愛知文教大学　1月30日より「教職課程研究センター」開設　―教職課程の充実からの地域の教育力向上を目指して―

　愛知文教大学（所在地：愛知県小牧市、学長：増田孝）は、教員養成の体制の一層の充実のため、1月30日より学内に『教職課程研究センター』を開設致しました。これは、政府による教員養成課程の見直しや、本学の人文学部への改組を機に、中学・高校の教員養成を最重要項目と位置づけ、そのために全学的に教員養成の体制を整えることを目的としています。

◆現在の教員養成課程の見直しに関して
　民主党は昨年の衆院選のマニフェスト（政権公約）で「教員養成課程は６年制とし、養成と研修の充実を図る」と明記し、教員養成制度の抜本的見直しに早急に取り組む姿勢を示していました。
　また、鈴木寛文部科学副大臣は1月21日の記者会見で、教員養成課程や教員免許制度などの見直しによる教員の質の向上策について、「目標は、来年の通常国会に何らかの法案を出したい」と述べ、早ければ２０１１年の通常国会に関連法案を提出する意向を示しています。
　このような動きに際して、教職課程を設置する各大学はそれぞれの教職課程を再度見直すとともに、今後の継続のために本格的に取り組むことが求められています。

◆愛知文教大学、教職課程研究センターを開設
　上記のような時代背景に加え、2010年4月からの人文学部への改組を機に、本学では1月30日より『教職課程研究センター』を開設いたしました。この教職センターの開設により、本学における教員養成等の充実を図るとともに、全学に共通する教育職員免許状・資格の取得支援および就職支援の推進、地域教育機関との関係構築を目指してまいります。さらに上記の実現によって、地域の教育力向上に資するよう進めてまいります。

【教職課程研究センターの主な機能】
・研究成果の発表と共有による高校との連携
・在校生・卒業生へのサポート
・地域教育機関・教員との関係構築


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【愛知文教大学データ】
■学部：国際文化学部（外国語専攻／日本文化専攻）
　2011年度より人文学部人文学科（外国語専攻／日本文化専攻）に改組
■大学院：国際文化研究科（博士前期・後期課程）
■学長：増田　孝
■設立：1998年
■所在地：愛知県小牧市大草年上坂5969-3
■学生数：約360名（外国人留学生の数：150）