代官山アートギャラリー「DRELLA（ドレラ）」で Narcolepsy1999、Itoshi Sakhrani、Soyblanc によるグループ展「BITS AND PIECES」開催

代官山アートギャラリー「DRELLA（ドレラ）」は、3月18日（土）より次世代を担う話題の現代アーティスト、Narcolepsy1999、Itoshi Sakhrani、Soyblanc によるグループ展「BITS AND PIECES」を開催。

DRELLAは、総合企画プロデュース・グローバルマーケティング事業を展開するCool Japan TV（本社 : 東京都渋谷区、代表取締役 : 赤峰俊治）が既存事業におけるリソースを活かし、アーティストマネジメント、グローバル展開サポート、企業広告プロデュース、IP活用によるD2Cブランド開発、アートイベントプロデュースなどを目的として、2022年にアート関連事業専門の子会社として設立。代官山駅近くの路面にギャラリーを構え、年間を通じて様々な企画展を主催。2023年はアジア数カ国でのギャラリーオープンを予定している。

 【イベント名】
 「BITS AND PIECES 」
 presented by DRELLA

 【会期】
 3/18 (sat) - 3/26 (sun)　12:00 - 20:00
 ※ 入場無料

【会場】
 DRELLA Art Gallery
 東京都渋谷区代官山町15-10 Grove 代官山 1F

https://www.drella.art/
 
 【アーティスト】
 Narcolepsy1999　ナルコレプシー

https://www.instagram.com/narcolepsy1999/

突如現れた、淡く、どこか儚いタッチで可愛い女の子を描くアーティスト NARCOLEPSY1999。自らの病である「中枢神経系ナルコレプシー」を使った名前で 2021年より活動を開始。病により一日を通して強烈な睡魔に襲われ、人よりも長く眠ってしまう。ナルコレプシーは「可愛いの条件」を模索しており、その条件の中の「不完全（だらしなさ、隙、緩さ）」を一言で表したものである。
 
 ITOSHI SAKHRANI　サッカラーニ 愛

https://www.instagram.com/itoshi.sakhrani/
 イギリス・インド・沖縄のミックスであり、ボーダレスな環境で育ったバックグラウンドを持つ。十代の頃は沖縄のインターナショナルスクールと東京のローカルスクールに通う。グラフィティアートに熱中し、イベントのポスターやフライヤーの制作、Tシャツのデザインなどを行う学生生活を送る。現在は絵画の展示 / 販売の他、様々な企業とのコラボレーションなど幅広く活動している。
 
 SOYBLANC
 https://www.instagram.com/soyblanc_art/
 東洋と西洋の文化の架け橋となる画家 Soyblanc。彼は、日本人の外見を持ちながら、オーストラリアで成長したことから、異なる文化の影響を受けながら自己アイデンティティを模索してきた。その経験から、Soyblanc は、文化の壁を越えた概念や二元性の越境をテーマとした作品制作を行っている。彼は、螺鈿とアクリル絵の具を組み合わせることで、東洋と西洋の文化を象徴する素材を一つの作品に融合させ、新しいアイデンティティを創造している。

【BITS AND PIECES】
 いつの時代も人間の現実や認識は、常に矛盾する2つの状態が昇華される事によって進歩を繰り返して来た（例えばCDプレーヤーと携帯電話はスマートフォンという発想により我々の生活を変えたなど）こうした私たちの行動に関わる進歩は科学の発展がリードしてきた。

一方で私たちの精神性はどれだけ進歩しているのだろう。矛盾した複数の感情や境遇は私たちをどれだけ進歩させているか。数字や論理で全てを解き明かそうとする科学と違い、他人の心を覗けないおかげで私たちは孤独を感じたり、成⻑を感じたような気分になったり、 他者と話す事でどうやら他の人間も一定部分において同じような感性を共有する事が多いなど、断片から手探りで精神の輪郭を掴む事が個人裁量に委ねられている。

そんな存在もあやふやな私たちの精神だが、極めて個人的なアーティストの精神性や哲学の副産物であるアートは常に私たちに新たな断片を投げかけ、存在を理解する手がかりになれるものとして創造される、そして今回の展示では、それぞれが異なるスタイル、コンセプトの画家の3人が、精神とされるものの断片（BITS AND PIECES）をキャンバス上に表層化させる試みを行う。