<「ウッドデザイン賞2023」を受賞した心地よい木の空間で、生き物・自然を知る。>山本彌作品展「小さな生き物たちの大きな世界」2024年3月26日(火) - 4月21日(日)
薄暗闇で顔を出すキノコ。生命力を感じるメインビジュアルが完成!
品川区立環境学習交流施設エコルとごし(東京都品川区豊町、館長:中藏 康之、以下「エコルとごし」)は、2024年3月26日(火)から4月21日(日)まで、キノコや菌類、木の実や種など、自然界の小さな生き物たちに目を向ける企画展「山本彌作品展『小さな生き物たちの大きな世界』」を開催いたします(観覧自由・無料)。
キノコや菌類、木の実や種、小さくてつい見逃してしまいそうな生き物たち。そんな小さな生き物が森を活き活きとさせるために、大きな力を発揮しています。そして、動物や人間のように自分の足で動くことができないキノコや植物は、いろいろな知恵を働かせて命をつないでいます。繊維造形作家である山本彌は、そんな小さな生き物たちの柔軟さ、たくましさに心を寄せ、フェルトや布、糸などの自然素材を使って、少しユーモラスな造形に作り上げています。
「エコルとごし」は環境学習・地域交流をテーマに、2022年春、自然豊かな戸越公園の中に開館した品川区立の公共施設です。「ウッドデザイン賞2023」を受賞した木のぬくもりあふれる建物には、年間約22万人が来館(2022年度実績)。本展では、戸越公園の緑を眺める開放的なコミュニティラウンジを中心に作品を展示し、森を散策するような気分で作品との出会いをお楽しみいただけます。また、会場で配布するクイズカードを通して、作品を鑑賞するだけではなく、生き物や自然との繋がりを身近に考えていただける機会をめざします。
なお、期間中の3月31日(日)と4月14日(日)には、作家本人が講師を務めるワークショップ「わたしたちの種をつくろう」を開催いたします(3月は子ども向け・4月は大人向け/要事前申込)。
<作家プロフィール>
山本 彌 Yamamoto Iyo
繊維造形作家。1982年愛媛県生まれ。多摩美術大学卒業。フェルトや糸などを使い、植物や菌類を細かな手作業で制作。自らの手で作り出すことで、命についての考察を深め、問い続けている。
<関連イベント>
「わたしたちの種をつくろう」
自分が小さい頃に来ていた服、手編みの手袋など、今は使わなくなった衣服を糸にもどし、自分の大切なものや思いを紙に書いて、それを包むように「わたしの種」をつくります。つくりながら思い出すこと、新しい発見があるかもしれません。
<①②共通>
会場:エコルとごし3F 多目的スペース / 参加費:無料 / 講師:山本彌 / 定員:30名
① 子ども向け
日時:2024年3月31日(日)14:00~16:00
対象:小学生(小学3年生以下は保護者同伴)
持ち物:着なくなった服(ほどいたり、切ったりしてよいもの)
申込期間: 2月18日(日)〜3月17日(日) ※HPの専用フォームまたは往復はがきにて(必着)
② 大人向け
日時:2024年4月14日(日)14:00~16:00
対象:中学生~どなたでも
持ち物:ほどいてもよいニット(セーター、帽子、手袋など毛糸でできたもの)
申込期間: 3月3日(日)〜3月24日(日) ※HPの専用フォームまたは往復はがきにて(必着)
<開催概要>
山本彌作品展「小さな生き物たちの大きな世界」
2024年3月26日(火)~4月21日(日)
[会 場] 品川区立環境学習交流施設 エコルとごし 1Fコミュニティラウンジ・エントランスほか
※開館時間(7:00~21:30)中であれば、どなたでも自由にご覧いただけます。
※期間中の休館日はありません。
<品川区立環境学習交流施設エコルとごし 施設概要>
◆つなぐ つづける つくりだす ~エコなミライへ~◆
品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」は、自然豊かな戸越公園の中にあります。体験型展示・イベント等を通して、地球環境について身近な視点で楽しみながら学べるほか、早朝から夜間まで利用できる開放的なコミュニティラウンジをはじめ、キッズスペースや貸室など、地域における憩いと交流の場としても広く多世代に利用されています。
また、建物には省エネだけでなく、地中熱利用や太陽光発電など、自らエネルギーを創り出す(創エネ)環境配慮技術を数多く採用し、東京都内の公共建築物で初めて「Nearly ZEB*」の認証を取得しました。その他、「2022年度グッドデザイン賞」、「第16回キッズデザイン賞」、世界3大デザイン賞である「iFデザイン賞」、「ウッドデザイン賞2023」など、多数の賞を受賞しています。
*「ZEB(ゼブ)」とは、「Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の略称です。快適な室内環境を保ちながら、省エネにより使うエネルギーを減らし、太陽光発電などでエネルギーを創り出すこと(創エネ)で、建物で使うエネルギー収支をゼロにすることをめざした建築物です。エコルとごしは2022年度実績で、標準的な建物と比較して、消費エネルギー97%削減を実現しました。
施 設 名 |
品川区立環境学習交流施設 エコルとごし |
所 在 地 |
東京都品川区豊町2-1-30(戸越公園内) |
開館時間 |
7:00~21:30(展示・キッズスペース等は9:00~18:00) |
休 館 日 |
毎月第4月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休)、年末年始(12/29~1/3) |
アクセス |
・東急大井町線 戸越公園駅・下神明駅より徒歩7分 ・都営浅草線 戸越駅より徒歩12分 ・東急池上線 戸越銀座駅より徒歩15分 |
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