アドバネットは、絶縁型ハイブリッド・メディアトランシーバ「HYC6000」の開発を発表
岡山、2023年8月30日 – 株式会社アドバネット(ユーロテックグループ)は、絶縁型トランシーバHYC6000の開発に着手したことを発表いたします。HYC6000は、マイクロチップ・テクノロジー社製HYC5000(製造中止)の後継品です。同社から許諾を得た上で、引き続きお客様の需要を満たすため、アドバネットが後継品の開発および製造を行い供給することとなりました。
HYC6000はHYC5000とピンアサイン互換となっており、機能面、性能面においては同等で、現在HYC5000をご採用中の製品・アプリケーションに引き続きご利用いただけます。
HYC6000は、絶縁型の差動型通信を可能にした信頼性の高い通信システムを実現します。特にARCNET コントローラに最適なハイブリッド・メディアトランシーバです。ドライバとレシーバを内蔵しており、これらの回線をパルス・トランスで絶縁しています。
アドバネット社長、Ludovico Ciferriは次のようにコメントしています。
「HYC6000の開発および供給を通して、引き続き公共インフラ等の重要な産業を支えていくことをお約束します。そして、本製品がお客様にご満足いただけるものと確信しています」
アドバネットは、引き続き信頼性の高い実用的なソリューションをお客様に提供できるよう専念いたします。
<スケジュール>
開発完了予定:2023年末
量産開始予定:2024年半ば
<問い合わせ先>
株式会社PALTEK
HYC6000製品サポート窓口
advanet-support@paltek.co.jp
※PALTEKは弊社HYC6000製品の販売代理店となります。
株式会社アドバネットについて
アドバネットは1981年に岡山にて設立し、半導体製造、交通インフラ、医療機器、通信機器など、様々な産業に向けて、ハードウェア、ソフトウェア、サービス、カスタマイズ性の高いソリューションを設計・生産・販売しています。当社の「プロフェッショナルサービス」を通じ、カスタマイズされたソリューションの提案からサポートまでを一貫して行い、高信頼のワンストッププロセスでお客様の課題を解決しています。
2007年にユーロテックグループの一員となり、アドバネットは技術ポートフォリオをエッジコンピューティング(IoTソリューションおよびHPECソリューション)にまで拡大し、お客様のデジタルトランスフォーメーションをシームレスに実現することを目的としたエコシステムを提供しています。
株式会社PALTEKについて
PALTEKは、1982年の創業以来、日本のエレクトロニクスメーカーに対して国内外の半導体製品の販売及びサポートをしています。PALTEKは、「多様な存在との共生」という企業理念に基づき、お客様にとって最適なソリューションを提供することで、お客様の発展に貢献してまいります。なお、2021年6月よりPALTEKは株式会社レスターホールディングスのグループ企業となりました。
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