【請求書発行サービスの「機能」に関する調査】必要な機能（TOP10）の搭載ランキング1位は「oneplat」！

株式会社ジーユーエヌ

2024年8月19日 11時00分

　株式会社ジーユーエヌ（東京都新宿区）は、経理・財務部門にて「請求書発行・管理サービス／ツール」の運用に関与している20~60代の会社員を対象に、請求書発行サービスの機能に関する調査を実施しました。その結果、必要な機能第1位は「電子帳簿保存法に対応している」となりました。

　また、現在利用上位10位の請求書発行サービスについて、必要な機能TOP10（11機能）の搭載状況を調査した結果、総合得点で「oneplat」が1位を獲得しました。

　電子帳簿保存法改定の影響で、今年1月より電子取引の電子データ保存が完全義務化されたこともあり、企業は対応を余儀なくされました。請求書発行サービス利用者による今回の調査が、今後、サービス導入検討の際に重要な一助となることを期待しています。

＜「必要な機能」把握：調査概要＞

調査方法：インターネット調査

調査期間：2024年4月26日（金）～2024年4月29日（月）

有効回答数：200名

調査対象者：20-60代の会社員

　所属部門：経理・財務部門（「請求書発行・管理サービス／ツール」導入済み）

　部門内での役割：「請求書発行・管理サービス／ツール」の運用関与者

　会社規模：従業員数30名以上

調査実施：株式会社ジーユーエヌ

＜「必要な機能」搭載状況：調査概要＞

調査方法：デスクトップリサーチ、サービス資料など

調査期間：2024年7月

調査対象サービス：予備調査から10サービスを選定

　予備調査：「請求書電子化サービス」Google検索から41の「請求書発行サービス」を抽出して利用実態調査を実施し（2024年4月）、現在利用が高い上位10サービスを本調査対象サービスとして設定。（予備調査対象者は本調査と同条件。）

調査実施：株式会社ジーユーエヌ

①「請求書発行・管理サービス／ツール」の必要な機能、第1位は「電子帳簿保存法に対応」！「インボイス請求書自動変換」や「請求書の修正・取り消し」が上位に。

　「請求書発行・管理サービス／ツール」について必要な機能は、「電子帳簿保存法に対応している」（47.5%）が最も高く、次いで「インボイス請求書自動変換機能」（43.5%）、「請求書の修正、取り消し機能」（40.0%）が高い結果となりました。今年1月に完全義務化された電子取引の電子データ保存が、影響していることが推測されます。

②必要な機能TOP10の搭載状況ランキング、総合得点で『oneplat』がトップ！『freee請求書』が2位、『マネーフォワードクラウド請求書』『請求管理ロボ』が3位タイ。

　現在利用上位10サービスについて、必要な機能TOP10（11機能）の搭載状況について調査しました。それぞれ得点を与え※1、合計得点を算出した結果、総合順位1位は『oneplat』（11点）、2位が『freee請求書』（9点）、3位が同点で『マネーフォワードクラウド請求書』『請求管理ロボ』（8.5点）となりました。総合順位第1位の『oneplat』は、11機能全てがデフォルト※2で搭載されていることが明らかになりました。

　「納品書・請求書の発行枚数がどれだけ増えても、従量課金がかからない料金体系」をデフォルトで搭載しているのは『oneplat』と『マネーフォワードクラウド請求書』の2サービスのみとなりました。この料金体系があることで、月によって発行枚数が大きく変動するケースにも柔軟に対応ができそうです。

　また、「請求書発行する前の自社内での承認者を設定する機能」についても搭載しているサービスは少なく、承認フローを重視する際には注意が必要です。

　次の4つの機能「電子帳簿保存法に対応している」「インボイス請求書自動変換機能」「複数の納品書・請求書をまとめて発行できる機能」「他システムからのCSV連携で、請求データ発行できる機能」については、10サービス全てで搭載されています。

※1：得点付与方法【「デフォルトで備わっている」（○）…1点、「プラン/オプション別で備わっている」（△）…0.5点、「備わっていない」（×）…0点】

※2：「デフォルト」とは、複数プランがあった際にどのプランでも共通してその機能が搭載されていることを指します。