「ソーシャル Innovation EXPO 2025」マイドームおおさかで300名を超える参加者が来場|次回は12月20日 名古屋へ

「地域・DAO・若者が共鳴する“共創ネットワーク”の1日」

合同会社BACwith

合同会社BACwith(所在地:大阪市、代表社員:鍋嶋晶子)は、2025年6月8日(日)にマイドームおおさか(大阪市中央区)にて、「ソーシャル Innovation EXPO 2025」〜共創の力で新しい地方創生の未来を考える〜を開催しました。
本イベントには DAO、民間企業、自治体、教育機関など29団体がブース出展し、来場者・登壇者・運営含め約300名を超える参加者が来場。セッション、ピッチ、展示を通じて地域課題解決とDAO活用の最新事例を共有しました。

開催ハイライト

セッション①「DAOの未来」

◾️「本嶋 孔太郎 (mac)」氏(RULEMAKERS DAO/共創DAO合同会社/弁護士)

宮城県東松島市で進める防災エコビレッジ〈KIBOTCHA〉のDAO運営を例に、地域で確立した仕組みが海外の新興国にも応用できると語りました。独自トークンで貢献を可視化し「通貨を自分たちで発行できる時代そのものがワクワクする」と強調。地方DAOからグローバルへ展開する可能性についても言及していました。

◾️「上泉 雄暉」氏(株式会社Unyte 代表取締役 CEO)
「DAOは貢献を経済価値に換える装置で、各コミュニティが独自のトークンを発行できる」と述べ、資本主義を拡張する可能性を提示。生成AIがモノづくりを代替する未来では、人間の価値は“コミュニティへの貢献”へ移るとし、貢献循環型の経済圏こそ次の革命だと力説しました。

◾️「RYU」氏(Dig DAO (旧web3研究会DAO) 事務局メンバー)
山古志の「デジタル村民」1,700人の事例を紹介し、地域の枠を超えて目的でつながる新しい自治のかたちが生まれていると説明。インターネットによって地理的境界が溶ける中、「住む場所ではなく志で集まる社会がやって来る」と語り、自由なコミュニティの広がりに期待を示しました。

◾️「峯 荒夢 (aramsan)」氏(株式会社ガイアックス Chief web3 Officer)

「DAOは近い将来、クラウドファンディングと同じくらい当たり前の選択肢になる」と予測し、日本DAO協会として安全参加のガイドラインを整備すると宣言。法人格や税制の課題を解消し、企業や自治体が参入しやすい基盤を作ることで、DAOの社会実装を加速させたいと締めくくりました。

セッションの様子


セッション②「地方創生の成功事例」

「るい」氏(ネオ山古志村 世話人 / 山古志Voicyパーソナリティ)

リアル住民700人とデジタル村民1,700人が協働するモデルを紹介。NFTで関係人口を可視化し、ラジオ配信など600回を超えるオンライン活動が継続する秘訣を共有。「関わり方は人それぞれで良い」という柔軟さが地域の活力を生むと語りました。

「上井 登志之」氏(ぐんま山育DAO / 株式会社ガイアックス DAO事業部 コンサルティング責任者)

群馬県の自然派ワインDAOでは、DAOの考え方を取り入れつつ、出資は株式会社の株式で行い現在400万円を調達済み。畑整備やイベント予算も参加者投票で決定し、「お金だけでなく人も集められる」点がDAOの強みだと強調しました。ワイン完成後のリターン設計で投資と体験を両立させる計画も示しました。

「矢井田 裕左」氏(やいまDAO / やいまSDGs推進協議会 / 株式会社andBeee 取締役)

八重山DAOでは、貢献を“精霊”の成長で可視化する参加アプリ「aniMa」を実装し、大企業や大学と連携した地域プロジェクトを推進中。目標は「くらし・心・自然の豊かな八重山」の実現で、とりわけサンゴ礁保護を最優先に据えています。地域課題に真正面から向き合い、多様な人が参画できるプラットフォームを築くことが使命だと語りました。

ブース出展の様子


アイデアコンテスト「ゼブラのお金」

空き家を起点に地域課題を解決するビジネス、共創プランを競うピッチ企画。
今回は全国8チームが登壇し、教育・子育て・地域資源活用など多様な切り口で提案しました。

前回高評価を得たチームは進捗報告も行い、継続的な社会実装の手応えを共有しました。また、空き家を食育の場や古着回収拠点として活用する案など、生活に根ざした地域共創の可能性も多く示されました。

審査では「実現性」「地域連携」「DAO活用」の3軸で評価し、次の通り優秀賞の受賞が決定しました。

所属学校・団体 / チーム ※五十音順

テーマ

鹿児島情報高等学校 / Joho Mozzeka Girls

「おいでまいハウス」

個人 / 山田育英会空き家プロジェクト

「貧困世帯向けの宿題塾運営」

名古屋大学大学院 / FOX Village

「ZOO アーカイブハウス」構想

東山動植物園周辺空き家活用

立命館大学 / NeiPia合同会社(ネイピア)

AKIYA FIELD

「地域の中高生向けチャレンジ支援拠点」


アイデアコンテストの様子

優秀賞には最大3万円の賞金と、希望者には共創活動費として最大20万円(税込)を支給。
活動フィールドとして、主催団体BACwithが管理する空き家「あきやさんち」の活用も視野に入れた伴走支援を行います。

なお、当日の進行を務めたのは、前回本ピッチで受賞し、実装フェーズに進んでいる「ONEGAI」プロジェクト代表の小出清美さん。登壇者の成長と連鎖が可視化された形となりました。


【次回予告】12月20日(土)名古屋にてイベント開催決定

イベント名

「ソーシャル Innovation EXPO 2025 Winter」

日時

2025年12月20日(土)12:00〜18:00 ※予定

会場

ウインクあいち
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4−38

特設ページ
※準備中

https://bacwith.jp/event/sosial-innovation-expo-2025-winter/

主催

合同会社BACwith


現在、出展・協賛・登壇希望者を募集中です。詳細は公式サイト・SNSで順次公開。

問い合わせ先:info@bacwith.jp

■ ご協賛について(現在ご相談受付中)

本イベントの趣旨に共感いただける企業・団体からの協賛についてはご相談を承っております。
ご協賛いただいた方には、ロゴ掲載・パンフレット掲載・ステージPR枠などをご用意しております。

※詳細は個別にご案内させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

一般社団法人日本DAO協会
日本DAO協会は、事業者主体でのルールの策定、健全・適法なDAOの認証などを通して、中央集権的な管理者のいない新しい組織である「DAO」の健全な発展を目指して活動している団体です。運営自体をDAOの形態で行うというチャレンジングな試みのもと、多様なバックグラウンドを持つメンバーが自律的に活動しています。
公式サイト:https://jpdao.org/

スタディメーター株式会社
スタディメーターは個人や企業、子どもたちや社会の未来を一歩前へ導くために、デジタル人材育成や、オンライン学習サービスの企画・開発、新規事業開発等を支援しています。「挑戦したくなる世界」の実現をビジョンに掲げ、新しい一歩を踏み出したい人をサポートしています。
会社サイト:https://studymeter.jp/

NeiPia合同会社(ネイピア)
NeiPiaは、「問いから始まる学び」をコンセプトに、中高生や若者が“自分の好奇心”を出発点に社会と関わる探究プログラムを提供しています。 学校外のフィールドや地域、企業などとの協働を通じて、学びの場を“生きた体験”としてデザインし、一人ひとりが自分らしく学び、表現するプロセスを大切にしています。
公式サイト:https://www.neipiaed.com/

合同会社BACwith(Bright Any Colors)
BACwithは「若者の挑戦から社会価値を育てる」をミッションに掲げるソーシャルベンチャーです。共創型のまちづくり支援やイベント運営、Web3連携など、幅広いプロジェクトを展開。
若者に実践の機会を届けながら、共感ネットワークの拡大と自律的なエコシステム構築を目指しています。
公式サイト:https://bacwith.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】

合同会社BACwith

担当者名:寺本・林

Email:info@bacwith.jp

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会社概要

合同会社BACwith

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URL
https://bacwith.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
大阪府大阪市中央区内本町1丁目2−6 松林ビル10階
電話番号
-
代表者名
鍋嶋晶子
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2023年10月