ゼロフッ素合成界面活性剤泡消火薬剤「OF1(ゼロフッソワン)フォーム310」総務大臣による型式承認を取得!!
~環境負荷の低減と高い消火性能を両立したゼロフッ素泡消火薬剤を独自開発~
総合防災カンパニーのヤマトプロテック株式会社(本社:東京都港区白金台五丁目17番2号 代表取締役社長COO:大幸 斉)は、環境負荷の低減と高い消火性能を両立したゼロフッ素合成界面活性剤泡消火薬剤「OF1(ゼロフッソワン)フォーム310」を新たに開発し、総務大臣による型式承認を取得しました。


■開発の背景
PFAS(有機フッ素化合物)は、その一部が自然界で分解されにくく、環境や生態系、人体への悪影響が世界的に問題視されています。日本国内でも規制強化が進む中、従来のPFASを含有する泡消火薬剤の代替品の開発が急務となっていました。
当社は、100年以上にわたる消火剤開発の知見を活かし、PFASを一切含まない次世代型泡消火薬剤を独自に開発。2025年12月、総務大臣による型式承認を取得し、正式な使用が可能になりました。
■設置箇所と展開
今後の法令改正により、駐車場に設置する泡消火設備においては既存設備の構成機器の一部を活用したまま、ゼロフッ素合成界面活性剤泡消火薬剤への切替が可能となる見込みです。
泡消火設備に欠かせない原液タンク、流水検知装置、感知用SPヘッド、フォームヘッド、一斉開放弁まで、自社グループで一貫した生産体制を整えています。
さらに今後は、ゼロフッ素合成界面泡消火薬剤を採用した特定駐車場向け用泡消火設備の製品化に向け、開発を進めてまいります。
■「OF1(ゼロフッソワン)フォーム310」の特長
1.環境や生態系、人体に優しい
PFASを含まないため、世界的な規制強化の中でも安心してご使用いただけます。
2.高い消火性能
一般的に、PFASを使用しない泡消火薬剤は消火性能が低下する傾向があります。
しかし「OF1(ゼロフッソワン)フォーム310」は、PFASを一切含まないにもかかわらず、
従来品と同等の消火性能を実現しました。
3.型式承認取得
泡消火薬剤は、省令で技術上の規格が定められています。
本製品はその基準に適合している事が認められ、型式承認を取得しました。
■グッドデザイン賞受賞!
「OF1(ゼロフッソワン)フォーム310」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する
「2025年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
環境に配慮した設計と、高い消火能力を評価していただきました。

■会社概要
会 社 名:ヤマトプロテック株式会社
創 業:1918(大正7)年1月17日
本 社:東京都港区白金台5-17-2
資 本 金:9,900万円
代 表 者:代表取締役社長COO 大幸 斉
事業内容:消火装置・火災警報装置・避難誘導装置・公害防災関係・管工事・電気工事等の設計、
施工監理及び維持管理・建築設計、施工及び監理・消火器具機械・消火剤の製造及び
販売・防犯設備・その他関連ある付帯事業一切
U R L:https://www.yamatoprotec.co.jp/
関連会社:国内8社 / 海外4社
従業員数:ヤマトプロテック:370名 グループ連結:680名(2025年12月1日現在)
売 上:ヤマトプロテック:353.8億円 グループ連結:383.6億円
◇ 本リリース及び商品に関するお問合せ先 ◇
ヤマトプロテック株式会社 広報担当:酒井、市川
TEL: 03-3446-7153 Mail: TKT10@yamatoprotec.co.jp
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