ビル管理DXツールのラクビルTeX、東急コミュニティーが管理する大規模オフィスビルで導入開始
~ラクビルTeXで複数オフィスビルの管理業務を大幅に効率化~
ラクビル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:大内健太郎)運営の事業用不動産の対テナント業務効率化・高度化プラットフォーム「ラクビルTeX」が、株式会社東急コミュニティー(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:木村昌平)が管理する複数のオフィスビルに導入されたことをお知らせいたします。
ラクビルTeX導入物件の概要(一部)

恵比寿ビジネスタワー
所在:東京都渋谷区恵比寿、延床面積:28,260.10m2
品川イースト
所在:東京都港区港南、延床面積:9,767.95m2
品川東急ビル
所在:東京都港区港南、延床面積:20,591.73m2
渋谷センタープレイス
所在:東京都渋谷区道玄坂、延床面積:7,292.80m2
ラクビルTeX導入の背景
総合不動産管理会社として多様な建物の管理業務を手掛けてきた株式会社東急コミュニティーは、その業務を遂行する中で、入 居テナント及びテナント従業員が抱える課題や悩みに触れる機会も多く、特に、煩雑な申請作業や書類 保管、関係者間での情報共有に関して、課題を感じている方が多い現状がありました。今回、建物管理 サービスプラットフォーム「ラクビルTeX」の導入・提供を開始することにより、これらの課題解決を 図ります。
株式会社東急コミュニティー ご担当者様のコメント

このラクビルTeXは、顧客サービスのデジタル化に特化し、テナント管理者と従業員それぞれのニーズを満たす充実した機能を備えています。当社はラクビルTeX導入を顧客満足度向上に繋げ、テナントに「選ばれるビルづくり」の支援強化を促進することで、大切な資産である建物の価値向上に努めてまいります。
ラクビル株式会社 代表取締役 大内健太郎のコメント
株式会社東急コミュニティー様の複数のオフィスビルにラクビルTeXをご導入いただけたこと、心より感謝申し上げます。ラクビルTeXが株式会社東急コミュニティー様の掲げる「選ばれるビルづくり」に貢献できるよう、テナント様にとってより使いやすく便利な機能をご提供できるようシステム開発に努めて参ります。
事業用不動産対テナント業務効率化・高度化ツール「ラクビルTeX」について
弊社の提供する「ラクビルTeX」は、事業用不動産(オフィスビルや商業施設、物流施設など)を管理・所有する方々を対象としたSaaSサービスです。事業用不動産の運営においては、様々な業務と課題が存在します。
テナントとのコミュニケーション
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事業用不動産の管理は、建物の維持に加えテナント企業とのコミュニケーションが重要です。設備利用や工事申請などの申請対応やトラブル対応、点検の日程調整など、多くの業務が日々発生します。
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また、テナント企業に長く利用してもらうために、物件で働く従業員にも満足していただく必要があります。
運営者間の連携
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物件の運営においては、プロパティマネジメント(PM)会社やビルマネジメント(BM)会社、清掃・警備スタッフなど、多様な関係者が綿密に連携しなければなりません。
建物管理業務では、上記のような業務に対応する必要があります。しかし、ビル管理業界では深刻な人手不足が問題となっているため、これらの業務を極力効率的に進めることが求められています。ラクビルTeXは、こうした業務や課題に取り組むためのプロダクトです。デジタル化を通じて現場の負担を軽減し、より質の高いオペレーションの実現をサポートします。
具体的には、「ラクビルTeX」は、物件運営者向けツールと、テナント向けポータルサイトやLINEアカウントなどを通じて、ビル館内の連絡、フロー管理が可能な各種館内申請の受付、就業者向け優待情報の発信といった業務を一括管理できる、ビル管理におけるコミュニケーションツールです。これにより、ビル運営者とテナント企業間のコミュニケーションや、ビル管理者間のやり取りがより円滑になり、物件管理者の業務負担を大幅に軽減することが可能となります。さらに、従来業界で十分に行われていなかった各種ビル管理業務におけるデータの適切なシステム内管理を実現することで、運営管理の属人化を防ぎ、データの利活用を促進します。
オフィスビル・商業ビルを中心に、すでに導入契約済みのビルは50物件を超えています。今回の資金調達を機に、大手PM・BM会社が求める機能をさらに充実させ、ビル管理オペレーションの一層の省力化を目指すとともに、ビルオーナーやAMにも支持される新機能を追加し、大手ビルオーナー、AM、PM会社、BM会社を中心にさらなる市場拡大を目指してまいります。

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