ニューヨークで宣言!「ゆかた」が「きもの」の仲間入り!いよいよ「きもの」の世界が大きく広がります
ゆかたはきものか?論争に終止符!を打つため、きもの愛好家にアンケート。その結果、ゆかたをきものの仲間として迎えることを決定しました。
https://omotenashi.or.jp)は、2023年7月17日午前10時(日本時間17日午後11時)に、米国ニューヨークで「ゆかたを仲間に、きものは世界遺産へ」と題したニューヨーク世界宣言を発表しました。これまで長年続いてきた「ゆかたはきものか?」論争に終止符を打ち、きものの世界を大きく広げ、世界遺産登録への可能性をより高めることが目的です。
ゆかたはきものか?実際にネットで検索しても、ゆかたときものの「違い」だけが知識的に強調され明確な答えがありません。業界の中でも「ゆかたはきものではない」という意見が根強くあり、
当NPOの代表も以前は「浴衣はパジャマ、きものではない」と明言していた時代があります。
また今回の宣言に至る過程の中でも、NPO関係者から「やはりきものとゆかたは別物」という意見もありました。
一方、若者は?外国人は?どうでしょうか?
京都や東京浅草などの観光地では、ゆかたを着て散策する若い男女がとても多いのですが、そのほとんどが「きもの姿」としてゆかたファッションをSNSにアップしています。また外国人にとって、ゆかたをカジュアルなKimonoとして楽しんでいます。
「ゆかた」はもうすでに「きもの」なのです。
そんな中で、今回宣言の決定打になったのは、当NPOをサポートするきもの愛好者「和装家」(https://omotenashi.or.jp/wasouka/)へのアンケート(回答数493)の結果です。きもの文化的価値を考える上で、もっとも保守的だと思われた和装家の実に77.89%が「ゆかたはきものの仲間」と回答し、予想以上にきものへの考えが自由であることが発見されました。
当NPOでは、今回の宣言は「きもの人口をケタ違いに増やし、きものの世界を大きく変えるもの」として認識し、きものの世界遺産(無形文化遺産)登録に弾みをつけるものと考えています。
この件につきましてご意見がございましたら、ご遠慮なくinfo@omotenashi. or.jp までお寄せください。異論、反論も歓迎いたします。
特定非営利活動法人 きものを世界遺産にするための全国会議
活動目的は、法人名の通りにきものを世界遺産にすることで、和装業界に貢献しようというものです。2014年きもの業界各社が設立。同時に活動を開始(活動内容等はhttps://omotenashi.or.jp)。2023年7月現在、139社の業界各社が本会員、賛助会員として加盟しています。また「和装家」として3,200人を超えるきものファンが活動をバックアップしています。
ゆかたに関して当NPOは正会員の一社、日本和装ホールディングス株式会社が全国の中学、高校で実施している「出前授業・浴衣着付け」に協賛しています。
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