ロールス・ロイス・モーター・カーズ、新セールス & ブランド・ディレクターを発表
2024年2月23日、グッドウッド、ウエスト・サセックス
ロールス・ロイス・モーター・カーズは、セールス & ブランド・ディレクター、ヘンリック・ヴィルヘルムスマイヤー (Henrik Wilhelmsmeyer)が2024年2月24日付で退任することを発表
6年間在任したグッドウッドを離れ、ヴィルヘルムスマイヤーはBMWグループ内で新たな要職に就任し、ハイエンド・ラグジュアリーカーの未来の形成に主導的な役割を担う
後任として、2024年3月1日付で、リージョナル・ディレクター、ゼネラル・マネージャー、セールス・オペレーション等の経験を持つジュリアン・ジェンキンス (Julian Jenkins)がセールス&ブランド・ディレクターに就任
ジェンキンスはBMW UKのセールス・ディレクター、直近ではイタリアのスーパーカー、ビッザリーニの最高商務責任者(CMO)を経て、ロールス・ロイスに復帰
「2018年以来、ヘンリック・ヴィルヘルムスマイヤーは、私たちがどのように共に働き、お客様をどのように理解し、どのように接し、どのような体験を提供するかといった、私たちの考え方と姿勢に大きな変革をもたらしました。彼は、お客様との関わり方、製品開発、そしてロールス・ロイスの世界的ブランドとしての一貫性において、革新、進歩、達成という不朽のレガシーを残し、ロールス・ロイスをより良いブランドへと導きました。ヘンリックの功績をさらに発展させていくに当たり、ジュリアン・ジェンキンスをグッドウッドに再び迎えることができ、心より嬉しく思います。チャールズ・ロールス同様、ジェンキンスも最初はエンジニアリングを学びましたが、やがてセールス、マーケティング、プロダクトのプロフェッショナルとして天職を見いだしました。彼のラグジュアリーでの経験、強力なリーダーシップ、戦略的思考、コミュニケーション能力は、ヘンリックの功績をさらに発展させることに大いに貢献してくれるでしょう。私たち全員にとってエキサイティングな時期にある今、ヘンリックとジュリアンの新しい役割での更なる活躍を祈っています」
ロールス・ロイス・モーター・カーズ最高経営責任者 クリス・ブラウンリッジ
ロールス・ロイス・モーター・カーズの企業としての強さと現在の成功の中核にあるのが、最高レベルの真にパーソナルな顧客エンゲージメントと、世界でのロールス・ロイスの存在における絶対的な一貫性を確保するための、妥協なき弛まぬ探求心です。本日ロールス・ロイスは、このような側面を推進する多数の施策の生みの親として同社のセールス & ブランド・ディレクターを6年間務めてきたヘンリック・ヴィルヘルムスマイヤーの退任を発表しました。2024年3月1日付けで、BMWグループ内の新たな要職に就任し、ハイエンド・ラグジュアリーカーの未来の形成に主導的な役割を果たしていくことになります。
ロールス・ロイスの中華圏のリージョナル・ディレクターであったヴィルヘルムスマイヤーがグッドウッドにある英国本社に着任したのは2018年でした。グッドウッドでは、カリナン、ゴースト、ファントム・シリーズⅡ、さらに最近ではスペクターといった、ロールス・ロイスのビジネスにとって極めて重要なモデルの製品開発やセールス & マーケティング・キャンペーンを率いました。また、コーチビルドをロールス・ロイスの常設サービスとすることにも中心的な役割を果たしました。
あらゆるものに一貫性を徹底して求めるヴィルヘルムスマイヤーは、ロールス・ロイスの考え方と姿勢に変革をもたらしました。特に、ロールス・ロイスがお客様をどのように理解し、どのように接し、どのような体験を提供するかを根本から一新しました。オーナー向けの招待制アプリ「Whispers」のように、より焦点を絞って個別化し、統制されたデータ主導のアプローチを顧客対応に導入しました。彼のリーダーシップの下、ロールス・ロイスは新しいビジュアル・アイデンティティを策定し、現在、世界各地のディーラー・パートナーで展開しています。また、大成功を収めたグッドウッドのプライベート・オフィスのコンセプトをドバイと上海にも展開し、2024年にはさらに2拠点の開設が予定されています。これらのプライベート・オフィスの成功もあって、2023年はロールス・ロイスの比類なきビスポーク・プログラムにおいて、台数・収益の両面で記録的な一年となりました。
3月1日より、ヴィルヘルムスマイヤーの後任としてセールス & ブランド・ ディレクターに就任するジュリアン・ジェンキンスは、ロールス・ロイス内ではよく知られた人物で、まずセールス・オペレーションのゼネラル・マネージャーとして、その後ヨーロッパのリージョナル・ディレクターとして、合計6年間をグッドウッドで過ごしました。かつてアストンマーティン・ラゴンダのアメリカ大陸のプレジデントを務め、ベントレーで北米およびアジア太平洋地域の要職を歴任してきたジェンキンスは、最近ではBMW UKのセールス・ディレクター、その後イタリアのスーパーカー・メーカーのビッザリーニの最高商務責任者として同社の収益拡大と商業的な成功に重要な役割を果たした後、この度、ホーム・オブ・ロールス・ロイスへと戻ってきます。国際的な経験、製品に関する専門性、ラグジュアリー分野に関する深い知識を持つジェンキンスは、ロールス・ロイスを完全電動の未来へと前進させる最適任者です。
以上
ロールス・ロイス・モーター・カーズ
真のラグジュアリー自動車のメーカーであり、世界で最も高い評価と敬愛を受ける、手作業による魅力的なビスポーク製品を世界中のお客様のために製造。英国ウエスト・サセックス州グッドウッドにあるホーム・オブ・ロールス・ロイスには、2,500名以上の従業員が勤務しています。ホーム・オブ・ロールス・ロイスには、グローバル本社のほか、センター・オブ・ラグジュアリー・マニュファクチャリング・エクセレンスが設置され、世界で唯一、ロールス・ロイスの自動車のデザイン、開発、手作業による緻密な製作が行われています。施設、製品および人材への継続的な投資により、世界販売台数の記録更新が続いており、2023年には史上最高となる6,000台超を記録しました。
*ロールス・ロイス・モーター・カーズはBMWグループの完全子会社であり、航空機用エンジンや推進システムを製造するROLLS-ROYCE PLC(ロールス・ロイス・ピーエルシー)とは完全に別会社で、関連はありません。
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