マイクロン、新世代の Crucial DDR5メモリを発表次世代デスクトップPCで驚異的な速度と帯域幅を実現

4800MT/秒でデータ転送速度を最大50%高速化Crucial DDR5メモリは、複雑な設定なく有効帯域幅をDDR4メモリからほぼ倍増

主な特長:
・DDR5およびDDR5対応マザーボード*2をサポートする第12世代 インテル® Core™プロセッサー*1に対応
・16Gbのチップ密度に基づき4800MT/秒の速度を実現。8GB、16GB、32GBモジュール容量で提供
・DDR4の2倍以上のデータレートでマルチコアCPUでのマルチタスク*3を効果的に実行
・チップ密度がDDR4の16Gbから4倍の64Gbに高密度化*4
・動作電圧は1.1Vに低下し、電力効率*5を向上
・XMP対応によりJEDEC規格の速度*6までメモリパフォーマンスを簡単に回復可能
2021年10月27日 - アイダホ州ボイシ発 Micron Technology, Inc.(Nasdaq: MU)は本日、マイクロン Crucial(クルーシャル)DDR5デスクトップPCメモリ( https://www.crucial.jp/products/memory/ddr5 )を発表しました。新製品は、前世代のDDR4メモリとの比較で最大50%データ転送を高速化し、メインストリームPCのユーザーにエンスージアスト(上級者)レベルのパフォーマンス*7を提供します。ビジネス、学習、クリエイティビティ、インタラクティブ・エンターテインメント、あるいは趣味(パーソナル・ユース)などの利用法を問わず、PCのコンピューティング体験の良し悪しはパフォーマンス、柔軟性、および効率性により決定されます。マイクロンのDDR5メモリテクノロジーの進歩により、コアあたりの帯域幅が広がり、実効メモリ帯域幅*8もほぼ倍増し、マルチタスクやその他の要求の厳しいPCアプリケーションで求められるデータをマルチコアCPUに転送できるようになります。

マイクロン  Crucial DDR5メモリマイクロン Crucial DDR5メモリ


マイクロンのコンピューティングDRAM製品部門 シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのマルコム・ハンフリーは次のように述べています。「マイクロンは、PC業界におけるDDR5仕様の策定で最前線に立ちながらこの画期的なテクノロジーの推進を主導し、DDR5技術支援プログラム(TEP)を通じて業界のDDR5移行を現実へと導いています。DDR5 TEPを通じて、エコシステムが業界をリードするマイクロンの製品設計や開発、システム統合、テストにアクセスできるようにし、お客様のDDR5パフォーマンスを最大化します」

DDR5の使用により、電力効率が向上し、動作電圧が1.1ボルトまで低下します。さらに、DDR5の特徴として、チップ密度を現在の16Gbから24Gb、32Gb、さらにそれ以上へと大きくすることを実現し、将来のDDR5のチップ密度をDDR4 DRAMの4倍にします。それにより、DDR5対応システム向けのヘッドルームと将来に向けたスケーラビリティを備えます。バス効率の向上により、実効帯域幅も向上します。DDR5は、高帯域幅、低電力、高密度の組み合わせにより、4Kおよび8Kコンテンツの制作、インタラクティブ・エンターテインメント、趣味やビジネスでの生産性、バーチャルリアリティ体験など、新しいPCアプリケーションのパフォーマンスを向上させます。DDR5メモリは、処理能力の高いマルチコアCPUにデータを送ることにより、システムパフォーマンスを低下させることなくマルチタスクをより効率的に実行できるようにします。

DDR5をサポートする第12世代 インテル® Core™ プロセッサー、ならびに現在提供されている多くの主要DDR5互換デスクトップ・マザーボードと新しいマイクロン Crucial DDR5メモリは検証済みであり、互換性があります。また、Crucial DDR5 DRAMは、定義済みXMPプロファイルを実装しており、システムレベルのメモリ速度が低下した場合でも、ユーザーはJEDEC規格の速度までメモリパフォーマンスを簡単に回復させることができます。

販売情報
マイクロンCrucial DDR5メモリ製品は、8GB、16GB、32GBのメモリモジュール容量で、crucial.com、ならびに世界中の大手小売店、オンラインストア、販売代理店、システムインテグレータで購入いただけます。

マイクロンのコンシューマー製品グループのバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるテレサ・ケリーは次のように述べています。「マイクロンのコンシューマー向けCrucialブランドのDRAMおよびSSD製品が25周年を迎える今、私たちはPCコンピューティングの新時代に突入しています。DDR5メモリの急速な普及により、情報活用のあり方が変革され、すべての人々の生活を豊かにするというマイクロンのビジョンにも一歩、近づきます。マイクロン Crucial DDR5メモリは、高性能PCユーザーがマイクロンに期待する互換性、速度、信頼性を提供し、世界中のメインストリーム・ユーザーの方々に向けて提供されます」

インテル コーポレーション デスクトップ/ワークステーション/チャネル部門担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのマンディ・モック氏は次のように述べています。「インテルは、第12世代 インテル® Core™ デスクトップ・プロセッサーファミリーの発売により、PC業界におけるDDR5への移行をリードしています。インテルはDDR5エコシステムの開発と有効化に関してマイクロンと緊密に協力して、PCユーザーに最高のパフォーマンスのコンピューティング体験を実現しています」

Crucialについて
Crucialはメモリ・ストレージ製品のエキスパート(The memory and storage experts™)です。Micronのグローバルコンシューマーブランドとして、同社が40年以上にわたり磨きあげてきたイノベーションとテクノロジーを、独自の視点から世界中のお客様にお届けします。17万5千種類以上ものデスクトップパソコンやノートパソコン、ワークステーションとの互換性を誇るCrucialのメモリ・ストレージ製品は、プロのコンテンツ制作者からゲーマー、PC愛好家やオーバークロックを使いこなすコアなユーザーまで、幅広いお客様にご愛用いただいています。当社は25年間にわたり、Crucial System Scannerなどのツールを通して、お客様のシステムにぴったりのメモリ(DRAM)とストレージ(SSD)選びをサポートしてきました。世界記録を更新したゲーミングDRAMのCrucial Ballistixのような製品を提案しながら、皆様に圧倒的なパフォーマンスの優位性をお届けしています。Crucialの製品は、世界中の大手小売店、オンラインストア、小売店、システムインテグレータで購入することができ、各地でシステムのパフォーマンスを高め、生産性の向上を実現しています。詳細は crucial.jpからご覧ください。

最新情報は公式SNSアカウントからご確認ください。
Facebook: www.facebook.com/crucialmemory
Twitter: https://twitter.com/CrucialJapan
YouTube:  https://www.youtube.com/user/CrucialJapanese

*1:第12世代 インテル CoreプロセッサーおよびIntel Z690チップセット:エンスージアスト・コンシューマー向けKおよびKF SKUのみ。
*2:互換性のあるマイクロンCrucial DDR5メモリとマザーボードのオプションについては、Crucial Selectorツールをご利用ください。
*3:3200MT/秒の最大DDR4 JEDEC速度との比較による6400MT/sを超えるDDR5のJEDECの速度定義に基づくデータレート
*4:現在のJEDEC仕様に準拠
*5:DDR4 1.2Vの動作電圧との比較による動作電圧の低下
*6:システムレベルのメモリ速度が低下した場合に、お客様が簡単にメモリパフォーマンスを回復できるようにするJEDEC標準環境の定義済みXMPプロファイルが提供されています。パフォーマンスの回復はプロセッサーの階層、マザーボードの階層、BIOSの安定性に左右されるため、性能はすべてのマザーボードのモデルで保証されているものではありません。
*7:DDR5 4800MT/秒のDRAMは、DDR4 3200MT/秒と比較して50%速度が向上
*8:DDR4 3200MT/秒とDDR5 4800MT/秒を比較したSystem-Cシミュレーションに基づき1.87倍の有効帯域幅の改善。シミュレーションでは、1x4ベースのDIMMの帯域幅を比較しました。

Micron Technology, Inc.について
マイクロンは、情報活用のあり方を変革し、すべての人々の生活を豊かにするために、革新的なメモリおよびストレージソリューションを提供するリーディングカンパニーです。顧客第一主義を貫き、テクノロジーの最前線でリーダーシップを発揮し続け、洗練された製造技術と事業運営を妥協なく追求するマイクロンの製品ポートフォリオは、DRAM、NAND、NORの各種メモリからストレージ製品まで多岐にわたり、Micron®またはCrucial®のブランドを冠した高性能な製品を多数展開しています。マイクロンで生まれた数々のイノベーションは、データの活用を加速すると同時に、人工知能や5Gといった最先端分野の進歩の基盤として、データセンターからインテリジェントエッジ、さらにはクライアントコンピューターとモバイルをまたいだユーザーエクスペリエンスまで、さまざまな事業機会を新たに生み出し続けています。Micron Technology, Inc.(Nasdaq: MU)に関する詳細は、micron.comをご覧ください。

©2021 Micron Technology, Inc. All rights reserved. 情報、製品および仕様は予告なく変更される場合があります。マイクロン、マイクロンのロゴ、およびその他のすべてのマイクロンの商標はMicron Technology, Inc.に帰属します。他のすべての商標はそれぞれの所有者に帰属します。

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会社概要

URL
https://jp.micron.com/in-japan
業種
製造業
本社所在地
東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス8階
電話番号
-
代表者名
福田 岳弘
上場
海外市場
資本金
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設立
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