日本ファンドレイジング協会、ファンドレイザーのキャリアの多様化に対応した「専門ファンドレイザー認証制度」を開始

寄付・社会的投資が進む社会の実現を目指す認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会(以下、「当協会」)は、日本で初めて分野に特化したファンドレイザーを認証する「専門ファンドレイザー認証制度」を開始し、本日4月21日(木)14:00より「協働提案型ファンドレイジング専門コース(基礎)」を開講しました。今後、「伴走支援型ファンドレイジング専門コース」(4月23日(土)開始)、「福祉分野ファンドレイジング専門コース」(4月29日(金)開始)、「大学分野ファンドレイジング専門コース」(5月14日(土)開始)と続く4つの領域において研修を順次開催してまいります。

「専門ファンドレイザー認証制度」について
2012年の「認定ファンドレイザー資格制度」の開始以来、ファンドレイジング(非営利組織等の活動に必要となる資金調達など)に関わる業務の基礎知識を習得し、倫理の遵守を約束したファンドレイザーとして認証された有資格者は、1,500名を超えました。
 

 

 

また、過去1年間(2021年4月~2022年4月)にファンドレイザーの基礎知識習得を目指して「准認定ファンドレイザー必修研修」を受講した423名の所属先(申込時)はNPO・NGO等の非営利組織、企業、社団・財団法人、社会福祉法人、学校法人・研究機関、行政と多岐にわたっており、ファンドレイザーの活躍が期待される領域が多様であることが分かります。

 

このようにファンドレイジングに携わる人々のバックグラウンドの多様さ・多彩さが明らかになる中、「分野に特化した専門的な学びを得たい」「この領域のファンドレイザーとしてキャリアを積むための第一歩を踏み出したい」というニーズが高まっていました。
そこで、当協会は、ファンドレイザーの多様なキャリアを後押しすることを目的として、分野に特化したファンドレイザーを認証する「専門ファンドレイザー認証制度」を新たに開始しました。
詳細はこちら：https://jfra.jp/news/41107

4つの専門コースｘ基礎/応用研修

「認定ファンドレイザー資格制度」開始から10年、当協会では様々な研修を通じて、ファンドレイジングの基礎知識や、非営利組織の運営に必要な知見を学ぶ場を提供してまいりました。この度の新たな認証制度の開始に合わせ、本年度は4つの「専門コース」を創設しました。これらのコースでは、受講者がファンドレイジングの基礎知識を有していることを前提に、各分野での専門的かつ実践的な学びを、基礎研修と応用研修の2つで提供します。

2022年に予定されているコースは以下の通りです。
■2022年4月21日(木)14時-17時 協働提案型ファンドレイジング専門コース(基礎) 
詳細：https://jfra.jp/event/41160 ※申込締切済
■2022年4月23日(土)14時-17時 伴走支援型ファンドレイジング専門コース(基礎) 
詳細：https://jfra.jp/event/41057 ※申込締切済
■2022年4月29日(金・祝)13時30分-16時30分 福祉分野ファンドレイジング専門コース
詳細：https://jfra.jp/event/41162
■2022年5月14日(土)13時-17時 大学分野ファンドレイジング専門コース
詳細：https://jfra.jp/event/41164

 

プログラム構成	・分野ごとのファンドレイジング専門コース（基礎） ・分野ごとのファンドレイジング専門コース（応用）
認証制度について	認定・准認定ファンドレイザーの資格を持ち、専門コースの受講を修了した方には、専門コース修了書の発行を行います。
今後の予定について	「ファンドレイジング専門コース（基礎）」および「ファンドレイジング専門コース（応用）」の今後の開催スケジュールは、2022年6月頃に公開予定です。

当協会では、専門コースで学びを得た方々の各分野での活躍を通じて、更にファンドレイザーへの社会的期待が高まると考えます。「寄付・社会的投資が進む社会の実現」という共通する想いのもとに集まる一人ひとり、一つひとつの団体や活動がもつ可能性が最大限発揮され合うエコシステムを進化させてまいります。