余剰在庫となったグッズを再生産！環境保全への願いを込めた「鎌倉由比ヶ浜ビーチクリーン隊応援Tシャツ」の限定販売

株式会社L&L's

2024年8月8日 13時00分

有限会社エスケイ・コーポレーションの羽生田挙武と、6人組アーティスト・7ORDERのリーダーである株式会社L&L'sの安井謙太郎が、鎌倉由比ヶ浜海岸の環境保全活動「鎌倉ビーチクリーン」を支援するプロジェクト「Keep the Ocean」を共同で企画しました。本プロジェクトの一環として、2024年8月11日（日）～8月25日（日）に余剰在庫となったグッズを再利用して製作した「鎌倉由比ヶ浜ビーチクリーン隊応援Tシャツ」を海の家「ARMYの夏休み」（神奈川県鎌倉市由比ヶ浜4丁目）にて販売いたします。

余ったグッズ在庫に着目。再利用して生まれたTシャツに吹き込む環境保全のメッセージ

鎌倉の海と環境を美しく保つために行われているゴミ収集活動「鎌倉ビーチクリーン」。伝統・文化・自然分野に関心を寄せていた羽生田は、この活動を支援するプロジェクト「Keep the Ocean」の立ち上げを旧知の友人である安井に相談。鎌倉は、安井にとって出身校がある馴染みの土地でもありました。

安井が所属する7 ORDERは精力的なライブ活動やグッズ販売を行っており、抱えた余剰在庫の活用方法が1つの課題となっていました。これは他の多くのアーティストや企業も同じく頭を悩ませている課題であり、社会的にも看過できない環境問題です。グッズの再販は容易ではなく、廃棄するにもコストがかかります。

この課題に着目した安井は、余ったグッズの再利用を羽生田に提案。「環境と人々の思いが重なり合い、互いに循環する」というポジティブな想いを込めたロゴを新たに制作し、そのロゴをグッズTシャツに1枚1枚シルクスクリーンにてプリントしました。そうして誕生したのが、インクの重ね方やプリント位置に変化をつけた、すべて異なるオンリーワンのリサイクル商品「鎌倉由比ヶ浜ビーチクリーン隊応援Tシャツ」です。この度同商品を、2024年8月11日（日）〜8月25日（日）の2週間限定で鎌倉由比ヶ浜にある「海の家　ARMYの夏休み」にて販売いたします。

鎌倉の地元民も全面協力。いつまでも美しい海と、人々の安心安全な生活を守るために

本プロジェクト「Keep the Ocean」の企画実現にあたり、鎌倉で暮らす多くの地元民にご協力いただきました。鎌倉の地域活性に少しでも貢献できるよう、この度の「鎌倉由比ヶ浜ビーチクリーン隊応援Tシャツ」の2週間限定販売売上金の一部を「かまくらエール基金（市民活動推進基金）」に還元いたします。

「鎌倉由比ヶ浜ビーチクリーン隊応援Tシャツ」製作後には、安井・羽生田両名が現地に赴き、同Tシャツをビーチクリーン隊の皆さんに直接配布させていただきました。海岸ではゴミ拾いも一緒に行い、マイクロプラスチックごみなどの微細な人工物（ビニールや発泡スチロールの細かな破片など）がたくさん砂に埋もれていることに気づかされました。

マイクロプラスチックは完全には自然分解されにくく、発泡スチロールの場合、完全分解までに約50年かかります。生態系に長期的に蓄積されるため、人々が日々食べる魚などに含有されてしまうことも懸念されます。

持続可能な社会の実現を。未来を見据えた祈りを込めて

現在、日本も先進国としてSDGsの17項目を地域に取り入れた持続可能な社会の実現に向けた目標を掲げています。特に鎌倉市の第4期基本計画では、地元の古き良き伝統を守りながら「ゼロウェイストかまくら」という国際基準に沿ったリサイクル活動を実施しています。この度のプロジェクト「Keep the Ocean」を進めるにあたり、ゼロウェイストかまくらの方針を参考にさせていただきました。

安井・羽生田両名は、表舞台に立つ仕事をしている自分たちこそ、個々人に必ず関わりのある地球環境問題について率先して取り上げるべきだと考えています。忙しない日々を送っている現代人にとってはなかなか意識が向きづらいテーマではありますが、ぜひ自分たちが住んでいる環境の未来や地域の自然について考えていただければと思います。考えるきっかけの場として、夏の思い出作りも兼ねてぜひ鎌倉由比ヶ浜のビーチにお越しください。

羽生田挙武コメント

まず何よりも、安井くんとこうして何か1つの物事に一緒に取り組めるというのが自分にとって非常に嬉しいことです。10代の頃からずっと尊敬している大好きな先輩と共にこうしてお互いの想いを形にしていく作業は感慨深いものがありました。去年まで3年ほど中国にいて、来年には渡米を控えている私としては、自国の伝統や文化、自然と直接触れ合い理解することは国際人こそ必要不可欠だと考えています。ずっと日本で何か形にできるものに取り組みたいと思っており、ご縁もあって鎌倉で開催する海の家のお話を聞いた際に「あ、安井くんの高校だ」と思い、この度の企画のお誘いをさせていただきました。時間も限られたなかでのプロジェクト進行でしたが、大きいテーマを抱げ大義を持って企画に挑みました。まだまで未熟で至らぬ私ですが、安井くんをはじめ由比ヶ浜のたくさんの方々には大変お世話になりました。皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、Keep the Ocean のメッセージを1人でも多くの人にお届けできればと思っています。