ローズウッド ホテル グループ COVID-19 新型コロナウィルスの影響を受けた従業員とコミュニティを支援する救済基金「ローズウッド レイズ」を設立

ウルトラ ラグジュアリー ホテルグループを展開するローズウッド ホテルズ&リゾーツ®、アジアを中心に展開するニューワールド ホテルズ&リゾーツ™、ライフスタイル ホテルブランドKHOS™の3ブランドを擁するローズウッド ホテル グループはこのたび、新型コロナウィルスに影響を受けたグループの従業員、および当グループが事業を展開する地域で深刻な影響を受けたコミュニティをサポートするための救済基金「ローズウッド レイズ」の設立を発表致しました。
 

 

従業員、ゲスト、パートナー、コミュニティとの強固で永続的な関係性を育み築くことから真のホスピタリティが生まれるという信条である「リレーションシップ ホスピタリティ」に根ざすローズウッド ホテル グループは、業界を動かす並外れた体験の創造のために、人々が持つ力を常に信じ尊重してきました。当グループのホテルとその地域へ揺るぎない献身を示してきた関係者への感謝を込めて設立された「ローズウッド レイズ」は、従業員救済基金、およびエッセンシャルワーカーへの客室、食事の準備、物資の寄付を含むコミュニティに重点を置いた活動を支援しています。

ローズウッド レイズ従業員救済基金
複数の事業者提供災害救済および従業員困窮基金の設計と運営のために創設された米国内国歳入法第501条(C)項(3)号に基づくチャリティ団体のEmergency Assistance Foundation,Inc.（緊急支援財団法人）が管理する「ローズウッド レイズ救済基金」は、ローズウッド ホテルズ&リゾーツ®、ニュー ワールド ホテルズ&リゾーツ™、KHOS™の3ブランドに属する法人オフィスと経営ホテルの従業員を支援することを目的としています。当基金は、新型コロナウィルスの影響で健康に関わる事情からの財政的な困難を抱える従業員、そしてパンデミックにより特に損害を被った地域のコミュニティを優先しながら、新型コロナウィルスの世界的大流行で最大の被害を受けている職種の従業員を支援します。現在の危機が終息した後も、当救済基金は将来の逆境や難局に際しての、当ブランド従業員への支援を継続していきます。

「ローズウッド レイズ」は設立当初の2週間で、ローズウッド ホテル グループの重役および従業員から約200万米ドル（約2億1546万円）の初期誓約を受領しました。これは基金に対する従業員の給与からの寄付と、その金額に対して当社からの同額の拠出を含みます。

「ローズウッド レイズ」に関する詳細な情報の参照や寄付にはwww.rosewoodraise.comをご覧ください。

ローズウッド レイズのコミュニティ活動
世界中にある当グループのホテルとリゾートでは、「ローズウッド レイズ」を実践しながら、ホテルを展開する現地コミュニティをサポートしています。ポートフォリオ内で当初から新型コロナウィルスに影響を受けた物件の中でも、武漢と貴陽にあるニュー ワールド ホテルズ&リゾーツのホテルは、無料宿泊提供を実施し現地の医療従事者に敬意を表しました。ウルトラ ラグジュアリーブランドであるローズウッド ホテルズ&リゾーツでは、アジア太平洋地区、ヨーロッパ、北米にある多数のホテルで、医療関係者、ファーストレスポンダー、地域の病院、そして援助を必要とする家庭や個人を支援する地域団体やチャリティ団体に対して、必要物資と食事を提供しています。

ローズウッド バンコクおよびローズウッド ミラマー ビーチは、最前線での従事者に無料で食事を提供するフードデリバリーサービスである「ローズウッド オン ザ ムーブ」を創設しました。特にローズウッド ミラマー ビーチでは、カリフォルニア州サンタバーバラ全域で、警察官、消防官からゴミ収集人、食料店店員までの必要不可欠な労働者に対して、既に1500食を提供しています。地元の病院で働くキーワーカーへの食事提供を行っているその他の物件には、ローズウッド ロンドン、ローズウッド 香港、ローズウッド アブダビが含まれています。

「人々こそが、ホスピタリティ業界の心臓部だと常に信じています。ローズウッド レイズを通じて、新型コロナ肺炎の世界的大流行により甚大な被害を被った、従業員との連帯と彼らへの感謝、そして現地コミュニティへの支援を示すことを願っています。我々の希望は、深刻な財政面と医療面の困窮に陥っている従業員に対する救済を行うこと、そして前例のないこの困難な期間に、ローズウッド ファミリーが彼らを支援するためにここにいると、この基金を通して知ってもらえることです。」
ローズウッド ホテル グループ最高経営責任者 ソニア・チェンのコメント

救済基金「ローズウッド レイズ」の創設を通じて、ローズウッド ホテル グループは今後数年間にわたり、多層的な資金調達活動とコミュニティ サービス プロジェクトを通して、従業員とグローバル コミュニティを支援するための将来の機会を探り、実行することを誓っています。

ローズウッド ホテル グループについて
ローズウッド ホテル グループは世界最大手のホテル企業の一つであり、19カ国に44軒以上のホテルで構成されています。北米、カリブ海/大西洋地域、ヨーロッパ、中東、アジアでのウルトララグジュアリーなローズウッド ホテルズ&リゾーツ®、中国と東南アジアでの高級感溢れるニュー ワールド ホテルズ&リゾーツ™、ダイナミックでグローバルなビジネス ライフスタイル ホテル ブランドのKHOS™の3ブランドを擁しています。当グループの統合ポートフォリオはrosewoodhotelgroup.comをご参照ください。

緊急支援財団について
緊急支援財団(EAF)は、包括的な従業員災害救済および困窮基金を管理するために設計され、米国内国歳入法第501条(C)項(3)号の規定により課税を免除される、パブリック チャリティの非営利団体です。従業員救済基金は、新型コロナ肺炎による影響を受けた従業員に対しての最速の財政援助を行う手段です。
EAFの低コストモデルと戦略的に整えられたシステムにより、危機発生期間中に一般データ保護規則（GDPR）およびアメリカ合衆国内国歳入庁（IRS）の規制に準拠しながら、国内外の応募者への雇用者による迅速な財政援助提供が可能になります。大統領災害宣言期間中、EAF独自の即時対応プログラムにより、支援を必要とする応募者への助成金支払いが数日内の検証時間で可能になります。従業員救済基金は従業員に対して、支援を必要とする同僚を援助するための免税可能な寄付を行う機会も提供します。

現在、EAFは世界中で800万人以上の従業員に支払われる200以上の基金を運営しています。詳しい情報は、www.emergencyassistancefdn.orgをご覧下さい。