「ミニチュアドールハウスの世界展」9/12 金沢21世紀美術館で開幕

9/12～10/13 金沢21世紀美術館市民ギャラリーＢ開催

北陸中日新聞（中日新聞北陸本社）

2025年9月5日 10時00分

　ミニチュアドールハウスの世界展～時をかけるドールハウス～

　ヨーロッパで誕生したドールハウスは、貴族のコレクションや教育玩具として発展し、やがて子どものおもちゃとして普及しました。日本でも古くからひな人形や豆本、江戸小物など、日本独自のミニチュア文化を発展させてきましたが、1970年代以降にドールハウスが紹介され、やがて作家による芸術作品として注目されるようになりました。

　本展では日本で活躍する作家が集結し、繊細で奥深いミニチュアの世界を紹介します。アンティークの漂う作品から革新性あふれる最先端のドールハウスまで時を超えヨーロッパや日本のドールハウスが一堂に会します。また、日本のドールハウスの歩みも振り返り、その魅力と進化を余すところなく体感できます。

全作品撮影Ｏ.Ｋ！　「#ミニチュア世界展」で投稿してください

会期

2025年9月12日（金）～10月13日（月・祝）

開場時間：10:00～18:00（最終日は15:00閉場）入場は閉場の30分前まで

会場

金沢21世紀美術館市民ギャラリーＢ（金沢市広坂1-2-1）

主催・後援など

主催　北陸中日新聞、石川テレビ放送

共催　金沢21世紀美術館[（公財）金沢芸術創造財団]

後援　石川県、金沢市、金沢市教育委員会、いしかわ結婚・子育て支援財団

企画　ドールハウス展作家実行委員会

特別協賛　東海東京証券

協賛　天然温泉風の森

参加作家・コレクター紹介

ー最先端を行く　映像の魔術師ー
小幡耕一
「光と影」をテーマに、事象の表と裏をミニチュア作品で表現。最新技術を取り入れつつ、見る人が作品の中に入り込んだり、映像と作品がコラボレーションしたりと驚きの作品を次々制作。ぬくもりのある作風も好評で博物館の展示物も手がける。

ーアンティーク風のカズヨスタイルー
工藤和代
アンティーク素材や色彩にこだわりながら、独自のドールハウスの世界を作り出す。2016年からシルバニアファミリー（エポック社）をカズヨスタイルにアレンジした作品も発表。書籍やテレビ番組のための制作も行う。

ーロマンティックなヨーロピアンー
木下幸子（AtelierAlice主宰）
繊細な手仕事と独自の世界観で、ミニチュアの中に物語を紡ぐ作品を多数制作。博物館などの展覧会に出展し、リアルでロマンティックなドールハウスは多くのファンを魅了している。

ーミニチュア界の金魚アーティストー
小林美幸
金魚など観賞魚をモチーフにした作品で知られ、リアルさと美しさを追及している。「金魚美抄」展など国内外の展覧会に出展し、国際ミニチュア作家協会（IGMA）スクールの講師も務める。

ードールハウス文化を誰よりも知るジェントルマンー
木村浩之（Hiroyuki ＆ Kyoko）
和風ミニチュア作品の制作や欧米のドールハウス文化にも造詣が深く、欧米スタイルの作品も多く手がける。特に欧米の伝統的な建築様式やインテリアを取り入れた作品は、その綿密な再現性と美しい仕上がりが高く評価されている。

ーミニチュアのリアルと繊細ー
美海きょうこ（Hiroyuki ＆ Kyoko）
夫の木村浩之さんと共に「Hiroyuki ＆ Kyoko」の名称でも活動。繊細なミニチュアプランツや和風の情景作品を得意とし、国内外の展示会や企画展にも多数出展。その技術と芸術性は世界的に高く評価されている。

ー世界を旅するドールハウスコレクターー
佐藤與市
アンティークドールハウスのコレクター。コレクションはイギリス、ドイツ、スイス、オランダ、オーストリア、チェコ、フランスなど、ヨーロッパ各国のドールハウスを網羅。歴史的価値の高い作品を多数所蔵している。

≪特別出展≫三浦宏

≪そのほかの作家≫津田玲子、佐藤里香ほか

入場料

大人1,200円（900円）、高校・大学生（700円）、小・中学生700円（500円）※カッコ内は前売り料金

未就学児は無料
障害者手帳。療育手帳などをご提示の場合は、ご本人様は前売り料金でご入場いただけます（障がい者付き添いの方は1名まで無料）
プレミアムパスポートご提示で大人当日料金から100円引きでご入場いただけます
シニア（65歳以上）の方は、平日（祝日を除く月～金曜日）に大人当日料金から100円引きでご入場いただけます

チケット情報

★中日サービスセンター（中日新聞北陸本社1F）、石川県立音楽堂チケットボックス、★香林坊大和プレイガイド、★アピタ松任ティオ、★うつのみや各店、★金沢中日文化センター（金沢エムザ2F）、Boo-Wooチケット・ローソンチケット（Lコード55742）、ぴあ（Pコード687-265）、セブンチケット、イープラスなど。★北陸中日新聞販売店で取り次ぎ。★は前売り券のみ販売【9月11日（木）まで】