【調査レポート】転職活動でChatGPTを使ったことのある・使えそうなシーンは?1位は意外な「〇〇」!

株式会社ACIL

株式会社ACILが運営するキャリア・転職情報メディア『ポジサラ』(https://pojisara.com/)は、全国の20代以上の男女を対象に「転職活動でChatGPTを使ったことのある・使えそうなシーンは?」をテーマとしたアンケート調査を実施致しました。


  • 調査概要

調査方法:インターネット調査

調査人数:100人

調査主体:株式会社ACIL、ポジサラ

調査時期:2023年5月7日

発表日:2023年5月10日
調査レポート:https://pojisara.com/survey-report-5/

※本アンケートを利用する際は、「ポジサラ」のURL(https://pojisara.com/)を使用ください。


  • 調査結果サマリー

1位は「自己分析(強み・弱み)に活用」で、2位の「履歴書・職務経歴書の作」と答えた人の差は、わずか1人でした。

また20代の回答数が少なく、30代以上とくに40代の解答が目立ちました。

今現在、ChatGPTを転職活動でうまく活用しているのは、若手より中堅層と言えそうです。


  • 1位:自己分析(強み・弱み)に活用

・自分の強み・弱みを対話形式で探せることで、思考の整理ができるためです。自分で話せるレベルまでChatGPTが付き合ってくれるので、この点で大きく使えます。(男性40代)

・正解や不正解がハッキリするものではなく、言っていることがそれっぽいシチュエーションで活かす方が今は無難だと思うので、自分のことを冷静に分析できている人ですアピールをする際に応用するのがベストかなと思いました。(男性20代)

・強みと弱みの言い換えを行ったり、自己分析の内容を自動でまとめたりなど、質問を深掘りしていくことで文章作成に役立ちます。(女性30代)

・ChatGPTは要約に優れているため。まず、自分の強みや弱みを箇条書きで列挙した後に、○○文字以内できれいな文章にまとめてほしい等のプロンプトを出せば、その答えをそのまま履歴書やエントリーシートに載せることも一部可能でした。(男性30代)


1位は「自己分析(強み・弱み)に活用」となりました。

壁打ち相手としてChatGPTを使ったり、強みや弱みのビジネスにおける言い換えなど、自己分析において幅広く活用できる点がコメントされていました。


  • 2位:履歴書・職務経歴書の作成

・ビジネス用語に変換したいときに便利だと思います。文面を考えるのもお願いできますが、最終確認するのに自宅で一人でできるのが良いと思います。(女性20代)

・志望動機や自己PRなど文章校正の機能が活用できます。(男性20代)

・書き言葉での言い回しや、同じフレーズの使い回しにならないように、ChatGPTを使ってバリエーション豊かな言葉遣いで履歴書を書くために活用しました。また、文章が思いつかないときに例文を提案してもらい、その枠に沿って文章を考えることもできました。(女性20代)

・外資系を考えているので、英語の履歴書を作る際の下書きに利用可能。(男性40代)


2位は「履歴書・職務経歴書の作成」でした。

文章校正として活用したり、フレーズの言い回しやビジネス用語への変換など、職務経歴書の磨き上げに利用する方もいました。

また中には、英語の履歴書を作成するために活用している方もいました。


  • 3位:面接対策 

・聞かれそうなことを想定してChatGPTに模範的な回答を聞いておくことで、面接で大きなミスをすることを減らせそうだから。(男性40代)

・志望動機、退職理由などは参照するワードを組み込んで文章に起こす方が話すときにまとまった話が出来るから。(男性50代)

・どんなことにも答えてくれるのでとにかくチャットGPTに聞きまくって大まかな参考情報を得ることができる。それを元に自分に当てはめることで面接の対策ができます。例えば自己PRする際、一般的なことをチャットGPTに聞いてその中から自分に合うものを考えることで、面接での受け答えをまとめられます。理論構成がしっかりした回答をくれるので、伝えるための話し方や理論構成の練習に大きく役に立ちます。(男性40代)


3位は「面接対策」となりました。

面接での模範的な回答をインプットしたり、その中から自分に合った回答を選ぶことで、面接時に論理的な解答ができるように利用している方が多いようです。

ここまでが3位以内の調査になります。以降4位から5位までの内容を紹介します。


  • 4位:業界・職種のリサーチ


・自分が持っているスキルに適合する業界・職種を調べるのにAIが意外と使えるからです。情報や職種に関してこういった人が向いています等の回答がもらえるので、参考になります。(男性20代)

・ChatGPTは膨大なデータや分析機能が備わっているため、自分の給与が業界水準と比較してどうなのか、転職時の希望条件としてどれくらいが妥当なのか判断するか客観的(感情論や下駄を履かせるなど一切なしにデータ的根拠)に判断するために利用しました。(男性40代)

・ChatGPTの強みは対話型AIです。そのため、検索サイトで調べればすぐ出てくる情報よりも、転職希望先の業界・職種の現状をリサーチしてくれるのに使えそうです。例えば、給与や福利厚生などの待遇面、今後需要が見込まれる仕事なのかなどの情報を調べて転職活動に活用できるのではと感じました。(男性40代)


自分のスキルと適合する職種を教えてもらう使い方など、ChatGPTを使った業界や職種のリサーチ方法はかなりありそうですね。


  • 5位:希望業界に必要なスキルや資格の提案


・〇〇の資格(〇〇は職種)と入力すれば一覧で提案してくれるので、普通に検索するよりも便利だと思ったため(試しに不動産と建設で作成してもらいました)(女性20代)

・希望業界をざっくり大まかに知るための質問をして狙いをつける補助として使えると思います。回答についても優先順位などをあらかじめ指定しておくことでより具体的なスキル・資格に目星が付けやすくなります。ただし、それ以上に詳細な情報を調べたいのであれば、一度自分自身で調べて調査するのが良いと考えます。(男性30代)

・自分で調べた企業分析とは別の角度から、新しい知見を得られる。(男性30代)


希望業界に必要な職種を一覧でだしてもらうなど、プロンプトによってはとても便利に使えそうです。


  • まとめ

100人のアンケート結果として、1位は「自己分析(強み・弱み)に活用」でした。

転職活動におけるChatGPTの活用ノウハウは、今後ますます増えていきそうです。


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業種
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本社所在地
大阪府大阪市北区梅田 1-1-3大阪駅前第3ビル 29階 1-1-1号室
電話番号
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代表者名
松田 皓太
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年11月