【次世代ロボットエンジニア支援機構】FRC(FIRST® Robotics Competition)出場チームを発足!大会参加メンバーとして中高生11名が加入!
京都・奈良の中学・高校生が中心となって世界に挑む!
次世代ロボットエンジニア支援機構(所在地:京都府相楽郡精華町、代表理事:川節拓実、通称:Scramble)は、FRC(FIRST® Robotics Competition)参加チームを新設しました。本機構所属のRoboMaster、MicroMouse、RoboCupJunior、RoboCupSSLの4チームと互いに技術・ノウハウなどを共有し、競技会で上位入賞を目指します。
- 「FRC(FIRST® Robotics Competition)」とは
FRCのキャッチコピーに”More than Robots”があり、この言葉は「FRCは単にロボットを作るだけのコンテストではない」ことを表しています。ロボット製作以外に社会奉仕活動など、アウトリーチ活動の実施もコンテストの一環です。この活動の中でチームは様々な社会問題の解決やSTEM教育の普及に携わります。またFRCに参加するには年間約300万円以上の資金が必要になりますが、これはすべてチームメンバー自らが調達しなければなりません。そのためチームは企業とのスポンサー交渉やクラウドファンディングなどを通じて資金を集めます。
“More than Robots”を評価するため、FRCで権威ある賞の一つに”Chairman’s Award”があります。これはアウトリーチ活動をはじめ日々の活動がFIRSTやFRCの理念に沿っており、参加者の手本となるチームに贈られるものです。地方予選において世界大会への出場権を獲得できる賞の一つであり、さらに世界大会でこれを受賞すると世界大会への恒久的な出場権を手にできます。
- 「Scramble-FRCチーム」の紹介
一方、FRCはロボットコンテスト未経験者でもロボット工学を学ぶ最適な場です。またはアウトリーチ活動に強い興味を持ってチームに加入したメンバーもいます。FRCの活動内容は「まさにロボコン!」といったようなものから社会に働きかけるようなものまで多岐に渡り、課外活動に積極的な学生にとってはうってつけの場です。
現在は来年1月のシーズン開始に向けて、日々、他チームのロボット分析や、数多くのロボコン経験から得た知識を元にメンバー同士での教えあいや講習会を実施しています。
- 主要メンバー紹介
私は以前FRC主催者の「FIRST」が9歳から16歳向けに開催しているFLL Challengeに2年間参加していました。この世界大会に出場した時にFRCのロボットを見せていただいたことをきっかけに、今後より専門的なロボット工学やチームマネジメントを学びたいという思いから、FRCに取り組むことを決めました。FRCは困難の連続ですが、世界大会優勝を目指して自分達を鍛錬し乗り越え、Scrambleの重点強化チームとして他競技のチームと連携し更なる高みを目指します。また、私は中学の部活からロボコンを通じてSTEM教育を受けてきた身ですが、STEM教育の環境を整えることは簡単ではないことを学生ながら実感しています。そこで、自分達が果敢に挑戦することで、微力ながらより多くの児童や社会にSTEM分野の理解や興味関心、さらには普及に貢献できるよう努めていきたいです。
・中村篤(高校1年生(16歳) 運営担当)
私は中学生のとき、FLL Challengeに参加していました。FLL Challengeも、単にロボットを走らせるだけではなく、チームの活動などについてのプレゼンテーションも競技のひとつとされていて、実践的な経験を積むことができるコンテストです。世界大会にも二度出場し、そのプロセスから多くのことを学ぶことができ、非常に有意義な経験でした。FRCでは「チーム運営を選手自らが行う」という特性上、チーム内外をよく俯瞰した上でより主体的、能動的に活動に取り組むことが求めらます。今回、このような学びこそ自分に必要なものだと考え、参加を決心しました。FRCに参加しなければ高校生としてまず直面しえないような課題、悩みにたくさん出会うかと思いますが、自己研鑽を積み重ね、真摯に取り組んでいきます。
・山﨑隆平(高校1年生(16歳) ハード担当)
今までの活動は小型ロボットの制作が主でしたが、大型ロボットの製作への憧れと、チームワークを発揮した開発に興味があり参加することにしました。FRCは大人数でロボットを制作するので、チームワークが大切になります。私はこれまでの活動の中でFRCでも肝となる3DCADの技術を習得しました。その技術と経験を活かしてハード担当として、最高のチームとなるようチーム内での技術共有や勉強会などを率先していきたいと思います。さらにスポンサーや支援者様などの資金での開発となるため責任も大きくなりますが、全力で取り組み世界大会で誇れるロボットを製作していきます。
- Scramble代表理事 川節拓実コメント
- メンバー・メンター募集
- 「次世代ロボットエンジニア支援機構(Scramble)」について
【ご支援のお願い】
次世代ロボットエンジニア支援機構では企業様、個人様からのご支援によって事業を推進しています。ご支援の詳細はこちらをご覧ください。
企業様:https://scramble-robot.org/support/sponsor_info/
個人様:https://scramble-robot.org/support/supporter_info/
- 詳細情報
法人名:一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構
所在地:京都府相楽郡精華町精華台7-5-1けいはんなオープンイノベーションセンター209号室
代表者:代表理事 川節拓実(大阪大学助教)
設立:2020年5月18日
URL:https://scramble-robot.org/
事業内容:次世代のエンジニア育成・支援、ものづくり界隈活性化
詳細資料:https://prtimes.jp/a/?f=d62410-20200912-6515.pdf
【本件に関するお問い合わせ先】
事務所:京都府相楽郡精華町精華台7-5-1けいはんなオープンイノベーションセンター209号室
e-mail:info@scramble-robot.org
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 人物
- ビジネスカテゴリ
- 電子部品・半導体・電気機器学校・大学
- ダウンロード