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兼松株式会社
会社概要

兼松、新興カーボンナノチューブメーカーのカーボンフライへ出資

兼松

兼松株式会社は、 この度、 新興カーボンナノチューブメーカーの株式会社カーボンフライへ出資いたしました。
カーボンナノチューブは従来素材より少量で効率的なエネルギーを生み出すことが出来る新素材です。
長年、 分散化に課題がありましたが、カーボンフライは分散化における高い技術力を持ち、 2019年には世界で初めてCNTフィルムを用いた成型品の製造に成功しています。
脱炭素化への貢献も期待できるカーボンナノチューブ製品の社会実装を通じ、 より良い社会の実現を目指して参ります。

 

各位

兼松株式会社(以下、「兼松」)は、この度、新興カーボンナノチューブメーカーの株式会社カーボンフライ(以下、「カーボンフライ」)へ出資いたしました。カーボンフライが実施する第三者割当増資を引き受ける方法により、自動車部品メーカーである株式会社エフ・シー・シー(以下、「F.C.C.」)とともにカーボンフライの株式を取得したものです。

1991年に発見されたカーボンナノチューブ(以下、「CNT」)は、物理的性質(力学・電気・熱)や化学的特性に優れています。力学特性における引張強度は鋼鉄の100倍、ヤング率は5倍もあり、密度はアルミニウムの2分の1程度と、強度向上に加えて軽量化も期待できる夢の素材です。また、CNTは導電性を持っていることから、リチウムイオン電池の導電助剤としての活用も見込まれています。

CNTの発見から30年かけて量産化の研究が進み、産業応用が期待されてきましたが、CNTには凝集する特性があることから、長年、分散化に課題がありました。カーボンフライは分散化における優位性に加えて、「配向性」と「長さ/径の制御」に非常に高い技術力を持っており、2019年には世界で初めてCNTフィルムを用いた成型品の製造に成功しています。航空・宇宙機器、車、医療機器・関連設備、先端スポーツ用品など、同材料の更なる産業応用の拡大に大きな可能性を持つ企業です。

また、CNTはその科学的特性から従来素材より少量で効率的なエネルギーを生み出すことが出来るため、生産時の脱炭素化への貢献も期待できます。「脱炭素社会に向けた取組み」は、兼松グループのマテリアリティ(重要課題)のひとつであり、カーボンフライとの取組みを通じ気候変動の緩和にも貢献していきます。

兼松は、F.C.C.およびカーボンフライと協力し、CNT製品の社会実装を通じたより良い社会の実現を目指して参ります。

 
【CNTファイバー、シート、パウダー】

 

 



【CNT導電助剤】



【CNT成型品】



【お問い合わせ先】
兼松株式会社 広報・IR室
電話 : 03-5440-8000
https://www.kanematsu.co.jp/inquiry/ 

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兼松株式会社

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URL
https://www.kanematsu.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都千代田区 丸の内2-7-2 JPタワー
電話番号
-
代表者名
宮部佳也
上場
東証プライム
資本金
277億8100万円
設立
1918年03月
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