レガシーシステムからPleasanterへのマイグレーションサービス提供開始

Access/MS-SQL Serverからのマイグレーションに対応

ラモテク

ラモ・テクノロジー株式会社(本社:埼玉県戸田市、代表取締役:広瀬倫理、以下 ラモテク)は、ローコードシステム開発事業専業のソリューションカンパニーです。この度、ラモテクは、Microsoft Accessで開発された各種システムを、株式会社インプリム(本社:東京都中野区、代表取締役:内田 太志、以下 インプリム)が開発・提供するOSSのノーコード・ローコード開発ツール「Pleasanter(プリザンター)」へマイグレーションするサービスを提供開始します。

DX化とレガシーシステム

昨今、複雑化・老朽化・ブラックボックス化した既存システムが残存した場合に想定される国際競争への遅れや我が国の経済の停滞などが懸念されています。さらに2025年までに予想されるIT人材の引退やサポート終了などによるリスクの高まりなどがこの停滞を引き起こすとされ、DX化を急ぐ企業に「2025年の崖」と言われて久しいです。

そのようなシステムには、システム情報システム部門が担当する重厚長大なシステムの他に、現場部門が開発・運用するシステムがあり、全体像を誰も把握しきれないほどの数多く存在しているケースも見られます。その中でもMicrosoft社が提供するデータベース管理ソフトAccess(アクセス)は、専門知識が少なくても、直感的な操作でデータベースを構築・管理できることから、今でも多くの企業で利用されています。

しかし1992年にリリースされ約30年が経過し、当時はオンプレミス環境での利用が主流でしたが現在はクラウドが主流になっていることや、テクノロジーは大きく変化/進化し、担当者が不在になりメンテナンスされていなかったり、追加開発が困難なシステムも多く存在しています。このため、現在では、Accessは以下のような多くの機能面や運用面で制限や課題に直面しており、現場に散在するデータを活用しDX化をすすめる企業の大きな課題の1つになっています。

<Accessの課題>

・プログラミング知識が必要で敷居が高い

・バージョンアップに伴う問題が生じやすい

・直感的に操作できる反面ドキュメントが残っていないケースが多々あり、前任者が不在の場合に運用が困難

・クラウドとの連携やハイブリッド運用する場合にセキュリティリスクの不安がある

・データ容量に限度があり、重いデータを処理できない

また、現行バージョンのMicrosoft Access 2021は、2026年10月にサポートが終了する予定であり、今後のサポート終了に備え早めのシステム移行が推奨されています。

Access to Pleasanterマイグレーションサービス

このような背景の中、多種多様なシステムをOSSの国産ローコードシステム「Pleasanter(プリザンター)」へ移行した実績をもつラモテクは、このたび、独自開発した移行ツールを利用し、AccessをPleasanterへマイグレーションする「Access to Pleasanter マイグレーションサービス」の提供を開始します。Accessの運用でお悩みに方に最適なサービスです。

・Pleasanter

プリザンターは、無料で使えるOSSのノーコード・ローコード開発ツールです。

パッケージソフトには真似できないほど業務にフィットしたWebアプリを、フルスクラッチとは比べ物にはならないスピードで簡単に作成できます。近年は、EXCELやAccessで開発されたレガシーな業務システムをWebアプリ化し、多くの民間企業、官公庁・自治体での導入が急速に進んでいます。

・サービス概要

本サービスは、今までラモテクが手掛けた多様なシステムからPleasanterへの移行実績で培ったノウハウを活用し、さらにAccessからPleasanterへの専用マイグレーションツール(A2P)を新たに開発し駆使することで、マイグレーションのコストと工期を大幅な削減を実現します。

Accessのさまざまな課題を、最新のOSSへ移行することで、DX化をすすめる際に欠かせない、クラウド連携、開発・運用の効率化を解決できます。

サービスサイト:https://lamo-tech.com/pleasanter-solutions/#access-migration

サービス全体イメージ

・特徴

 1)3つの専用ツールを活用し「コストと工期」を大幅に圧縮可能

  アセスメント、画面作成、データ移行の工程別に3種類の専用ツールを利用

一般的なマイグレーションとの比較

2)専用ツールはマイグレーションに欠かせないアセスメント機能も提供

  設計書などがないシステムでも、マイグレーションに必要な項目を短時間で把握可能

  

独自開発の専用ツール

3)豊富なプリザンターの開発と移行実績による最適なマイグレーションサービスを提供

  専用ツールでカバーできずPleasanter標準機能でカバーできないビジネスロジックなどは経験豊富なエンジニアがカスタム開発

4)今後はAccessのみではなく、MS-SQL Serverからのマイグレーションもサポート予定

・対象

  マイグレーション元:Access 2016/2019/2021(64bit/32bit)

  マイグレーション先:インプリム社 Pleasanter

・提供形態と価格

1)サービス提供形態

個別見積もり。

本サービスは、マイグレーション工程をすべてサービスとして提供します。

アセスメント、開発・テスト、データ移行を行います。

サービス提供には専用ツール「A2P」を弊社が利用し、その利用料も含まれます。

2)ソフトウェア提供形態

本サービスに利用する専用ツール「A2P」は、単体での販売も可能です。

期限は1週間からの期限ライセンスとして個別見積もり(20万円〜)で提供します。

・今後の予定

Accessの他にも今後は、SharePoint、Notesなどへの対応も検討してまいります。

・エンドースメント

本リリースにあたり、株式会社インプリム様よりエンドースメントを頂戴しています。

株式会社インプリム 代表取締役 内田 太志 様

 「このたび、ラモ・テクノロジー株式会社様が提供を開始する「Access to Pleasanter マイグレーションサービス(A2P)」は、Microsoft Accessのサポート終了を目前に控え、移行に関する課題を解決する理想的なソリューションです。無料で利用できるプリザンターを移行先とすることで、効率的な移行が実現し、大幅なコスト削減と負担軽減を可能にします。
弊社は、A2PがAccessユーザのスムーズなシステム移行を支援するだけでなく、プリザンターの可能性をさらに広げる重要な役割を果たすと確信しております。また、プリザンターは単なる移行先にとどまらず、多様な業務の効率化と改善を支援する柔軟なプラットフォームであり、業務全体の生産性向上に大きく貢献できる基盤となるでしょう。A2Pが、ラモ・テクノロジー様のプリザンタービジネスのさらなる発展に寄与することを期待するとともに、新たなソリューションの成功を心よりお祈り申し上げます。」

 

    インプリム企業URL    : https://implem.co.jp/

     プリザンターサービスサイト :https://pleasanter.org/

ラモ・テクノロジー株式会社

ラモ・テクノロジー株式会社

DXコンサルティングとローコード技術&AI技術で、日本企業のDX推進をご支援します。二アショア・オフショア拠点にて、優秀なローコード人材リソースを育成&保有し、お客様が自社内でDX推進を実行できる体制づくりのご支援を徹底してサポートします。

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会社概要

ラモ・テクノロジー株式会社

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URL
http://www.lamo-tech.com
業種
情報通信
本社所在地
戸田市喜沢2-37-5-101
電話番号
048-287-9507
代表者名
広瀬倫理
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2020年07月