台湾必見のアートフェスティバル!「2023第二回ロマンチック台三線芸術祭」、今年6月開幕

グッドデザイン・ベスト100を受賞した台湾唯一の芸術祭全長150km、90のアート作品、45の飲食店、100のイベントが集結するカラフルで新しい台湾の旅

左脳創意

客家委員会が主催し台湾の客家(ハッカ)文化を発信する「ロマンチック台三線芸術祭」が、今年6月に二度目の開催を迎えます。
6月24日から8月27日まで、台北、桃園、新竹、苗栗、台中の5県市で展開。全長150キロメートル、台湾のほぼ半分にまたがるアートの祭典です。
今回は「彩りが多く美しい」という意味の客家語「ファラビボ( Falabidbog )」を合言葉に、アート・デザイン・食文化という異なる分野をクロスオーバー。客家に対する多彩な想像力を羽ばたかせ、多文化共生のエネルギーをもって、新しい“ハッカ道”を拓いていきます。

国内外のアーティスト50名、デザイングループ21組による90を超えるアート作品を楽しめるほか、45以上地域のレストラン、30以上の新・客家グルメ、60の定番ロード・トリップと100以上のアクティビティもあり、台湾において最もディープなアート旅行を堪能できます。

「2023第二回ロマンチック台三線芸術祭」が6月に開幕します(画像提供:ロマンチック台三線芸術祭)「2023第二回ロマンチック台三線芸術祭」が6月に開幕します(画像提供:ロマンチック台三線芸術祭)

  • 「ファラビボ(Falabidbog)」アート、デザイン、食文化を通じて客家文化を知る旅

台湾を縦断する台三線(台湾省道三号線)は、台湾で三番目に長い省道(日本でいう国道)です。台三線のうち北部から中部には、台湾で2番目に大きなエスニックグループである客家(ハッカ)人が多く住んでおり、客家人、閩南(ミンナン)人、台湾の先住民や日本人などさまざまな民族の衝突・融合の歴史があります。

台三線沿線にある昔ながらの客家集落(画像提供:ロマンチック台三線芸術祭)台三線沿線にある昔ながらの客家集落(画像提供:ロマンチック台三線芸術祭)


客家委員会の楊長鎮・主任委員(閣僚)によりますと、今回のテーマ「Falabidbog(ファラビボ)」は「彩りが多く美しい」という意味の客家語です。かつて客家の人々は荒れ地を開拓し、華やかで過度な装飾を避け、倹約を重視し実用的な暮らしをしていました。

そのため「Falabidbog(ファラビボ)」は「派手」という意味も感じられる表現でした。

長年にわたる台湾の先住民、閩南、日本などとの文化交流を通し客家文化もより豊かなものとなったことで、「Falabidbog(ファラビボ)」も新しい解釈と意味を持つようになっています。


「ロマンチック台三線芸術祭」は、台北、桃園、新竹、苗栗、台中の5つの県市、17の客家の町をまたぎ、全長150キロメートルに及ぶ台湾最大規模の回遊型アートフェスティバルです。今回は、7カ国から計50人のアーティストと21組のデザインチームを招き、台三線沿いをはじめ、客家文化園区、産業史跡、客家の寺院、洋館・歴史建造物、コンビニエンスストアなどに、90を超えるアート作品を展示します。

同時に、地域の客家飲食店45軒と台三線沿いのファミリーマートが30の新・客家グルメを提供。

また、今年も日本に縁のあるアーティストが参加し、日本文化の視点から客家文化について語ります。


・参加予定アーティスト(敬称略)

岡部昌生、西田秀己、久保寛子、kugenuma、Julio Goya、ロドリゲス=伊豆見・彩など


台三線沿線にある客家の伝統家屋「伙房屋」(画像提供:ロマンチック台三線芸術祭)台三線沿線にある客家の伝統家屋「伙房屋」(画像提供:ロマンチック台三線芸術祭)


  • カラフルでにぎやかなキービジュアル

客家文化といえば伝統的な花柄生地「客家花布(台湾花布)」をイメージするかもしれません。台湾のデザイン会社Bitoは、そのイメージから脱却し、カラフルではあるものの、3Dと「モダンツイスト」の現代的な技法により、客家の新しい美的スタイルを表現しました。

台湾の絶滅危惧種「石虎(タイワンヤマネコ)」、客家の人々が信仰する土地神を祀る「伯公廟」、客家を代表する特産物「柿」と「椿」、東方美人茶製法に欠かせない裏方であるチャノミドリヒメヨコバイ(通称:ウンカ)、生命力溢れる「桂竹」など、台三線の風土を代表するものを取り入れた、これまでのイメージを覆す画期的なデザインとなっています。

「Falabidbog(ファラビボ、客家語で『彩りが多く美しい』という意味)」をテーマに、カラフルで新しい台湾のロード・トリップを提案(画像提供:ロマンチック台三線芸術祭)「Falabidbog(ファラビボ、客家語で『彩りが多く美しい』という意味)」をテーマに、カラフルで新しい台湾のロード・トリップを提案(画像提供:ロマンチック台三線芸術祭)

伝統的なイメージを覆すカラフルなキービジュアル。客家の風土を代表する要素を取り入れています(画像提供:ロマンチック台三線芸術祭)伝統的なイメージを覆すカラフルなキービジュアル。客家の風土を代表する要素を取り入れています(画像提供:ロマンチック台三線芸術祭)


芸術祭の総合プロデュースを手掛ける「客家公共伝播基金会」の陳邦畛・会長は、「今回の三つの軸は、客家文化に対する伝統的な認識を覆し、これまでになくイメージを打破したものとなっている。」と自信をのぞかせました。


  • 台湾の客家文化を世界に発信

「ロマンチック台三線芸術祭」は、「客家文化の保存と継承」、「巨大な経済効果」、そして「国際マーケティング」が高く評価され、グッドデザイン賞を受賞かつベスト100に選出された台湾唯一の芸術祭です。

第二回となる今回は、伝統的かつ興味深い『ファラビボ(Falabidbog)』を合言葉に、この地域ならではの多様性と国際性を感じることができます。

客家文化の多様性を知ることができるアート展示、客家の公共施設によるリデザインや地域の飲食実験プロジェクトにより、客家のライフスタイルと文化を巡る新しいロード・トリップをご提案します。ぜひ実際に台三線へ足を運び、アートを楽しみながら客家文化を体験してみてください。


「2023第二回ロマンチック台三線芸術祭」は、6月24日から8月27日に開催いたします。今回の芸術祭には60のモデルコースがあり、公式シャトルバスの運行、ライオントラベルのアートツアーも予定しています。

石虎(タイワンヤマネコ)と共に、台三線に息づく自然・文化に思いを馳せながら、客家のカラフルな多文化をめぐるアート旅行を存分にお楽しみください。

最新情報と作品詳細は公式サイトで随時更新いたします。

日本語による公式サイトはこちらからご覧ください。https://www.romantic3.tw/index-ja.php


笑顔の記者発表会で「2023第二回ロマンチック台三線芸術祭」が始動(画像提供:ロマンチック台三線芸術祭)笑顔の記者発表会で「2023第二回ロマンチック台三線芸術祭」が始動(画像提供:ロマンチック台三線芸術祭)



  • 2023第二回ロマンチック台三線芸術祭(浪漫台三線藝術季)Romantic  Route 3

会期|2023.6.24-8.27
展示エリア|台北、桃園、新竹、苗栗、台中
主催|客家委員会
総合プロデュース|客家公共伝播基金会、左脳創意
公式サイト|https://www.romantic3.tw/index-ja.php
Facebook|http://facebook.com/romantic3.tw/
Instagram | https://www.instagram.com/romanticroute333/
Youtube |https://www.youtube.com/@romanticroute3

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

左脳創意行銷株式会社

0フォロワー

RSS
URL
http://www.leftbrain.com.tw/
業種
サービス業
本社所在地
台北市中正区金山南路1段17号7F
電話番号
-
代表者名
程詩郁
上場
未上場
資本金
-
設立
-