リテルヒューズ社、TVSダイオード「SP3118シリーズ」「SP3130シリーズ」を発売

高い動作電圧時にもシグナル・インテグリティを損なわず、リーク電流を低減

回路保護分野におけるグローバルリーダー、リテルヒューズ・インク (本社：米国イリノイ州シカゴ市、代表：会長兼社長兼最高経営責任者 : ゴードン・ハンター(Gordon Hunter)、NASDAQ：LFUS)の日本法人である株式会社リテルヒューズ（本社：神奈川県横浜市、代表者：代表取締役社長　蝦名　悟史）は、低キャパシタンスTVSダイオードの新シリーズ「SP3118シリーズ」と「SP3130シリーズ」を、本年8月上旬より発売します。売上目標は、1000万円を目指します。

 

「SP3118シリーズ」「SP3130シリーズ」

TVSダイオード「SP3118シリーズ」（全2製品）、「SP3130シリーズ」（全2製品）は、独自のシリコンアバランシェ技術に逆並列TVSダイオードを採用しているため、パフォーマンスを低下させることなく、連続的なESDストライクを安全に吸収することが可能で、IEC61000-4-2（静電気放電イミュニティ試験）規格の最大レベルまで対応します。また、逆並列構成により、交流信号時にはデータ回線の対称なESD保護が可能となります。また、両シリーズとも低リーク性に優れているため、消費電力量が大きく、バッテリー駆動の機器に最適です。

なお、同製品は、当社の国内販売代理店12社を通じ、販売します。


■特長
•低キャパシタンス（0.3pF @ VR=0V）により、高速データの信号の劣化や減衰が最小限に抑えられるため、余裕のある設計が可能。
•最大逆方向スタンドオフ電圧時にもリーク電流が極めて低く、過剰な漏電が発生しても高速両方向追加のキャパシタンスとして認識されるため、電池寿命とシグナル・インテグリティを維持が可能。
•高いESD性能（±10kV接触、±15kV空気放電）により、IEC規格の最大レベルを超えるESD保護を実現、あらゆる脅威に備え、野外製品の信頼性を確保。
•コンパクトサイズのため、限られた基板スペースを節約し、レイアウトを簡素化、スマートフォンなどの省スペースでの保護も可能。

■用途
近距離無線通信（NFC）およびFelica対応の、タブレット、ウルトラブック、電子書籍リーダー、スマートフォン、デジタルカメラ、MP3/PMPプレイヤー、セットトップボックス、ポータブル医療機器、電子機器

■仕様（表参照）

 

 

※両シリーズは、1万個入りのテープ&リールパッケージでのご提供となります。
※詳細については、SP3118シリーズの製品ページ（http://www.littelfuse.co.jp/products/tvs-diode-arrays/low-capacitance-esd-protection/sp3118.aspx）、および、SP3130シリーズの製品ページ（http://www.littelfuse.co.jp/products/tvs-diode-arrays/low-capacitance-esd-protection/sp3130.aspx）をご覧ください。

■売上目標／価格
売上げ目標：1000万円
価格： 代理店にお問い合わせください


リテルヒューズ について
1927年創立の Littelfuse, Inc.（本社：米国イリノイ州シカゴ市、代表：会長兼社長兼最高経営責任者: ゴードン・ハンター(Gordon Hunter)、NASDAQ：LFUS)は、回路保護分野におけるグローバルリーダーで、電力制御およびセンサー分野での世界的な躍進を確かなものにしつつあります。 同社は、ヒューズ、セミコンダクタ、ポリマー、セラミック、リレーおよびセンサーといった技術を必要とする電子機器、自動車および工業市場において世界中のお客様にサービスを提供しています。リテルヒューズは、北南米やヨーロッパ、アジアの 40 ヵ所を超える拠点に1万人以上の従業員を抱えています。詳細についてはリテルヒューズのウェブサイトlittelfuse.comをご覧ください。

株式会社リテルヒューズについて
株式会社リテルヒューズは、米国リテルヒューズ社の全額出資日本法人として1997年2月に設立（本社：神奈川県横浜市、代表者：代表取締役社長　蝦名　悟史）、約14名の従業員を抱え、リテルヒューズ製品の技術検証、品質保証、販売、及びサポートを国内顧客企業に対し提供しています。

本製品に関するお問い合わせ
株式会社リテルヒューズ
担当：加瀬（総務担当）
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