杢美(MOKUHARU)「木育っこ事業」にて熊野材使用の木製品を納品
木育で育む持続可能な未来〜子どもたちに届ける自然との学び〜
株式会社杢美(本社:和歌山県新宮市/代表取締役社長:倉谷良太、以下、「当社」)は、新宮市が森林環境贈与税を活用して実施する「木育っこ事業」において、熊野材を使用した木製品を今年度も納品いたしました。
本事業は、新宮市内の新小学一年生に地元の木材で作られた製品を贈るもので、”木の文化”への理解を深めるとともに、子どもたちの豊かな心を育むことを目的としています。
当社では、地域材である熊野材を活かした製品づくりを通して、木のぬくもりと魅力を子どもたちに伝えるお手伝いをしています。

今年度納品内容(2025年度)
• ランドセルラック:47台
• 写真立て:9個
• スツール:47脚(新提案)
昨年度(2024年度)は、ランドセルラック96台、写真立て29個を納品しており、本年度で事業への参加は2年目となります。今年度は新たな試みとしてスツールには、子どもたちの使いやすさと安全性、そして木の持つ美しさを感じてもらいたいという想いを込めています。


スツールに込めたつくり手のこだわり

・座面は四角ではなく丸形に:角のない丸型を採用することで、優しい印象と安全性を両立しました。
・全体の角も面取り処理:座った時に痛くないよう、エッジをすべて滑らかに仕上げています。
・成長を見据えた高さの設計:あえて少し高めの仕様にすることで、小学校入学後も長く使えるように工夫しています。
・赤みのある紀州材スギを使用:スツールには、熊野材スギを使用。塗装を施すことで引き立つ自然な赤みが特徴で、空間に温かみをもたらします。従来多く用いていたヒノキとは異なる表情を持ち、木材の多様性や魅力に触れてもらえるように工夫しました。


木のある暮らしを、子どもたちへ

当社は、地元木材を活かしたものづくりを通じて、木と共に暮らす価値を未来へつなぐことを目指しています。木育っこ事業を通じて、子どもたちが木の手触りや香りを日常の中で感じるきっかけになれば幸いです。
木育っこ事業は新宮市が実施しており、制作は新宮木材協同組合の組合員と「新緑会」に所属する事業者にて行っております。当社も新緑会に所属しており、その一員として木製品の製作を担当しました。今後も、地域に根ざした製品開発と木育活動への参画を続けてまいります。
※「新緑会」…新宮市を拠点とする木工関連事業者による団体
株式会社杢美(モクハル)について
和歌山県新宮市に拠点を置く木製品の製造・加工・販売会社。
製材、店舗什器、家具、雑貨の4つの事業を展開。
当社は、紀州材(ヒノキや杉)を主に使用し、
地域の魅力を再発掘し活性化することを目指しています。
熟練の職人が資源を無駄なく活用し、高品質で環境に優しい製品を提供。
近年は環境保護にも注力し、木育活動を通じて付加価値のある新たな商品やサービスの開発に取り組んでいます。
所在地:
〒647-0015 和歌山県新宮市千穂1-7-22
代表取締役:倉谷良太
本リリースに関するお問い合わせ
株式会社杢美
メール: info@mokuharu.jp
電話: 0735-29-2227

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