AI検温機でクラスター対策

AI顔認証サーモカメラ「Face Four ＋」管理ソフト　Face Four Stationをリリース

ダイワ通信株式会社(本社：石川県金沢市、代表取締役：岩本秀成)は、クラスター対策として、非接触温度検知AI顔認証端末「Face Four ＋ 」に、日付、時間、検温結果、検温時の顔写真、店舗のQRコードが印刷されたシートがその場で出力されるプリンター機能を新たに備えたサーモカメラ管理ソフトFace Four Stationをリリースします。
 

〇背景
新型コロナウイルス感染症対策の一つとして、非接触で温度を計測する顔認証端末などのサーモカメラが昨年から急速に普及し、病院や商業施設の入り口で目にする機会が増えました。非接触かつ即時に温度を検知してくれるという利便性の高さがある一方で、サーモカメラの機能はあくまでも温度を測り、発熱者のスクリーニングにとどまるもので、施設側と施設を訪れた人との双方向のコンタクト機能が無いため、万が一、自分が過去に訪れた施設で新型コロナウイルスの感染者やクラスターが発生したとしても、自分が濃厚接触者に該当するかを判断することはできず、施設側も感染者の行動履歴を追えないため、具体的な案内を迅速に行うことができませんでした。

〇目的
今回の新機能最大の目的はクラスター対策にあります。検温結果シートには、ＱＲコードが印刷可能です。例えば、店舗の公式SNSアカウントと連携できるＱＲコードを印刷し、ユーザーが読み取り登録することで双方向の連携が可能となり、その施設で感染者やクラスターが発生した場合に、「2021年〇月〇日　13～15時に滞在していたお客様が新型コロナウイルスに感染していたことが判明しました」といった通知を受け取ることが可能となり、自分が同じ時間帯に利用していたかを確認できるため、感染判断可否に活用いただけます。

〇活用例
ＱＲコードを発行する施設側は、感染者情報を正確に把握し、登録者に案内できるだけでなく、普段はクーポン情報の配信による販売促進やターゲットリーチの増加を目的とした使い方も可能です。
また、施設を訪れる人にとっては、プリンター機能の充実により、検温結果のシートを持ち歩くことで検温済みという証明になり、何度も検温する必要がなくなります。これは検温を促すスタッフの負担軽減にもつながります。
例えば、複合商業施設の入り口で検温を行い、結果のシートを見せなければ各テナントに入ることができないといった対応をとることで、検温器の素通りを防ぐことも可能です。

ダイワ通信では、Face Four ＋に新機能を標準搭載しており、専用プリンターはPCレスでの運用にも対応しております。スタンダードモデルのFace Fourはオプション対応となります。また、今後開発するデバイスは、ダイワ通信が、デバイスの提供から設置、保守サポートまで一貫した導入サービスを提供する予定です。
※本製品は被測定者の体表面温度を元に、予測式の体内温度を表示する装置です。医療機器ではありません。
また、人物の体表面温度に基づき「予測式」で体内温度を表示しているため、体温計ではありません。


【お問い合わせ先】
ダイワ通信(株)　セキュリティ事業部
TEL：[phone]
ホームページ：http://www.daiwawa.com
※会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。　※仕様は改良の為、予告なく変更する場合があります。