株式会社つぎと、志布志市と連携協定を締結

歴史的資源を活用した観光まちづくりを推進

　株式会社つぎと（大阪市）は2022年12月19日、鹿児島県志布志市と共に志布志市の「歴史的資源を活用した観光まちづくりの推進に関する連携協定」を締結いたしました。
　

　本協定は、二者の連携及び協力のもと、志布志市による歴史的資源を活用した観光まちづくりを推進する事業活動等を支援することを目的としています。
　つぎとは、本連携協定の締結にあたって、志布志市の「歴史遺産を活用した魅力ある観光まちづくり計画(令和2年3月)」に基づき、３つの開発方針を提案しました。

　志布志市は鹿児島県の最東部に位置する港町であり、歴史的町並みが残る「志布志麓」、中世に築かれた山城「志布志城」跡が今なお残っています。本市は1026年(万寿3年)、島津庄・日向諸県郡一帯の唯一の水門として発達した海運の拠点であり、志布志麓は、薩摩藩の中でも大隅半島第一の重要都市として位置付けられていました。江戸末期には海上交易で栄え、浦町として大きな町場が形成されており、現在でも志布志港（国指定の重要港湾）には国内外へ複数の航路が設けられています。

 

連携協定締結式で協定書を交わす下平晴行市長（右）と株式会社つぎと代表取締役の小田切俊彦

　今後、つぎとは本協定に沿って、地域の現状と課題を理解し、地域資源の保存活用、志布志市が掲げる「地域を担う創発人材（創造的なまちづくり活動と積極的な情報発信を行う人材及び団体をいう）」の育成、土地に根付いた生業の形成によって、地域を主体とした観光や交流を促すとともに、地域創生と暮らしや文化の継承を実現することを目指します。

連携協定について
＜締結日＞
2022年12月19日
＜締結者＞
株式会社つぎと、志布志市
＜目的＞
二者の連携及び協力のもと、志布志市による歴史的資源を活用した観光まちづくりを推進する事業活動等を支援すること
＜連携事項＞
​⑴　歴史的資源を活用した観光振興及び地域活性化事業の推進に関すること。
⑵　歴史的資源の活用や観光関連事業に積極的に取り組む事業者に対する支援に関すること。
⑶　歴史的資源を活用した観光振興及びまちづくり計画の策定・事業推進に関すること。
⑷　事業に関する必要に応じた情報発信への協力に関すること。
⑸　その他第１条の目的に資する地域の活性化に関すること。

会社概要
会社名：株式会社つぎと
代表者：代表取締役　小田切俊彦
本社：大阪府貝塚市海塚一丁目1-23ポートフォリオ内
資本金：10,000,000円
事業内容：地域資源の調査、地域計画作成、資金調達、歴史的建築の設計監理、歴史的建築を活用した事業の創出及び運営、イベント企画運営など全国各地で古民家など地域資源を活用した観光、まちづくり、地域活性化に取り組んでいる。
URL：https://tsugito.co.jp/
facebook：https://www.facebook.com/TSUGITO.Inc

つぎとがまちづくり事業に携わるエリア（順不同）
【九州地方】
＜鹿児島県＞
志布志市、出水市
＜宮崎県＞
日向市
＜長崎県＞
雲仙市、島原市
＜佐賀県＞
唐津市
＜熊本県＞
上益城郡益城町、上益城郡甲佐町、宇城市
＜福岡県＞
八女市、うきは市、大川市
【中国地方】
＜島根県＞
出雲市、仁多郡奥出雲町
＜山口県＞
萩市
【四国地方】
＜徳島県＞
名西郡神山町
【近畿地方】
＜和歌山県＞
和歌山市、有田郡広川町、有田郡湯浅町、東牟婁郡串本町
＜奈良県＞
磯城郡田原本町、奈良市、御所市、橿原市、吉野郡吉野町
＜大阪府＞
貝塚市
【中部地方】
＜岐阜県＞
美濃市、揖斐郡揖斐川町
＜愛知県＞
犬山市
＜長野県＞
長野市、東御市
【関東地方】
　群馬県