コロナ感染予防にもつながる「涙」の免疫力アップの効果を解説 ~7/11(土)東京台東区で泣くイベントを開催~
意識的に泣いてストレスを解消する『涙活(るいかつ)』を行う感涙療法士の吉田 英史は、2020年7月11日に東京・御徒町で『新型コロナウィルス感染症予防対策に涙活のすすめ』と題して、イベントを開催します。
■泣く活動『涙活』について
涙活とは、意識的に泣くことでストレスを発散する健康法です。涙を流すことによって、自律神経が緊張や興奮を促す交感神経から、脳がリラックスした状態である副交感神経が優位な状態へとスイッチが切り替わります。交感神経とは、身体を動かしたり、緊張したり、ストレスがかかっている時に働く神経です。一方、副交感神経は、寝ている時やリラックスしている時、体力を回復する際に働きます。通常、起きている時には交感神経が優位に働いていますが、泣くとリラックスしている時と同じ副交感神経が優位な状態になります。すると、脳が癒され精神的なストレスまでもが解消されていきます。
■新型コロナウイルス感染予防対策にも、涙を流すことが有効である理由
泣くことによって、免疫力を左右するリンパ球が活性化し、身体の中から病気の原因となるウイルスを撃退してくれます。また、同時に体表面を守る免疫物質IgAの活動も高まり、目や口などから侵入するウイルスをブロックし、感染症にかかりにくくなります。つまり、泣くことによって身体が内と外から強化され、様々な病気の予防に繋がります。
■在宅勤務等が契機で今増えている「テクノストレス眼症」の予防にも
長時間、コンピュータやテレビゲーム、携帯電話などの画面を見ていると、目に疲れが出たり、肩や首、腕が凝ったりしてきます。人によっては、心的にイライラしてきたり、不安な気持ちになったりします。そんな症状に悩まされている人は、「テクノストレス眼症」かもしれません。パソコンなどのディスプレイを使った作業が原因で、目をはじめ心身に影響が出る疾患です。症状がひどくなれば、涙の量が少なくなり眼球の表面が乾燥し、傷や障害が生じやすくなる「ドライアイ」や「心身症」などの病気を引き起こすことにもなりかねません。涙を流して目に潤いを与え、ストレス解消をしましょう。
■イベントで、家でできる効果的に涙を流す方法をアドバイス
コロナの影響で、家にいる時間が長くなっています。適度に映画等を観て涙活しましょう。効果的に泣くには、自分だけの泣きのツボを見つけることが必須です。泣けるツボは人によってそれぞれです。恋愛もの、家族もの、動物もの、アスリートものなど自分が泣ける分野を知っておくと泣ける題材を見つけやすくなります。イベントでは、自分の泣きのツボを見つけるアドバイスをし、泣きやすい体質にしていきます。
■イベント概要
イベントでは、実際に「涙」を流してもらうことで、『涙活』を体験いただきます。
そしてそのうえで『涙活』による感じ方の変化を参加者で共有します。
日時:2020年7月11日(土) 17:00~18:30
場所:セロトニン道場
(東京都台東区上野4-2-1江戸っ子ビル6階 )
出演:吉田英史
内容:涙に関する講義、泣ける映像鑑賞
■吉田 英史(よしだ ひでふみ)プロフィール
1975年生まれ。早稲田大学で、心理学、教育学部を学び、同大学院で、人材マネジメントを研究。
高齢者福祉施設、学校勤務を経て、現職に。高校教師時代に、相談に来る生徒たちを見ていて、相談中に泣き出す生徒ほど、早く立ち直っていくことから、「涙は人をスッキリさせて、立ち直らせる効果がある」ことに注目していた。2013年から「涙活」をスタート。認定資格「感涙療法士」を医師、脳生理学者で、東邦大学医学部名誉教授の有田 秀穂氏と創設。感涙療法士として、学校(生徒・先生・PTA向け)、病院(患者・医師や看護師等の医療関係者向け)、企業、自治体において、涙活セミナーや講演会を実施している。通称、なみだ先生。元高校教師・スクールカウンセラー。
なみだ先生 HP: http://www.tearsteacher.com/
参考記事
・自分の「泣きのツボ」を知り、1週間に1回、涙を流そう (PHP研究所『THE21オンライン』2020年2月18日 メンタルヘルス特集)
https://shuchi.php.co.jp/the21/detail/7329
・泣くほどストレスに強くなる?「涙活」の魅力(『商業界ONLINE』2019年7月15日 サッポロビール社で社員に向けて涙活セミナー)
http://shogyokai.jp/articles/-/1853
参考映像
・涙活でストレス解消(ちたまるナビ 2019年12月2日 教職員組合で小中学校の先生に向けて涙活セミナー)
https://www.chitamaru.jp/movie/113121/
すべての画像