日本発のグローバルスタートアップを支援するベンチャーキャピタル - 「Asu Capital Partners」、サードクローズを実施、創業出資をさらに加速

Asu Capital Partners

2025年1月21日 09時00分

“Japan to Global”を目指す起業家を支援するベンチャーキャピタル、Asu Capital Partners（本社：東京都新宿区、代表取締役：夏目英男、李路成、略称：ACP）は、「アス・キャピタル・パートナーズ１号投資事業有限責任組合」（以下、ACP１号ファンド）のサードクローズを実施しました。今回の第三次募集では、株式会社マイクロアド、佐々木食品工業株式会社、TBSイノベーション・パートナーズ合同会社、株式会社ギフティ、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ、さらに個人投資家の大湯俊介氏、筒井敬三氏、曽我健氏及び海外投資家（順不同、敬称略）より出資を受けました。本募集を通じて、“Japan to Global”を目指すスタートアップの支援体制を一層強化してまいります。

Asu Capital Partnersについて

Asu Capital Partnersは、主にプレシード・シード期のスタートアップを対象とし、独自のファンドネットワークを用いて、日本からグローバル市場を目指すスタートアップを支援します。

昨年の一次・二次募集完了後、国内外のスタートアップ11社へ出資を実施し、今年もさらにグローバル市場を目指すプレシード・シード期のスタートアップへの出資とグローバル支援を強化してまいります。

Asu Capital Partnersの主な支援内容として：

1. 海外市場への参入サポート

ACPのパートナーと共に、海外市場の選定から、ヒアリング、企画立案、協業などを通じて、海外市場への参入をサポートします。すでに出資先の9割がグローバル展開に向けて現地ユーザーへのヒアリングや企画立案などに進んでおり、今年はさらに現地での事業検証を含め、サポートを強化していく予定です。

2. ネットワークアクセス

ACPが有する国内外のスタートアップ、事業会社、投資家、関連領域の専門家などのネットワークを提供し、事業成長を支援します。

昨年末にACPのアニュアルカンファレンスである「Asu Innovators Summit」を開催し、100名以上の起業家、投資家にお越しいただきました。アジアを中心としたトップティアの起業家、投資家にご登壇いただき、海外展開や創業トレンドに関する知見を共有いただきました。また、初の試みとしてスタートアップによるピッチイベントを開催し、海外投資家とスタートアップの交流・壁打ちを促進いたしました。

3. 次回調達のサポート

次回以降の資金調達については、ACPが有する海外投資家ネットワークを用いて、事業展開している地域の投資家を積極的に繋ぎ、資金調達をサポートいたします。昨年は20社を超える海外投資家に来日していただき、出資先含め数多くの日本のスタートアップとのマッチングを行いました。

4. インキュベーション

まだ事業領域が定まっていないスタートアップでも、ACPとパートナー企業が展開するインキュベーションプログラムにて、事業・市場選定から、企画立案、協業、海外市場への参入を一貫して支援します。

5. インサイト提供

海外市場に関する一次情報をACPのみならず、パートナー企業、関連領域の専門家、連携している海外VCから提供し、不定期で壁打ち会を実施した上で、戦略から実行までのインサイトを提供します。

昨年、米国のトップティアVCであるAndreessen Horowitz（a16z）の元General Partner、現Board PartnerであるConnie Chan氏をお招きし、ミートアップイベントを開催しました。本ミートアップ後には、一時間ほどConnie Chan氏に起業相談・ネットワーキング会も実施しました。

▼起業・資金調達に関するご相談は以下のメールもしくは代表のXアカウントまでご連絡ください。

会社メールアドレス：info@asu.vc

X（旧Twitter）：

https://x.com/HideoNw （夏目）

https://x.com/lukeli_asu （李）

出資者からのコメント

株式会社マイクロアド

取締役副社長執行役員

榎原良樹氏

ACP 1号ファンドに出資する機会に恵まれたこと、大変嬉しく思います。「Japan to Global」というコンセプトのもと、和製デカコーンの創出を目指すACPに大きな可能性を感じました。当社グループは設立間もない時期から積極的な海外展開をおこなっており、その経験からも世界に羽ばたくスタートアップにとって豊富なネットワークを有するACPの存在はとても大きいと感じています。当社としてもACPファンドが出資するスタートアップと国内及び海外で連携できる日を楽しみにしています。

TBSイノベーション・パートナーズ合同会社

代表パートナー

西川直樹氏

この度、ACPのLPとして夏目さん・李さんとご一緒させていただく機会を得られたことを心から嬉しく思います。

お二人が日本と世界のスタートアップエコシステムの橋渡し役として獅子奮迅の活躍をされている姿を拝見し、ACPの作るコミュニティから次世代の急成長企業が生まれてくることを信じてご出資させていただきました。

ACPが掲げる「Japan to Global」は、TBSグループが身を置くエンターテインメント業界においても非常に重要なキーワードです。

ACPの出資先スタートアップと共に、世界をワクワクさせるコンテンツやビジネスを創っていくことにチャレンジしていきたいと思います。

株式会社ギフティ

代表取締役

鈴木達哉氏

夏目さん、李さんと1年以上にわたり意見交換を重ね、お二人の行動力と柔軟な学びの姿勢に感銘を受けるとともに、両者が率いるAsu Capital Partnersが、日本のスタートアップを世界に広げるうえでの鍵になると確信するに至りました。この度のLPへの参画を通し、新たな挑戦を共に始められることを、心より嬉しく思います。ギフティとしても、海外進出や新たなエコシステム創出に向けて積極的に連携し、お二人の描く未来の実現の一助となりたいと考えております。

株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ

投資事業部インベストメントマネージャー

矢野真太郎氏

この度、FFGベンチャービジネスパートナーズから、アス・キャピタル・パートナーズ１号投資事業有限責任組合へLP出資させて頂きました。

夏目さん、李さん両GPが積み上げてこられた、国内外のスタートアップエコシステムとの緊密なネットワークから醸成されたACPコミュニティに参加できることを大変嬉しく思います。

今後、協調投資ならびにFFGグループとの幅広い連携を通じ、ACPのメインコンセプトである「Japan to Global」を応援して参ります！

AnotherBall

CEO

大湯俊介氏

私は基本的にLP投資はしません。それはひとえに、私がスタートアップそのものを愛しており、夢をもつ起業家と直接関われることに大きな喜びを見出しているからです。

しかし、彼らと会話した際「あぁ、この人たちは圧倒的に起業家だな」と感じ、参加を決めました。彼らが掲げる「日本から世界へ」という挑戦は、圧倒的に難易度の高い、しかし今まさに求められているテーマだと日々感じてます。我々が成功例を作り出すことができなければ未来はない、だからこそ自分が応援するべきだなと考え、参画させていただきました。

LIFULL CONNECT S.L.U.

Chief Operating Officer

筒井敬三氏

海外在住計14年で楽天やLIFULLで海外事業に携わり、「Japan to Global」をライフワークにしている私にとって、LPの1人として、豊富な経験と圧倒的な行動力がある夏目さん・李さんのAsu Capital Partnersを応援できることをとても嬉しく思います。「Japan to Global」は一筋縄ではいかない大きなチャレンジですが、日本のスタートアップエコシステムの発展のためにも、シード期から海外を目指すスタートアップを増やし、「日本発のグローバルユニコーンの創出」を共に実現していきましょう！

株式会社THEATER GUILD

常務取締役公認会計士

曽我健氏

個人投資家として今回のラウンドに参加させていただきました。

私自身も、日本固有のエンタメ、カルチャーを元に、グローバルで事業展開していくことへの興味が強く、これまで様々なスタートアップへの出資、事業参画を行ってきました。

パートナーのお二人とは昨年のIVSでお話させていただき、テクノロジーとエンターテイメントに対する深い知見と愛、グローバル投資家のネットワークを有している強みを感じました。

日本のエンタメスタートアップが海外展開していく上での良き伴走者となることを期待しています。