地域・社会課題解決プロジェクト「アーバン・イノベーション神戸」で実証実験に参加するスタートアップ企業が決定
それぞれの特長を生かし「公共建築物点検のデジタル化」や「神戸のパン文化推進」など7つの課題に挑む
アーバン・イノベーション・ジャパン(UIJ)(事務局:特定非営利活動法人コミュニティリンク/兵庫県宝塚市 代表:中西雅幸)は、神戸市(兵庫県)とともに協働実証実験「Urban Innovation KOBE(アーバン・イノベーション神戸)」( https://urban-innovation-japan.com/past/past-kobe-city/ )に参加するスタートアップ企業の審査を行い、採択する7社(7課題)を決定しました。実証実験は9月から準備を開始し、12月に実験を終え、年度内には報告をまとめる見込みです。
■この記事のポイント
- 「アーバン・イノベーション神戸」は神戸市とスタートアップ企業が協働で取り組む実証実験プロジェクト
- 「アーバンイ・ノベーション・ジャパン」が事務局を担当し、今年は7つの課題で7企業が採択された
- 実験は2021年12月末を目処に実施し、来年度以降にサービスの導入を目指す
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■「アーバン・イノベーション神戸」とは
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UIJはスタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトで、これまで全国14の自治体とプロジェクトに取り組んできました。その活動の始まりとなったのが、平成30年度(2018年度)から神戸市とともに取り組んでいる協働実証実験「Urban Innovation KOBE(アーバン・イノベーション神戸)」です。
起業・スタートアップ支援による神戸経済の活性化を目指す神戸市は、スタートアップ企業と市職員が協働して地域・行政課題を解決する国内自治体初のプロジェクトとして「アーバン・イノベーション神戸」を実施してきました。UIJは、応募企業のリサーチから選考、実証実験のサポートまで事務局として神戸市と協力してその運営にあたっています。
今回、「アーバン・イノベーション神戸」の実証実験に採択された企業および課題は次の7件です。今後、各企業はそれぞれの課題を所管する神戸市の担当課職員とともに、年内を目処にサービスの協働開発から試行導入・実証実験に取り組み、来年度以降のサービスの導入を目指します。
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■実証実験を行う課題(テーマ)と採択企業
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- 課題1)運動の日常化で体力UPを目指す!~GIGAスクール構想×SPORTS~
子供たちが自分の学習用パソコンに「運動記録を入力・確認できるシステム」を導入することにより、運動意欲を高めて、体力UPに向けた運動の日常化につなげる。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/kobe-city/2021-2/giga-sports/ )
所管課:教育委員会教科指導課
採択企業:Pestalozzi Technology 株式会社 https://www.pestalozzi-tech.com/ja
- 課題2)スマートロックとICTで学校施設をより身近に、より利用しやすく!
現在、地域住民等が中心となり運営している学校施設開放事業における施設活用の一層の推進及び将来の持続可能性が高い新たな仕組みの構築。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/kobe-city/smartlock-school/ )
所管課:教育委員会総務課
採択企業:株式会社構造計画研究所 https://www.kke.co.jp/
- 課題3)約1,300の市有建築物の点検をデジタル化し、包括的な施設管理ツールを開発したい!!
点検の業務効率化及び各種点検結果や施設に関わる情報を一元管理し、有効活用することで、市有建築物を適正管理したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/kobe-city/2021-2/facility-patrol/ )
所管課:建築住宅局保全課
採択企業:あっとクリエーション株式会社 https://www.at-creation.co.jp/
- 課題4)目視チェックはもう限界 !建築工事の積算チェック作業の効率化ツール実証開発!
高い専門知識が必要で、かつ作業量が膨大である『積算チェック作業』の一部を自動化し、作業負担を軽減したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/kobe-city/accumulation-check/ )
所管課:建築住宅局技術管理課・建築課
採択企業:協栄産業株式会社 https://www.kyoei.co.jp/
- 課題5)with/afterコロナを見据えた、公共交通の利用促進プロジェクト
コロナの影響で市バス・地下鉄の乗降客数は大幅に減少している。ワクチンの普及まで一定の時間を要するなかで、(緊急事態宣言終了後に) お客様の不安を和らげて少しでも安心してお出かけをしてもらえる仕組みづくりをすることで、乗客増・収入増につなげたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/kobe-city/2021-2/traffic-promotion/ )
所管課:交通局営業推進課
採択企業:scheme verge 株式会社 https://www.schemeverge.com/
- 課題6)市バス・地下鉄ホームページのUX/UIを検証したい!大規模リニューアルプロジェクト!
市バス・地下鉄のホームページの構成やコンテンツの整理・連携、デザインの一新により、利用されるすべてのお客様が便利に感じるサイトを作りたい!
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/kobe-city/2021-2/traffic-website/ )
所管課:交通局経営企画課(広報戦略検討プロジェクトチーム)
採択企業:株式会社ラナエクストラクティブ https://www.ranaextractive.com/
- 課題7)神戸のパン文化を新しい方法で、全国に届けたい!
神戸のパン屋さんの悩みを解決したい。
・フードロスをなくしたい
・もっと多くの人に神戸のパンを食べてもらいたい
・店舗販売だけではない新しいチャレンジをしたい
・アレルギー表示をわかりやすくしたい
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/kobe-city/bread-pr/ )
所管課:経済観光局ファッション産業課
採択企業:株式会社パンフォーユー https://panforyou.jp/
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