企業で活躍する「リスクアドバイザー」オンライン資格講座 開催決定!
自然災害、感染症、サイバー攻撃、テロ……、リスク多発時代の今だからこそ求められる能力。
危機管理の専門メディアであるリスク対策.comは、兵庫県立大学大学院(監修:木村玲欧教授)との共同研究のもと「リスクアドバイザー」の資格制度を創設しました。2023年12月に第1回認定講座を開催したところ、大きな反響をいただき、2024年4月から定期開催をすることが決定しました。また、オンラインでの開催を望む声が多く、4月・11月はオンライン開催、8月は対面で実施いたします。
詳細はこちら:https://www.risktaisaku.com/feature/seminar/risk_bc_adviser
目的:リスクアドバイザーが活躍し続ける社会
大規模災害や事故、不祥事など、組織を取り巻くリスクが増える一方で、日本の組織においては、継続的に危機管理能力を組織に定着させていくことが難しいことが指摘されています。
先進的な企業では、BCPやリスクマネジメントなどの危機管理担当者を配置する動きも加速していますが、新たに危機管理担当者に任命された社員は、十分な教育を受けることなく、最初の数年間は、不安を抱えたまま五里霧中の状態で業務を行わざるをえないのが実情です。危機管理担当者としてどのような知識・能力が求められ、どのようにそれらを身につけられるのかがが分からないため、手当たり次第、本やテキストを読みあさるしかありません。意識・意欲が高い人が担当になれば、組織全体の危機管理力は高まりますが、もし逆なら、これまで積み重ねてきた組織としての危機管理力そのものが低下しかねない。これが、日本組織の危機管理の大きな課題とされてきました。
しかし、危機管理担当者が定期的に変わることは必ずしも課題とは言い切れません。一定の能力を持つ危機管理担当者の経験者を増やすことができれば、組織全体の危機管理を高めていくことにもつながります。そのためには、危機管理担当者に求められる能力を「見える化」し、標準的な教育プログラムにより、その能力を効率的に身につけられるようにすることが求められます。そこで創設したのが「リスクアドバイザー」資格です。
資格制度の特長
リスクアドバイザーは、企業が直面するさまざまなリスクに対して、洞察力と専門知識を持ち合わせ、リスクの分析や予測、事前の対策・立案を行います。また、会社の存続を脅かすような脅威が生じた際に、即座に対応し事業を復旧できるような力を組織に定着させる必要があります。
そのため、資格取得にあたっては、3日間のプログラム「リスクアドバイザー養成講座」の受講が必要になります。養成講座は、広い概念での「リスクマネジメント」と「事業継続マネジメント」の能力を身に付け、これらを各組織に適した方法で実践しながら、継続的に改善していけるようになることをコンセプトにしています。さらに、なぜ危機管理に取り組む必要があるのかといった法的根拠や、特に事業継続に影響を与えるITに関する知識などもプログラムに盛り込んでいます。
研修内容
1 ID理論に基づく研修プログラム
本資格制度は、兵庫県立大学大学院との共同研究により開発された科学的なプログラムです。教育設計ID(Instructional Design)理論をベースに、組織の事業継続力やリスクマネジメントに関する調査結果を取り入れたプログラムとして開発されました。計15時間の講義を受ければ、リスクアドバイザーとしての基礎的な能力を身に付けることができます。
2 ISOを基本とした講義内容
リスクマネジメントはISO31000、BCPはISO22301、そして危機管理は法律の理解やITなどの知識に加え、危機対応全般について学びます。
3 各組織の課題に適用するための実践講座
各講座では、各組織の課題に応じてリスクアドバイザーとしての能力が発揮できるよう「実践講座」を用意しました。ここでは、グループワークでの討議により、多くの気づきと、組織にリスクマネジメント、事業継続マネジメントを浸透させていくためのヒントが得られることでしょう。最終日には試験を行い、試験合格者を資格認定いたします。
プログラム
第1回開催報告
初回講座は2023年12月に開催しました。対面形式で3日間のプログラムを実施しました。
終了後のアンケートでは、93%の人が、この講座を「人に勧めたい」と高く評価をしていました。
【受講者の声】
-
広義のリスクマネジメントについて、あらゆる分野の専門家の方から講義いただき、非常に興味を持って話を伺うことができました。規格の話から実際の災害時の話まであり、体系だって理解できました。法律や心理学の観点はとくに面白かったです。すばらしい講義、資格を企画いただいてありがとうございました。コスパが良すぎですね!社内でも共有したいと思います。(人材サービス業)
-
目標であった、リスクマネジメントやBCPなどの知識を習得するができました。第一回という、貴重なタイミングで受講することができて、良い経験となりました。こうした講座があることを、今後、上司、部下、同僚に教えていきたいと考えています。講師のみなさま、運営の方がた、本当にありがとうございました。引き続き、知識の習熟に努めていきます。(行政)
-
社内のリスク管理専門部署としてのスキル向上、スキル判断に是非活用させていただきたいです。首都圏外の事業所からも参加可能な日程、スケジュールが望ましいのに加えて、オンラインの選択肢があれば、参加可能性は高くなると考えますにで是非ご検討をお願いします。リスク管理、危機管理、BCPの体系的説明が受けられる貴重な機会を作っていただき感謝しております。毎年継続していただけますようよろしくお願いいたします。座学の学習だけでなく、参加者同士、意見交換や発表ができるには大変有効でした。他社がどのように取り組まれているかを知る事で自社に取り入れるヒントもたくさん頂けました。事務局の方々も、色々と気配りいただいて、ありがとうございました。(製造業)
2024年第1回開催概要
■プログラム
・研修:組織への定着プログラム
4月12日(金)09:40-17:00
・研修:リスクマネジメントプログラム
4月18日(木)10:00-17:00
・研修:事業継続マネジメントプログラム
4月24日(水)10:00-17:00
■試験(IBT方式)
専用の受験システムにインターネット経由でアクセスしていただき、4月25日(木)13時~5月2日(木)18時の間の任意の1時間、好きな場所で受験していただけます。詳細は研修最終日に説明します。
■研修方式
Zoomミーティングを利用
※同日夜からオンデマンドによる学習可能(復習利用可)
■受講/検定料と支払方法
一般:8万8000円/人
リスク対策.PRO(有料)会員:5万5000円/人
請求書払い(テキスト代・税込み)
■申し込み締め切り
4月5日(金) 16時
詳細はこちら:https://www.risktaisaku.com/feature/seminar/risk_bc_adviser
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像