棄されている法人利用のパソコンを含むオフィス機器等を仕入れ、提携した障がい者雇用特例子会社にて再生作業を行い、再生機器の2次流通を構築するもので、リユースを促進し、障がい者雇用の創出に貢献しています。今後、同社事業の更なる拡大に伴い、収益貢献に止まらず社会貢献にも大きく寄与すると考えています。


<SSI投資モデルについて>
1. SSI投資モデルの概要
GCPJは、「イノベーション母集団の拡大」、「イノベーション人材育成」を目的とし、IT分野をメインとしたマルチステージ(シード~グロース)のベンチャー投資ファンドとして活動しています。通常のベンチャー投資に加え、「オープンイノベーション」活動の一環として日本の大企業が新規事業開発に取り組む中で、領域によって推進が難しい事業アイデアを社内から一時的に隔離し、GCPJが100%出資するベンチャー企業として事業開発する仕組みであるSSI投資モデルを構築し、日本に於けるイノベーション母集団拡大を目指してきました。これまでに13社のSSIベンチャー企業を設立、総額12.7億円の投資を実行し活発な事業創出活動を続けています。
SSIモデルは、本年2月に第四回日本オープンイノベーション大賞経済団体連合会会長賞を受賞いたしました。
また、SSI投資モデルは大企業におけるイノベーションの促進を目的とした経済産業省による「出向起業等支援創出事業」のベースモデルとなっています。

2. SSI投資モデルのメリット
■ 有限責任組合員(以下、LP)として参画した企業は、不確実性の高い初期段階の新規事業を社外の独立したベンチャー企業として設立することで、リスクやライアビリティを限定しつつスピード感を持って事業の発展可能性を見極められます。
■ LP企業に対し当該企業の買収について優先交渉権をコールオプションとして事前付与するため、事業進捗状況を見ながら自社に取り込む是非判断できます。
■ LP企業の人材は出向等の形式でベンチャー企業の立ち上げに参画できるため、失敗した場合でもセーフティーネットが担保された状態で会社経営を実践し、キャリア開発が可能となります。


<SSI投資モデルの活用事例>
大企業の既存のガバナンスを変えることなく外部リソースを活用した柔軟性の高いイノベーションモデルとして、以下の通り活用されています。
  • 事業規模見込、事業領域等の問題で社内での推進が難しい新規事業への取組みとその蓋然性を高めるプロセスとして活用
  • 新規事業創出のための事業プランコンテスト等の出口戦略の一つとして活用
  • 特定の事業アイデアを絞らず、複数事業の「種」に関する市場性の有無を検証する場の提供
  • 社内イノベーション人材への「失敗が許容される挑戦/育成の場」の提供
  • 合弁事業等の新会社設立初期の不確実性の高いリスクを回避する為に活用

GCPJは、今後も様々な事業分野の企業との新規事業創出を活性化させるとともに、SSIモデルの成功事例の共有と活用方法を広く公開することにより、さらなるイノベーション母集団の拡大を目指して参ります。


▼株式会社ポンデテック 会社概要
 大企業に眠るリソースを活用することで昨今の社会課題を解決し持続可能な社会形成に貢献することを目指しています。現在は企業で廃棄されているパソコン・情報通信機器やリモートワークの浸透で事務補助やオフィス掃除の仕事の減少に直面している特例子会社(企業で障がい者を雇用している会社)といったリソースに着目しています。
 これらのリソースに、当社の持つリファービッシュの技術を組み合わせて再生パソコンを作り、ICT教育の支援やデジタルトランスフォーメーション(DX)の環境整備の支援を行ってまいります。

 

 

■社名 :株式会社ポンデテック
■H P  :https://www.pontdes.tech/
■所在地:大阪府大阪市北区中之島3—6—16 
 関電ビルディング3F
■設立 :2019年10月
■代表者:代表取締役 岩田 貴文
■事業 :情報通信機器の買取、パソコンの再生、再生パソコンの販売、障がい者雇用支援

 



▼Global Catalyst Partners Japan 会社概要
GCPJは、1999年にシリコンバレーで創業したGlobal Catalyst Partners(以下、GCP)を起源とする日本ファンドです。GCPは米国にて3ファンドを設立し、2022年にユニコーンIPOを果たしたSoundHound社をシードステージから育成する等、事業創造型ファンドとして投資活動を行ってきました。GCPJは、GCPの共同創設者でマネージング・ディレクターの大澤弘治を中心に2014年に創業し、平出亮らをファンドマネージャーに加えGCPと同様に事業創造型ファンドとして日本でのイノベーション活性化を目指しています。

■社名  :Global Catalyst Partners Japan(グローバル・カタリスト・パートナーズ・ジャパン) 
■H P   :https://gcp-j.com/
■所在地 :東京都港区南青山1−1−1新青山ビル西館7階
■設立  :2014年8月
■代表者 :マネージング・ディレクター兼共同創設者 大澤弘治



 

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URL
https://gcp-j.com/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館7階
電話番号
-
代表者名
大澤 弘治
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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