こぼれた声を拾う|9月12日、横浜で「不登校ラップLIVE&リリック展示」開催
不登校経験者、初ライブに挑む20歳、支援者、16歳と10歳の兄弟ラッパー、4人のおかんも出演。来場者もアコースティックバンド生演奏サイファーに飛び入り参加OK

「不登校」という一言では、こぼれてしまう声がある。
NPO法人COCORO CANVAS(神奈川県逗子市)は、2026年9月12日(土)、県立青少年センター2階「スタジオHIKARI」で開催される「フリ・フリ・フェスタ2026」にて、「不登校ラップLIVE&リリック展示」を企画運営します。
文部科学省によると、令和6年度の小・中学校における不登校児童生徒数は353,970人(約35万4千人)で過去最多となりました。
でも、35万4千人いたら、35万4千通りの理由があります。
35万4千通りの気持ちがあります。
そして、35万4千通りの人生があります。
今回のライブでは、不登校経験者、支援者、不登校の子どもを育ててきた保護者など、立場も年齢も異なる出演者が、誰かに説明してもらうのではなく、自分自身の言葉をラップにして届けます。
観覧は無料。事前予約は不要です。
さらに、来場者もその場でマイクを持てる、アコースティック学生バンド生演奏による飛び入りサイファーを開催します。
「不登校をどうしたら直せるか」を考えるライブではありません
不登校について語られるとき、
「どうしたら学校へ戻れるのか」
「どう支援すればいいのか」
という話になりがちです。
しかし、今回のライブでやりたいことは、そこではありません。
学校へ戻った人。
戻らなかった人。
今も悩んでいる人。
自分の経験を表現する人。
支える側になった人。
子どもの不登校を経験した家族。
一人ひとりが、何を感じ、何に違和感をもち、何を言いたかったのか。
まずは、その声をそのまま聴いてみる。
この企画の根底にある言葉は、
「こぼれた声を、拾う。」
です。
公募で集まった3組。
3組とも違うストーリー
今回、公募によって出演するのは3組です。

D-EGO
20歳。
不登校だった頃はネガティブになり、ひとりで悩んでは塞ぎ込んでいたといいます。
現在は大学生。
「同じように悩んでいる人や、聴いてくれた人に少しでも何か届けられたら」という思いで参加。
今回が人生初のライブステージです。

AMSOKYM
1997年生まれ、神奈川県逗子市在住。
学生時代、スケートボードをしている中でラップと出会い、地域のサイファーへ参加。
2018年頃からビート制作を始め、その後、金沢八景のcoolrunnings045でスタッフとなったことをきっかけにライブ活動の機会も増えていきました。
街、スケート、HIPHOPとの出会いの中で生まれた言葉を届けます。

Saint ack kids
ポケットの中・小田龍之介と、ガールズトーク・片山佑太による2人組。
ポケットの中は、フリースクールの教師でもあります。
彼らが表現するのは、
「誰にも見せないメモ帳みたいなHIPHOP」。
生活の隙間に落ちた感情や、夜更けの独り言を拾い集め、音楽にしています。
招待出演するのは、FLASH(16歳)と弟のMC神(10歳)


FLASHは、自己肯定するのが苦手な自分自身をありのまま曲で歌っています。
MCバトル、音源制作、ライブ活動をしています。
今回はFLASHのソロステージに加えて、
小学3年生で、激闘ラップ甲子園に初出場した弟・MC神との兄弟楽曲も披露します。
音源制作にも取り組み、神奈川・東京・千葉・埼玉・大阪と活動のフィールドを広げ、各地でライブ活動を行う。
COCORO CANVASが大切にしているのは、
「大人が代わりに説明するのではなく、本人の声を、本人から。」
ということ。
10代の2人が、自分たちの言葉でステージに立ちます。
4人のおかんも出演


SATOMIとYOKOによるユニット「へらずぐち」、食堂ぺいすの「るん」と、「マイクラおかん」が加わります。
4人そろって、
W・H・O 世界本気おかん
名称はWHO(世界保健機関)から着想し、
W=世界
H=本気
O=おかん
WHO登校を斬りこみます
「普通って、誰が決めた?」
「そのルールは誰のため?」
出演者全員が、学校や社会の中で感じた違和感を、それぞれの言葉でラップにします。
ステージを音楽で支えるのは、Far Channel RecordsのU18「はれのひ」

Far Channel Records U18「はれのひ」がアコースティック生演奏
ライブ演奏に加え、来場者参加型のサイファーでも生演奏を担当します。
出演者じゃなくても、マイクを持てます
今回のライブでは、観客と出演者を完全に分けません。
Far Channel Records U18「はれのひ」の生演奏に合わせ、出演者と来場者が16小節ずつマイクを回すサイファーを開催します。
ラップ経験不問。
事前申込不要。
韻を踏めなくてもOK。
飛び入り参加OK。
もちろん、見るだけでも大丈夫です。
「観るだけでもいい。マイクを持ってもいい。」
その場で「ちょっとやってみたい」と思った人が、自分の声を置いていける時間をつくります。
MCは ELLe×マイクラおかん

ステージMCを務めるのは、ELLe(エレ)と、NPO法人COCORO CANVAS代表のマイクラおかん。
ELLe(エレ)は、湘南ゴールドエナジーイメージガール初代、湘南ベルロックボーカル、ラジオパーソナリティーとしても活動する横浜発祥のシンガー。
歌謡曲のエッセンスを纏ったディスコサウンドで、どこか懐かしくも新しい“令和バブル”を体現。ラジオパーソナリティやイベントMCとしても活動し、型にはまらない自由なスタイルで存在感を放っています。
今回のステージでは、出演者紹介や進行だけでなく、初ライブの出演者や未成年の出演者も安心して声を出せるよう、会場全体の空気づくりを担います。
一方、マイクラおかんは、企画の背景や「35万4千人いたら、35万4千通りの声がある」というメッセージを担当。
ELLeが場をひらき、マイクラおかんが企画の背景を言葉にする。
2人の掛け合いで、出演者と観客の距離を近づけながらライブを進めます。
耳で聴いた言葉を、今度は目で読む
スタジオHIKARIに隣接する「交流スペース」では、ライブと同時に企画展示
「こぼれた声を、拾う。」
を開催します。



出演者のリリックを文字として展示するほか、リリックを古着に貼り付けた「言葉を身にまとう」作品も制作。
ライブでは一瞬で通り過ぎていく言葉を、今度は立ち止まって読むことができます。
また、不登校の子どもや家庭をめぐり寄せられた声を使った展示も行います。
音楽、文字、ファッション、空間。
さまざまな方法で「声」に触れる展示です。
企画者・マイクラおかんから

NPO法人COCORO CANVAS代表理事・下﨑真世(マイクラおかん)自身も、不登校の子どもを育ててきました。
不登校の小中学生が35万4千人いると言われています。でも、35万4千人を「不登校」という一言でまとめたくありません。
一人ひとり、理由も気持ちも人生も違います。
日常の中では、声の大きいものや、説明しやすいものが拾われて、言葉にならなかった声はこぼれてしまうことがあります。
今回は、誰かに答えを出してもらうのではなく、その人自身の言葉を聴いてみたい。
こぼれた声を拾うことから、これからの教育や社会を考えていけたらと思っています。
開催概要
フリ・フリ・フェスタ2026
不登校ラップLIVE & リリック展示
日時:2026年9月12日(土)11:30〜12:30
会場:県立青少年センター2階 スタジオHIKARI
神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9番地の1
参加費:無料
事前予約:不要
サイファー:来場者の飛び入り参加OK
公募出演
D-EGO
AMSOKYM
Saint ack kids
招待出演
FLASH(16歳)
MC神(10歳)
へらずぐち
W・H・O 世界本気おかん
演奏
Far Channel Records U18「はれのひ」
MC
ELLe
マイクラおかん
企画展示
「こぼれた声を、拾う。」
会場:スタジオHIKARI隣接「交流スペース」
主催:フリ・フリ・フェスタ実行委員会
実行委員会事務局:県立青少年センター 青少年サポート課
企画運営:NPO法人COCORO CANVAS
メディア関係者の皆さまへ
当日は、不登校経験者、保護者、支援者、未成年の出演者など、さまざまな立場の方が参加します。
出演者への取材については事前調整が可能です。
また、撮影を希望しない来場者については、本人の意思を尊重し、撮影エリア等に配慮して運営します。
取材・お問い合わせ
NPO法人COCORO CANVAS
代表理事 下﨑真世
E-mail:ocan@cocorocanvas.org
https://cocorocanvas.org/
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