学校のトイレに関するアンケート結果公表 学校施設の改善要望の第1位は小中高ともに「トイレ」
~耐震化や空調設備の普及が進む教育現場、次なる最重要課題は「水まわり」の改善へ~
TOTOなどトイレ関連6社による研究活動組織、学校のトイレ研究会(事務局長:冨岡 千花子、事務局:東京都渋谷区)はこの度、「2025年度全国教職員アンケート調査」を実施しましたので、調査結果をお知らせします。詳細は同研究会のウェブサイト・研究誌(6月30日発行)に掲載しています。
今回の調査では、児童・生徒のために改善が必要なこととして、小中・高ともに空調や断熱などの環境整備に関する項目の中でも、特に「トイレ」が第1位となりました。トイレについて困っていることでは、「臭い・汚い」「清掃しても汚れがとれない」「洋式便器の数が足りない」に加え、「便座が冷たい」「お湯が使えない」など、設備改善を求める声も挙がっています。
洋式便器と和式便器の比率について、「すべて洋式」と回答した割合は公立小中学校で25%、公立高校で16%、私立高校で42%となっており、完全な洋式化には至っていない現状があります。また、温水洗浄便座の設置については、小中・高ともに「必要」「どちらかというと必要」が約7割を占めていますが、実際に児童・生徒用トイレに「すべてに設置」されているのは公立小中学校で20%、公立高校で10%、私立高校で40%となり、教職員からの要望に対して実際の設置状況が十分に追いついていない実態がわかりました。
学校トイレの整備は、子どもたちの学習環境の向上や災害時の避難所対応、そして教職員の職場環境改善の観点から喫緊の課題です。学校のトイレ研究会は、今後も調査・研究を重ね、安心して使える清潔で快適な学校トイレづくりのための情報提供に努めてまいります。

学校施設の老朽化が進む中、児童・生徒のために改善が必要な場所として、教職員が「トイレ」と回答したのは、公立小中学校で55%、高校で58%と、いずれも第1位となりました 。次いで小中学校では「廊下の手洗い場(47%)」が挙がるなど日常的に使用する水まわり設備の改善を求める声が圧倒的に多いことがわかります。

トイレについて困っていることは、小中高ともに「便座が冷たい」「臭い・汚い」「清掃しても汚れがとれない」が上位を占めています。これらに加え、「お湯が使えない」や「洋式便器の数が足りない」といった、さらなる設備面の改善を求める具体的な声が挙がっています。

公立小中学校においては、「すべて洋式」が25%、「洋式が多い」が41%を占め、洋式化が着実に進んでいます。一方、高校における「すべて洋式」の割合は公立高校で16%、私立高校で42%となっています。「洋式が多い」を合わせた割合は公立高校で62%、私立高校で86%に達しており、生徒たちの健康で快適な学校生活のため、さらなる洋式化の推進が望まれます。

温水洗浄便座の必要性については、公立小中学校、高校ともに「必要」「どちらかというと必要」が約7割でした。

温水洗浄便座が児童・生徒用トイレの「すべてに設置」されている学校は、公立小中学校で20%、公立高校で10%、私立高校で40%でした。職員用トイレでは、公立小中学校で45%、公立高校で25%、私立高校で59%となっています。Q2の「トイレについて困っていること」の上位にも「便座が冷たい」という声が挙がっており、設備環境の向上が求められています。
=====アンケート調査の詳細は研究会のホームページへ順次掲載します=====
学校のトイレ研究会 調査レポート
https://www.school-toilet.jp/usefuldate/
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会員企業(学校トイレに関連した主な商品)
アイカ工業株式会社(トイレ用壁材)
株式会社オカムラ(トイレブース材)
株式会社木村徳太郎商店(トイレ清掃)
TOTO株式会社(トイレ衛生設備)
ミッケル化学株式会社(薬用手洗石けん液・清掃用洗剤)
ロンシール工業株式会社(トイレ用床材)
学校のトイレ研究会 ホームページ
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