6.1 Release|「白磁の世界」をテーマに、見た目にも涼しい白磁の器を、今話題の有田焼作家と共にご紹介

透き通るように白い肌、涼しげな淡いブールの釉、暑夏に欲しい器たち。

名工が創る“和の器”をお届けするオンラインショップ「and POLITE(&ぽらいと)」では、8月末までの暑夏期間、佐賀県有田町を拠点とする今話題の4人の作家をシリーズでご紹介していきます。各々が生み出す“白磁の世界”を是非ご覧ください。

“白い器(磁器)”の歴史を辿ると江戸時代まで遡ります。実は江戸時代に入るまで日本で磁器は殆ど流通しておらず、中国からの輸入が主で、陶器と違いその滑らかな白い肌は貴重な品でした。日本国内で初めて白い磁器が誕生したのは、1616年、佐賀県は有田泉山(ありたいずみやま)に磁器の原料となる良質な陶石(白い岩石)を豊臣秀吉による文禄・慶長の役で連れ帰った陶工、李参平が発見し、初めて磁器が誕生しました。その後、有田で焼かれる磁器は有田焼(伊万里焼)として日本有数の磁器産地となり、江戸時代初頭より国内のみならず海外でも流通するようになります。

“白”には「白磁」「青白磁」「青磁」と名が付きますが、素地の原料は同じ白い岩石(陶石)を砕いた磁土からつくられています。素焼きの器に透明になる釉薬を掛け焼成すると「白磁」となり、素地である“白”が際立ちます。また、釉薬に微量の鉄分を含ませ、酸素が少ない状態(還元焼成)で焼成すると透明の釉薬が青色に変化し、「青白磁」「青磁」となります。鉄分の量、還元の程度、釉薬の厚みなどで“青味”には無限の階調があり、思い通りの“白”“青”を表現するには、熟練された技術が必要となります。



ー「白磁の世界」をテーマとした今回のシリーズ、初回を飾るアーティストをご紹介。

海外からのお客様も多く、また、家庭画報にも取り上げられた人気作家の百田暁生さん(in blue 暁)。端正なフォルムの白磁に、とろりとかかる淡い青や真っ白い素地に釉薬で描く抽象的なデザインが魅力です。作品はどれも品があり凛とした佇まいをしていますが、不思議と柔らかさ、そして温かみを感じさせてくれます。殆どの作品が轆轤(ろくろ)で製作した拘りの一点物です。


百田さんのクリエイティブでお洒落な作品を、いくつかご紹介させて頂きます。


エスプレッソカップ

何とも愛らしいエスプレッソ専用のカップです。小さな持ち手も指先でつまみやすいよう設計されています。伝統と現代のモダンが見事に融合されたお洒落なエスプレッソカップです。今回、百田さんにお願いし、数少ない作品を、特別に出品いただきました。※容量:一杯約30~40ml(cc)









酒器|片口・ぐい吞

淡い青の釉が美しい青白磁。しっとりとした肌触りが心地よく丸みをおびた優しいフォルムが魅力です。片口は女性にも持ちやすいサイズで適度な手重みと安定感があり、1合弱程度のお酒が入ります。注ぎ口のキレも申し分ありません。是非、片口とセットで楽しんで下さい。









青白磁 カップ

百田さんならではの、とろりとかかる淡い青の釉が魅力。品のある佇まいですが、腰にかけての釉溜まりが何とも言えない景色をつくりだし、不思議と柔らかさと温かみを感じさせてくれます。卓越した轆轤技術により薄く引かれた口縁は口当あたり滑らかです。お茶やコーヒーは勿論、オンザロックでお酒など幅広くお使い頂けます。








5寸皿

真っ白い白磁の素地に釉薬で抽象的に描かれたデザインが伝統の中にもモダンさを感じる逸品。卓越した轆轤(ろくろ)の技と偶然性が織り成す唯一無二のデザインに魅了されてしまいます。インスタ映えするプレートとしてもおすすめです。

※直径16cm(5寸程度)2枚1セット









また、百田さんはオブジェ制作にも積極的に取り組まれています。

オブジェ「free」幅59.0×奥行17.2×高さ7.8cmオブジェ「free」幅59.0×奥行17.2×高さ7.8cm


百田さんのプロフィールや作品の詳細はコチラをご覧ください。

https://andpolite.com/collections/akio-momota

※写真は百田さんのギャラリー「in blue暁」内の写真となります。

※取扱のない作品も含まれますが、購入希望がございましたらお問い合わせください。



オンラインショップ「and POLITE(&ぽらいと)」のご紹介


私たちは、「丁寧に暮らす、丁寧に生きる。」をコンセプトに、変化を楽しみながら、長く大切にしたいと思えるモノ、『匠の技を引継ぐ和の器』をお届けしています。昨今、SDGsの浸透と共に“エシカル消費”の考え方が急速に広がり、国内のみならず海外からも日本の“工芸品”に注目が集まっています。日本には、素晴らしい“工芸品”が沢山あります。いずれも地域の気候や風土の恵みを生かし、長い間育まれた知恵と技術により伝承されてきたものばかりです。「&ぽらいと」は、伝統を受け継ぎながらも新たな挑戦に挑む「創り手」と、生活者である「使い手」を繋ぎ、長く大切にしたいと思う“工芸品”をお届けします。

※エシカル消費:倫理的・道徳的(人や社会、環境、地域に配慮した物を選んで消費すること)

https://andpolite.com/

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会社概要

トリニティSP株式会社

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業種
サービス業
本社所在地
福岡県福岡市中央区六本松 2-9-24 アンバー六本松ビル4F
電話番号
-
代表者名
林 浄
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2014年03月