「カビ臭い」匂いのもとをAIが突き止める！　カビ診断サービス2022年春に開始予定

ハーツクリーンとI-PEX、カビの匂いセンシング事業協業、共同開発合意

ハーツリッチ株式会社ハーツクリーン事業部（本社：神奈川県藤沢市、代表取締役：穂苅英樹、以下ハーツクリーン）は、同社の豊富なカビ抑制や除菌施工サービス実績によるデータと、I-PEX株式会社（本社：京都府京都市、代表取締役社長 土山 隆治、東証第一部 コード番号：6640、以下I-PEX）の匂いセンサnose@MEMSを活用し、AI（人工知能）を使い匂いからカビの有無を診断する機器「noseBEAR」を共同開発することに合意したことをお知らせします。本機器による、カビ診断サービスは、2022年春にサービス提供開始予定です。

■ハーツクリーンとI-PEXによる「noseBEAR」共同開発の背景
　家の中が何となくカビ臭い、と感じても、カビの発生場所を突き止めるのが難しいことがハーツクリーンの調べで分かっています。ハーツクリーンへのカビ抑制や除菌施工サービス依頼件数の中では、カビの発生場所が想定しやすいお風呂などの水回りであるケースは約2～3％にとどまります。実は壁の中や畳、タンスの裏側といった湿気がたまりやすい場所にカビが発生していることが多く、新築の家屋の場合でも、使われていた材料がもともとカビていたケースなどもあり、簡単に見つけにくいのがカビの特徴です。
　カビがつくりだす毒素、カビ毒（マイコトキシンなど）を継続的に吸入し続けることは、アレルギー反応や喘息の遠因となる場合もあり、健康のためにもカビ発生は早期に突き止め速やかに除去することが重要です。

　ハーツクリーンは、創業以来、累計約1万軒以上の住宅やホテル、病院等にカビ・ウイルス抑制および除菌施工サービス提供・調査コンサルティングの実績があります。ハーツクリーンの実績データと知見、およびI-PEXの匂いセンサnose@MEMSを活用し、カビの有無を匂いでAIが判断する機器「noseBEAR」共同開発について、このたびハーツクリーンとI-PEXは合意しました。
　
　I-PEXは、2017年にMEMS技術を活用した匂いセンサ「nose@MEMS」（ノーズメムス）を発表、2020年4月よりCS(Commercial Sample)品の販売を開始し、一般販売の開始に向けた開発を継続しています。
　本機器に基づくハーツクリーンによるカビ診断サービスは、2022年春より開始を予定しています。

■ハーツリッチ株式会社ハーツクリーン事業部会社概要https://haezclean.com/
　ハーツクリーンは、2014年創業以来、累計1万軒以上の住宅・ホテル・老人ホーム・病院・学校・図書館・フィットネスクラブ等にカビ・ウイルス抑制および除菌施工サービス提供・調査コンサルティングの実績があります。
　ナノ酸化チタン・銅イオン・銀を世界で初めて掛け合わせ、抗菌・抗ウイルス光触媒「クリーンプロテクション®-NFE２」（以降クリーンプロテクション®）を開発し（特許申請中）、液剤を屋内で燻蒸することにより、ウイルスやカビの接触感染のリスクを低減し、安心・安全な屋内空間をつくる、カビ・ウイルス感染対策サービス「カビウイルスホームクリーン」の提供を、2020年4月より開始しています。
　さらに、EOG（エチレンオキサイド）ガスによる滅菌専用機器を搭載した滅菌車による「ガス滅菌車全国出張サービス」を2020年9月より開始しました。

＜お客様向けお問合せ先＞
■TEL：[phone]（平日9:00～18:00、土日祝休｜https://haezclean.com/contact2）