【GreenTeaTokyo】WebX 2025にて本格茶室を展開 テクノロジーの祭典で2日間140名が茶道体験

テクノロジーの祭典で2日間140名が茶道体験

2025年8月、プリンスパークタワー東京で開催されたWebX 2025にて、GreenTeaTokyo（代表：石井友紀）は"Ceremonial Tea Room"を設営し、大きな反響を呼んだ。

暗号資産・Web3・AIなど最先端技術が集う会場に、畳敷きの本格的な茶室空間を出現させることで、来場者に意外性と深い癒しの体験を提供した。

 デジタル空間に突如現れた「別世界」 

WebX 2025には初日約7,000人、2日目も約3,000人が来場する中、GreenTeaTokyoの茶室には2日間で延べ140名が参加。

参加者は日本人と外国人がほぼ半々という国際的な構成となった。

「デジタル空間から急に和室のような空間が出てきて、みんな本当に驚いていました」と代表の石井氏は振り返る。

茶室体験中は扉を閉めて外部の喧騒を遮断し、静寂な時間を演出。

参加者からは「こんな場所があるとは思わなかった」「心が落ち着いた」との声が相次いだ。

WebX 2025会場に設営された茶室入口。デジタル技術の展示エリアに突如現れた和の空間が来場者の注目を集めた

 体験の質の高さが生んだ好循環 

特筆すべきは参加者の反応の良さで、多くの参加者が翌日再び茶室を訪れたり、友人を伴って来場したりする現象が見られた。

WebX来場者の約2%にあたる参加者数は、テック業界における日本文化体験への潜在的ニーズの高さを実証する結果となった。

会場では主催者が用意した畳、赤毛氈、和傘、掛け軸など本格的な設えの中で、GreenTeaTokyoが英語対応の茶道体験を提供。

「テクノロジーの喧騒の中に、静けさの余白を求める声が想像以上に多かった」と石井氏は語る。

茶室内部の様子。畳敷きの空間で静寂な茶道体験を提供し、140名が参加した

 新しい価値提案としての「デジタルデトックス茶道」 

今回の取り組みは、テック業界の「デジタル疲れ」に対するアナログ体験の価値を提案する試みでもあった。

最先端技術に囲まれた環境だからこそ、茶道の一服一服を大切にする精神が際立ち、参加者に深い印象を残した。

「WebXのような未来志向の場にこそ、茶道の静けさや集中する時間が必要だと感じました」と石井氏はコメントしている。

 今後の展開 

GreenTeaTokyoは今回の成功を受け、テック系イベントや企業展示会への出張茶室サービスを本格展開予定。

国際的なビジネスイベントでの日本文化体験や、企業のウェルビーイング施策との連携も視野に入れている。

GreenTeaTokyo について

website：https://greenteatokyo.com/ 

mail：[e-mail]

運営元：株式会社YSF　東京都豊島区要町1ｰ6ｰ1　代表：石井友紀 

事業内容：茶道体験サービス、出張茶室、日本文化体験プログラム