ピカリング インターフェース、PXIスロットを1個に抑えた高AC/DC負荷スイッチ・モジュールを発表
「40-166」モデル、機械式リレー(EMR)を使用し業界最高のスイッチ機能を提供
電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーション・ソリューションのリーディング・サプライヤであるピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は、機械式リレー(EMR)を使用するソリューション向けに業界最高のスイッチ機能を最小サイズで提供する新しいハイパワー・リレー・モジュールを発表しました。新製品の「40-166」モデルはPXIスロットを1個に抑えており小型で、SPST、SPDT、SP4Tスイッチング構成で提供されます。最大20A(SPDTとSP4Tバージョン)、277VACで最大30A(SPSTバージョン)の負荷スイッチングに最適で最大480VACまたは300VDCの電圧スイッチングが可能なパワー・リレーを使用しています。
ピカリングのパワー・リレー・モジュールは高AC/DC負荷のスイッチングや、大型外付けリレー、接触器、ソレノイドの制御向けに設計されています。「40-166」はAC主電源あるいはDCのいずれかのスイッチングを必要とするアプリケーションに最適で、最大出力5500VA/600Wで最大480VACまたは300VDCのスイッチングが可能です(SPST構成)。さらに、この最新モジュールは30MHz(代表値)パワー・リレー・モジュール向けに優れた帯域幅性能(-3dB)も提供します。
ピカリング インターフェースのスイッチング・プロダクト・マネージャのスティーブン・エドワーズは「シングルPXIスロット・エンベロープは車載/防衛分野向けの他の大電流モジュールと比較すると、シャーシ内でのスイッチング密度を最大化します。スペアのリレー・キットが用意されていることから、お客様は適切なトレーニングによりデバイスの現場修理が可能になり、システムのダウンタイムを最小限に抑えられます。もちろん、『40-166』は私たちの他のスイッチング製品と同様に、3年保証で提供されます」と述べています。
20Aと30Aのバージョンはコネクタ・キーイングを備えており、Windows向けにVISA、IVI、カーネル・ドライバが提供されます。ピカリング・グループのケーブル・コネクタ部門のピカリング コネクトは「40-166」ファミリに対応する広範なアクセサリを提供しており、デバイスはあらゆるPXIシャーシやピカリングのモジュラー型LXIシャーシによりサポートされています。詳細については、https://www.pickeringtest.com/product/40-166-001-power-relay-10xspst-30amp をご覧ください。
ピカリング インターフェースについて
ピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーションの設計/製造を行っている企業です。PXI、LXI、PCIアプリケーション向けに、業界で最も広範なスイッチング/シミュレーション製品を提供しています。さらに、こうした製品のサポートのため、社内のソフトウェア・チームが開発したアプリケーション・ソフトやソフトウェア・ドライバと合わせて、ケーブル/コネクタ・ソリューション、診断試験ツールも提供しています。
ピカリング製品の仕様は世界で使用されている試験システムに対応しており、その優れた信頼性と価値に対しては高い評価が寄せられています。ピカリング インターフェースは米国、英国、ドイツ、スウェーデン、フランス、チェコ共和国、中国での直接的な営業活動とともに、北/中南米、欧州、アジアの国々での代理店網によりグローバルな活動を展開しています。現在、車載、航空宇宙/防衛、エネルギー、産業機器、通信、医療、半導体などのすべての電子機器業界に対し、製品/サービスを提供しています。シグナル・スイッチング/シミュレーション製品や販売窓口の詳細については、http://www.pickeringtest.com/をご覧ください。
日本では、アンドールシステムサポート株式会社(https://www.andor.jp/)がピカリング インターフェースの総代理店となっています。
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