現役コンサルタント302名調査 :AIに代替されると見られている業務の上位は「分析・リサーチ・資料作成」。議事録・タスク管理などの定型業務は19.5%にとどまる
人に残ると見られた業務の1位は「現場を動かす実行・交渉」(59.3%)
「日本一、人が育つ戦略コンサルティングファーム」を掲げる株式会社FIELD MANAGEMENT STRATEGY(フィールドマネージメントストラテジー、本社:東京都千代田区、代表取締役:中村 健太郎、以下、FMS)は、コンサルティングファームに勤務する現役コンサルタント302名を対象に「AI時代のコンサルタント意識調査」を実施しました。
「今後AIに代替されると思う業務」の1位は「データ分析・モデリング」49.0%、2位「情報収集・調査」37.1%、3位「資料作成・構成」35.4%でした。一方、議事録やタスク管理といった定型業務は19.5%にとどまりました。
コンサルタント自身は、定型業務よりも、これまで専門性が高いとされてきた分析・リサーチ・資料作成のほうが先にAIへ移ると見ています。
■調査背景
生成AIの普及にともない、コンサルティングの仕事のどこが機械に移るのかが議論されています。ただ、その多くは業界の外側からの推測で、実際に業務を担っている当事者がどう見ているかを示すデータは多くありません。そこでFMSは、現役のコンサルタント302名に、自身の業務についての実感を聞きました。
■調査結果のまとめ
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AIに代替されると見られているのは、定型業務(19.5%)よりも分析・リサーチ・資料作成(35〜49%)
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人に残ると見られている業務は「現場を動かす実行・交渉」59.3%、「経営者との信頼関係の構築・合意形成」52.6%
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これまでのキャリアで「最も価値を出せた」場面の1位も「実行・現場を動かして成果につなげたとき」24.5%
■調査結果①:AIに移ると見られているのは、定型業務より分析・リサーチ

「今後、AIに代替されると思う業務」(最大3つ選択)を聞いたところ、1位「データ分析・モデリング」49.0%、2位「情報収集・調査」37.1%、3位「資料作成・構成」35.4%となりました。議事録・タスク管理などの定型業務は19.5%で、上位3業務を大きく下回っています。一般には、単純な作業から順に自動化されると考えられがちです。しかしコンサルタント自身の見方は逆で、訓練を積んで身につける専門的な業務のほうが、先にAIへ移ると捉えられています。
■調査結果②:人に残ると見られているのは「実行」と「信頼関係」

「AIに代替されにくいと思う業務」(最大3つ選択)では、1位「現場を動かす実行・交渉」59.3%、2位「経営者との信頼関係の構築・合意形成」52.6%、3位「論点設定・定義」35.1%となりました。1位選択に限ると「経営者との信頼関係の構築・合意形成」が32.1%で最多です。
結果①と合わせると、業務は性質によって二つに分かれています。分析・リサーチ・資料作成は「AIに渡る」側、論点設定・信頼構築・実行は「人に残る」側です。
■調査結果③:コンサルタント自身が最も手ごたえを感じた場面も「実行」

これまでのキャリアで「最も価値を出せた」場面を聞いたところ、1位は「実行・現場を動かして成果につなげたとき」24.5%でした。「精緻な分析・示唆を出したとき」15.6%、「資料・提案がきれいにまとまったとき」12.3%を上回っています。
結果②で「人に残る」とされた業務と、実際に手ごたえを感じた場面は整合しています。
■調査結果④:管理職の半数以上が「部下の業務の半分以上はAIで代替できる」


部下・スタッフを持つマネージャー以上の56名に、部下が担う業務のうちAIで代替可能と感じる割合を聞きました。具体的な数値の回答が得られたのは47名(無回答5名、「わからない」4名を除く)で、平均48.4%、中央値50%。「50%以上」と回答したのは27名(47名中57.4%)でした。
自分の業務についての見方(結果①②③)だけでなく、部下の業務についても、管理職の半数以上がAIによる代替を現実的な選択肢として捉えていることがうかがえます。
※本設問の母数は47名です。調査全体(302名)と比べて母数が小さいため、参考値としてお読みください。
■株式会社FIELD MANAGEMENT STRATEGY 代表取締役 中村 健太郎のコメント
この調査で意外だったのは、AIに代替されると見られている業務の順位です。議事録やタスク管理といった定型業務は19.5%にとどまり、データ分析やリサーチ、資料作成が上位に来ました。これまで専門性と呼ばれ、私たちが時間をかけて訓練してきた領域から先に、AIに移っていくということです。
一方で人に残ると見られたのは、現場を動かす実行と、経営者との信頼関係の構築でした。経営者自身がまだ言葉にできていない課題を、一緒に定義する。利害の異なる人たちに納得してもらい、組織を動かす。どちらも情報を処理する仕事ではなく、人と向き合う仕事です。
もっとも、これは調査時点でのコンサルタント自身の見方であり、実際にAIがどこまで担えるようになるかは、まだ分かりません。ただ、少なくとも現場の実感として、価値の重心は動き始めています。コンサルタントの仕事がAIでなくなるとは思いません。ただ、何で価値を出すのかは、はっきりしてくる。FMSは、経営者と向き合う時間と、現場で実行する時間を厚くすることに、これからも力を割きます。
■調査概要

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項目 |
内容 |
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調査名 |
AI時代のコンサルタント意識調査 |
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調査方法 |
インターネット調査 |
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調査期間 |
2026年7月15日〜7月20日 |
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調査対象 |
コンサルティングファームに勤務する現役コンサルタント(22〜50歳) |
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有効回答数 |
302名 |
※調査結果は、端数四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。
※本調査結果を引用いただく際は「FIELD MANAGEMENT STRATEGY調べ」と明記いただくか、会社ロゴ入りのグラフをご利用ください。
<FIELD MANAGEMENT STRATEGYについて>
「経営参謀」を掲げる戦略コンサルティングファーム。少数精鋭にこだわり、戦略を描く力と、現場でやり切る力の両方を鍛える、「日本一、人が育つ」プロフェッショナル・ファーム。
【会社概要】
会社名:株式会社FIELD MANAGEMENT STRATEGY(フィールドマネージメントストラテジー)
代表者:代表取締役 中村 健太郎
設立:2009年9月
所在地:東京都千代田区一番町23番3号 フロントプレイス千代田一番町4階
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