自由診療クリニック特化型のDXツール『B4A（ビーフォーエー）』が資金調達を実施、累計額は約5億円に

〜シリーズAで約3億円を資金調達、開発や人材採用を加速～

株式会社B4A Technologies

2023年9月27日 12時00分

この度、自由診療クリニック特化型のDXツール『B4A（ビーフォーエー）』を提供する株式会社B4A（代表取締役CEO：植松正太郎）は、アニマルスピリッツ、i-nest capital、D3等を引受先とする第三者割当増資ならびに金融機関からの融資（借入枠含む）により、シリーズAの資金調達を実施しました。
この資金調達により累計資金調達額は約5億円に到達すると共に、プロダクト開発や人材採用を加速し、更なる自由診療領域の発展に貢献して参ります。

今般の資金調達の背景と目的

独自性の高い機能実装

B4Aは、予約システムとCRM機能に関しての特許を2023年4月に取得いたしました。

また同時期に、SBペイメントサービス株式会社と協業した事前決済（オンライン決済）機能やLINEマーケティングツールとの連携機能をリリースしておりますが、これらいずれも自由診療クリニック向けSaaSとして「業界初」の機能実装でした。

B4Aはクラウド型のツールで、導入先クリニックのご要望に応じて日々機能をアップデートしております。弊社は業界最大級の開発組織を抱えており、圧倒的な機能リリースのスピードとともに、エラーが起きにくい安定したシステム環境を実現しています。

今後も業界で最も先進的な機能提供に尽力し、自由診療クリニックの売上拡大及び業務の効率化のみならず、クリニックに日々通っている顧客にとっても来院体験の質・満足度向上を果たしてまいります。

◇現在B4Aでは、業界最先端のツールでありつづけるために尽力してくれるエンジニアメンバーを募集しております。詳しくはこちらをご覧ください。

https://corp.b4a.co.jp/recruit

急速なシェア拡大

B4Aは先進的な機能リリースを武器に、業界でのシェアを急速に拡大しています。各機能の有用性やユーザビリティの良さ、安定性を背景に、多くのクリニック経営者・クリニックスタッフの方々からご支持をいただいています。結果、美容外科・美容皮膚科・AGAクリニック、脱毛クリニック、歯科など、約200のクリニックで運用いただいております（※2023年8月時点、運用準備中含む）。

急速なシェア拡大を支えるため、B4Aは引き続き革新的な機能開発と導入先クリニックのニーズにきめ細やかにお応えできるよう取り組みを推進して参ります。

各投資家からのコメント

アニマルスピリッツ合同会社代表パートナー朝倉祐介氏

美容医療などの自由診療クリニックの現場では、まだまだアナログで非効率な作業が多く残っており、それが原因で患者の満足度が下がるといった事態が生じています。B4Aは自由診療に特化したDXツールとして多くのクリニックで活用され、業務改善効果の大きさから業界大手からも高い評価を得ており、急成長を遂げています。

人手不足が常態化する日本の経済活動をいかにして持続可能たらしめるかは、アニマルスピリッツとして重視する課題領域であり、今般のご出資を実行しています。

植松社長をはじめとして深い業界知見と現場感のある課題解決力を併せ持つB4Aの皆さんの活動を通じて、クリニック運営の抜本的な業務改善と患者の満足度アップが実現することを期待しています。

i-nest capital株式会社パートナー塚本繁男氏、アソシエイト濱吉大聖氏

自由診療領域におけるIndustry SaaSで多くの顧客のペインを解消しているB4A社に出資させて頂きました。自由診療の領域は、市場が年々拡大している一方で、アナログな部分が多く、業務プロセスにおいて非効率な部分も多く残されています。既に大手美容クリニックを中心に数百クリニックへの導入実績があり、業界に関しての知見が豊富な植松CEO率いるB4Aチームの挑戦にご一緒できることを光栄に感じるとともに、成長を全力で支援をして参ります。

D3 LLC マネージング・パートナー永田智也氏

B4Aは植松さんが立ち上げたシードファイナンスから継続的にご出資させて頂いており、今回は3回目の出資となります。医療×ITの事業経験豊富なだけでなく自らクリニック経営経験もある植松さんは、真に自由診療クリニック及びその患者/利用者の役に立つプロダクトを開発したいという思いで、拙速に数字を追わず、ステルスに、地道に、開発を進めてきました。その間に、強力なメンバーも続々集いました。

ここからが勝負となるシリーズAファイナンスですが、このタイミングにて、アニマルスピリッツ様をリードに、B4Aの更なるグロースを強力にサポートくださる経験豊富・実力派の投資家陣が参画頂けることは、大変に嬉しくもあり、日本の自由診療の未来をより良いものとできる可能性が格段に高まったと今からワクワクしております。医療財源問題もあり、自由診療の重要性が高まっている中、様々な観点で本領域に興味をお持ちの方々は是非、ご協力頂けましたら幸いです！