一般財団法人川村文化芸術振興財団 2021年度ソーシャリー・エンゲイジド・アート支援助成決定!
公募と審査を経て、日本国内外69件(海外14件、国内55件)の応募の中から選ばれた9件のプロジェクト
一般財団法人川村文化芸術振興財団(理事長 川村喜久)では、日本初となるソーシャリー・エンゲイジド・アートに対する支援助成事業を2017年に開始。コミュニティや社会にコミットし、地域社会や住民とともに制作や活動を実施し、より良い社会モデルの提示や構築を目指す日本国内で実施されるソーシャリー・エンゲイジド・アートプロジェクトに対して助成しています。
4回目となる今回2021年度は公募と審査を経て、日本国内外69件(海外14件、国内55件)の応募の中から9件のプロジェクトが決定しましたので、下記の通りご案内いたします。
2021年度は、現在の新型コロナウィルス感染拡大の状況を鑑み「コロナ禍におけるソーシャリー・エンゲイジド・アートプロジェクト」をテーマとしたプロジェクトのアイディアを募集しました。選ばれたプロジェクトは、コロナ禍でのコミュニティの在り方、原発事故の現在、ジェンダー、社会的弱者、マイノリティ等をテーマとして取り上げる多様な9つのプロジェクトが採択されました。2021年度は助成対象の当該プロジェクトを実施するためのプロトタイプ(事前ワークショップ、試作、レクチャー、映像等)を発表していただきます。
2021年度助成対象プロジェクト(全9つのプロジェクト)
助成額:30万円〜40万円/1件 総助成額:300万円
●キュンチョメ 「そして人類は滅亡した」
●渡辺 篤 「私はフリーハグが嫌い(アイムヒア プロジェクト)」
●毒山凡太朗 「プロジェクトF(仮)」
●art for all 「コロナ・オンライン会議」
●小林清乃 「永い時間と牛飼いの方角、光の声」
●ひととひと 「女が5人集まれば皿も割れる」
●マルガサリ 「オペラ・コムニタ・ミカノハラ『きこえぬ声へ』」
●ジェニファー・クラーク/坂本夏海 「ケアの声:Stories of She」
●釜ヶ崎芸術大学 「誤読・社会的インパクト/釜ヶ崎オ!ペラ 呱々の声をあげる ~目的のないココルームの活動をむすぶ社会との対話実践」
※各プロジェクト及びプロフィールの詳細はプレスリリースPDFよりご覧ください。
プレスリリースPDF https://prtimes.jp/a/?f=d52910-20210207-5859.pdf
※3月中旬に助成対象者への贈呈式を予定しております。詳細が決まりましたら当財団HPにて発表いたします。
◎審査員
工藤安代(NPO法人ART&SOCIETY研究センター 代表理事)
窪田研二(インディペンデント・キュレーター)
近藤健一(森美術館キュレーター)
相馬千秋(NPO法人芸術公社代表理事、アートプロデューサー)
高嶺格(美術家、多摩美術大学 教授)
毛利嘉孝(東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 教授)
※各審査員より審査について所感が寄せられています。
詳細は当財団のウェブサイトにてご覧頂けます。
http://www.kacf.jp/data/news_doc/20210202182216_601919c8d1919.pdf
《一般財団法人川村文化芸術振興財団 ソーシャリー・エンゲイジド・アート支援助成について》
一般財団法人川村文化芸術振興財団は、文化芸術により人々の創造性や表現力を育み、よりよき社会の構築を目指すために2017年2月15日に設立されました。当財団は優れた能力を有する芸術家に対し活動を支援し、これまで培われてきた文化芸術を継承、発展させ、独創性のある革新的な文化芸術の創造を促進することを目指します。本助成事業はコミュニティや社会にコミットし、地域社会や住民とともに制作や活動を実施し、より良い社会モデルの提示や構築を目指す国内のソーシャリー・エンゲイジド・アートのプロジェクトに対して、毎年採択しています。助成対象は門戸を広げて年齢・国籍不問とし、海外からの応募も積極的に受け付けています。
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