りそな銀行と東洋製罐グループホールディングスがCross Capitalに参画
グローバルスタートアップとの「共創力」獲得へ — ファイナルクロージングに向け体制強化
Cross Capital Pte. Ltd.(代表:中村貴樹、髙島史)は、事業会社のオープンイノベーション実装支援に特化したFund of Funds「Cross Capital I Limited Partnership(CC1)」において、既存LP5社に加え、新たに株式会社りそな銀行、および東洋製罐グループホールディングス株式会社が参画したことをお知らせいたします。本件により、CC1の参画企業は計7社となり、ファイナルクロージングに向け、ファンド体制は最終段階へと進みました。

1|なぜ今、Fund of Funds(FoF)なのか
日本企業がグローバルスタートアップと協業を進める上での最大の課題は、情報量ではなく「実装力」にあります。直接投資やCVCの有効運用には高いハードルがあり、単発のアーリーステージ投資では継続的な成果創出に至りにくいという構造的な課題が存在します。Cross Capitalは、このギャップに対する解として、世界の有力グロースステージVCへの分散投資を通じて約2,000社規模のスタートアップ群へアクセスしつつ、日本企業の事業開発を伴走支援する、日本初のFoFモデルを構築しました。単なる資金循環ではなく、パートナー探索・実証・投資・人材育成を接続する「共創インフラ」として機能することを目的としています。
2|投資コミットの進展とポートフォリオ形成
CC1はすでに、米国・欧州・イスラエル・東南アジアの5つの有力VCへの出資コミットを完了しています。今後、更に5VCを加え、計10VCへの出資を予定しています。これにより約2,000社規模のグローバルポートフォリオを形成します。
ファイナルクロージング前でありながら、投資先ファンドからExit事例も生まれています。例えば、Eurazeo投資先のAI企業Cognigyは、米NiCEにより買収されました。戦略リターンのみならず、金融リターンの創出可能性も具体的に示され始めています。

3|戦略リターンの創出実績
LP企業のサポートについては、単発のマッチングに留まらず、
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ユニコーン企業との商務契約締結
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資本業務提携に向けたデューディリジェンス
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事業連携に向けたPoC複数実行
など、戦略リターン創出に直結する案件が既に動き始めています。FoFという立場だからこそ可能な、複数VC横断型の機会創出と、中長期伴走支援の仕組みが機能し始めています。
4|組織・人材強化という参画理由
今回参画したりそな銀行および東洋製罐グループホールディングスの両社においては、グローバル事業開発人材の育成・強化という観点も重要なテーマとなっています。単なる案件創出に留まらず、共創を生み出せる人材の育成までを射程に入れた参画である点は、CC1の思想を体現するものです。
■株式会社りそな銀行 中原専務執行役員 国際事業部担当統括からのメッセージ
りそなグループでは中長期的な視点から「海外ビジネス支援No1バンク」を目指しており、海外市場の成長を取り込みながら、国内のお客さまへの提供価値を高めていくことを重要な戦略の一つに位置づけています。Cross Capital様は、グローバルに展開するベンチャーキャピタルとのネットワークを基盤に、海外スタートアップ企業を取り巻くエコシステムへの幅広いアクセスを有するとともに、スタートアップ企業との事業連携や実装支援までを視野に入れた、Fund of Fundsの枠組みでのファンド運営を行っています。この枠組みへの参画を通じて、得られる海外スタートアップ企業に関する知見や技術を、国内のお客さまに還元することで、新たな事業機会の創出に繋げていきたいと考えています。
■東洋製罐グループホールディングス 中村代表取締役社長からのメッセージ
これまで当社グループは、包装容器分野を基軸に、技術力と長年培ってきた事業基盤を強みに成長してきました。今後は、これらの強みをさらに磨くとともに、グローバルスタートアップとの連携を通じて先端技術や新たなビジネスモデルを積極的に取り込み、当社グループのアセットと融合させることで、持続的な成長領域の創出を目指します。
Cross Capital の FoFモデルは、世界の有力グロースステージ VC とのネットワークを通じて、成長企業への継続的なアクセスと実装支援を可能にする、戦略的意義の高いプラットフォームであると評価しています。本出資を通じて、グローバル共創を推進できる事業創出力を社内に蓄積し、戦略リターンと中長期的な企業価値向上の両立を図ってまいります。
5 | Cross Capital Co-Founder CEO中村からのコメント
今回参画いただいた両社とは、数年間にわたり対話を重ねてきました。グローバルの優れたスタートアップと日本企業のアセットを結び、新たな価値を生み出す構造を共に作りたいという思いが、ようやく形になり始めています。単に企業を繋ぐのではなく、共創を継続的に生み出せる人材と仕組みを育てていくことにコミットし、中長期的にはイノベーションの文化を育んでいく取組みにしたいと考えております。
6|ファイナルクロージングに向けて
現在、複数の事業会社/CVCがファイナルクロージングへの参画を予定しており、第1号FoFの組成は最終局面に入っております。戦略リターンと金融リターンを両立する実装型「FoF 2.0」として、日本企業のグローバル共創力を持続的に高める基盤を構築してまいります。
■会社概要
社名:Cross Capital Pte. Ltd.
住所:20 Anson Road, #11-01 Twenty Anson One&Co
問合せ:takaki.nakamura@crosscapital.ltd
■ファンド概要
ファンド名:Cross Capital I Limited Partnership
運用期間:10年間
General Partner:Cross Capital Holdings I Limited
(代表者: 中村貴樹、髙島史)
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