男性不妊治療専門クリニック「銀座リプロ外科」、「ピラティススタジオBB」代表と対談動画を会員向けに公開
ピラティス会員向けに配信された動画に反響 男性不妊の理解促進に期待

治療可能な男性不妊を中心に診療している医療法人社団マイクロ会 銀座リプロ外科(所在地:東京都中央区、医師:永尾光一)は、「ピラティススタジオBB」を運営する株式会社トップキャリアと連携し、男性不妊の一因とされる「精索静脈瘤」に関する啓発動画を「ピラティススタジオBB」会員向けに公開しました。
不妊治療の経験を持つトップキャリア代表・田沢優氏と、銀座リプロ外科 院長・永尾光一医師の対談を通じて、男性不妊に対する理解促進を図ります。
■ピラティススタジオBBについて
2009年に創業したパーソナル・マシンピラティス専門スタジオ。現在、東京・神奈川・大阪・宮城に計10ヶ所の店舗を展開中。指導力の高さと充実したマシン設備を備えた環境を特長とし、会員数は約800名にのぼります。
■動画制作の背景
動画制作の契機となったのは、株式会社トップキャリア 代表・田沢優氏の実体験です。第一子の誕生後、第二子を希望するも不妊に直面。人工授精や顕微授精にも挑戦しましたが、妊娠には至りませんでした。
その後、婦人科での検査を通じて「精索静脈瘤」の可能性を指摘され、紹介を受けて銀座リプロ外科を受診。「ナガオメソッド」による手術を実施したところ、数ヶ月後には自然妊娠が実現しました。この経験を通じて田沢氏は、不妊における男性側の検査や治療に対する理解の重要性を痛感。自身の想いをスタジオ会員に届けるべく、永尾医師との対談動画制作に踏み切りました。
■「ピラティススタジオBB」会員からの反響
動画配信後、会員の皆さまから、さまざまな反響が寄せられました。
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「今まで知らなかったことばかりで驚きました」(30代女性)
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「動画の内容を不妊に悩む知人に紹介しました」(30代女性)
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「20年前に精索静脈瘤と診断されたことを思い出し、妊娠に関係なく健康のために手術を考えたいと思いました」(50代男性)
■今後の展望
約800名の会員を擁するピラティススタジオBBとの協働によって、本企画は男性不妊に対する社会的な認知拡大に貢献する取り組みとなりました。今後も銀座リプロ外科とピラティススタジオBBは、年に1〜2回の情報提供企画を実施し、男性の健康や不妊治療に関する啓発に取り組んでまいります。
■永尾光一医師からのコメント
「男性不妊に対する理解はまだまだ不十分ななか、田沢さんのような影響力の大きい方に実体験を語っていただけた意義は非常に大きいと感じます。今後も、男性自身が自分の身体を理解し、早期に適切な行動をとれる社会の実現を目指して取り組んでまいります。」

永尾光一
プロフィール:東邦大学医学部 前教授/大森病院 前リプロダクションセンター長/銀座リプロ外科 院長
永尾医師はナガオメソッドにより20年以上、精索静脈瘤手術をしており、その手術数は10,000例以上となります。日本ではまだ認知度が低い男性不妊ですが、より多くの患者様に気軽に相談していただければと思っております。
■精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)手術とは
永尾医師は、男性不妊治療専門クリニック「銀座リプロ外科」の院長を務めており、特に精索静脈瘤の診断および手術において日本における第一人者です。
男性不妊の原因として最も多いのが精索静脈瘤です。精索静脈瘤とは、精巣やその上部にある精索部 (精管、血管、神経、リンパ管などを含む膜構造)に、静脈瘤(静脈の拡張)または 静脈瘤(静脈の逆流) が認められる症状を指します。男性不妊症患者のおよそ40%が、この症状を有しているとされています。
腎臓の静脈からの血液逆流により、左精索静脈内の陰嚢上部がうっ血し、瘤(こぶ)状の腫れが発生します。このため血液が停滞し、精巣の温度が上昇して精巣機能が低下する原因となります。
詳しい情報はこちら
医療法人社団マイクロ会 概要

名称 |
医療法人社団マイクロ会 |
所在地 |
東京都中央区銀座2-8-19 FPG Links GINZA 6F |
設立 |
2019年3月5日 |
目的 |
マイクロサージェリーの発展と普及、医療人材の育成 |
主な活動内容 |
マイクロサージェリーを用いた男性不妊治療および乳がん・婦人科がん術後のリンパ浮腫治療 |
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