メディデータ、Patient Cloud ソリューションによってホワイトハウス主導のがん撲滅ムーンショット イニシアチブをサポート

(2022年7月27日 米国報道発表資料抄訳)
ニューヨーク州ニューヨーク -  ダッソー・システムズ傘下のメディデータは米国国立がん研究所(以下、NCI)と協力して、ホワイトハウスが主導するがん撲滅ムーンショットのイニシアチブ(Cancer Moonshot Initiative)において、がんムーンショット バイオバンクへの患者登録支援を開始します。バイオバンクは、がんがどのように発生し進行するのかを調べ、ある種のがんで見られる治療効果が得られない理由をより詳しく理解しようと設計されたプロジェクトです。がん患者の腫瘍組織、血液サンプル、健康データなどあらゆるデータを活用することで、がん治療をより効果的なものとし生存率向上につながると期待されます。
https://prtimes.jp/a/?f=d11950-20220802-bbef355aff6588e9c0ba2637f67af950.pdf
メディデータ、Theradex Oncology社、NCIは、米国の100を超える臨床施設のバイオバンへの患者登録を協力して進めています。このプロジェクトにおいて、患者の情報を正確かつ安全に収集することで患者との関係性を高め、疾患、治療、試験などについて患者がよりよく理解できるよう相互に協力して患者をサポートしています。登録プロセスでは、治験実施施設のスタッフがオリエンテーションの内容やHIPAA(医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律)の関連文書を患者に提供し、それらの文書の内容を説明。これらを理解して同意した患者は文書に電子署名を行います。

がん撲滅ムーンショット イニシアチブは、今後25年でがんの死亡率を50%減少させ、患者や家族が、がんと共存する体験(がんアウトカム)を改善することを目標として掲げています。この計画は2016年にオバマ政権が立ち上げたもので、その後継として現バイデン政権で再活性化されることが2022年2月に発表されています。これまでに打ち出されてきた研究開発の助成や治験の情報公開に加え、同政権における新たな取組みとして、早期発見と診断、予防、患者や介護者の生活支援、患者からの学習などが発表されています。

がん臨床試験サービスを提供する CROであるTheradex Oncology 社の NCI Rave Development 担当ディレクター、Peter Clark 氏は次のように述べています。
「さらなる研究のためには豊富なデータ収集が必要であり、データが十分でなければ、がん撲滅ムーンショット イニシアチブの目標を達成できません。試験や研究を継続するため、患者が試験や研究に登録する方法をよりわかりやすく使いやすいものとし、試験参加に同意した後も快適な状態を保つことが重要です。これをサポートしてくれるメディデータの支援に感謝しています。」

がんムーンショット バイオバンクではメディデータの Patient Cloudの一つであるMedidata eConsentと Rave EDCが使われています。Medidata eConsent は法規制に準拠した患者フレンドリーな臨床試験用電子同意システムです。Rave EDCは治験実施施設、患者、研究室のデータ収集・管理するための堅牢かつ安全な電子データ収集システムです。

メディデータのプロフェッショナルサービス担当シニアバイスプレジデント、David Geismar は次のように述べています。
「eConsent による患者登録の支援とRave EDCによる患者データの管理は、がんの治療とがん患者の延命に向けた取り組みを加速する、がんムーンショット バイオバンク全体の取り組みの中で重要な位置を占めています。」

メディデータは現在、政府機関、アカデミア、非営利団体へRave EDCや患者向けソリューションの提供を通して、2,000件以上の臨床試験をサポートしています。
がんムーンショット バイオバンクの詳細と参加方法については、https://moonshotbiobank.cancer.gov/ をご覧ください。

メディデータはダッソー・システムズの完全子会社です。ダッソー・システムズは 3DEXPERIENCE プラットフォームにより、研究から商業化までのエンドツーエンドの科学・ビジネスプラットフォームを提供することで、個別化医療時代におけるライフサイエンスのデジタルトランスフォーメーションをリードする役割を担っています。

メディデータについて
メディデータは、より多くの患者さんの希望を実現できるよう、ライフサイエンス分野におけるデジタルトランスフォーメーションを推進しています。新しい治療の価値最大化、リスク最小化、アウトカム最適化のために、製薬企業、バイオテクノロジー企業、アカデミア、医療診断・機器メーカーなどが日々取り組んでいる研究において、エビデンスを見出し、新たなインサイトを獲得できるよう支援しています。メディデータが提供しているClinical Cloud Platformは、1,900社以上のライフサイエンス企業や団体に採用され、100万人以上の認定ユーザーが利用しており、臨床開発、コマーシャルさらにはリアルワールドデータの活用において世界で最も使われているプラットフォームです。メディデータは、米国ニューヨークに本社を置く、ダッソー・システムズ(ユーロネクスト・パリ:FR0014003TT8、DSY.PA)の傘下のグループ企業であり、世界各国に拠点を置き、各国またはグローバルでの臨床試験ニーズにお応えしております。より詳細な情報はwww.medidata.com/jp、LinkedIn / Facebookの日本語公式アカウントページなどをご覧ください。

ダッソー・システムズ について
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCEカンパニーとして、人々の進歩を促す役割を担います。当社は持続可能なイノベーションの実現に向けて、企業や人々が利用する3Dのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、患者、市民あるいは消費者のために世界の持続可能性を高めるべく、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを使って現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出し、さらなるイノベーション、学び、生産活動を追求しています。ダッソー・システムズ・グループは140ヵ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供します。より詳細な情報はホームページ、 https://www.3ds.com/ja(日本語) 、https://www.3ds.com(英語)をご参照ください。

3DEXPERIENCE、Compassアイコン、3DSロゴ、CATIA、BIOVIA、GEOVIA、SOLIDWORKS、3DVIA、ENOVIA、NETVIBES、MEDIDATA、CENTRIC PLM、3DEXCITE、SIMULIA、DELMIA およびIFWEは、アメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズ (ヴェルサイユ商業登記所に登記番号B 322 306 440 で登録された、フランスにおける欧州会社) またはその子会社の登録商標または商標です。

*本原稿は2022年7月27日(米国東部現地時間)に英語で発表された原稿の抄訳版です。より詳細な発表内容については原文の英語版(​https://www.medidata.com/en/about-us/news-and-press/medidata-supports-white-house-cancer-moonshot-effort-with-its-patient-cloud-technologies)をご参照ください。

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URL
http://www.medidata.com/jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー29階
電話番号
-
代表者名
ン・クィー・ペング
上場
未上場
資本金
-
設立
2005年04月